作品情報キャスト/花不棄
総制作費32億でベストセラー小説を映像化し総再生数100億超え、同時間帯視聴率1位を獲得した中国ラブ史劇
「碧羅天の宝を開けられるのは聖女だけであり、その宝を得た者は天下を取る」
自分の出自を知らず流浪の人生を送る聡明で明るい花不棄(カフキ)は育ての親を殺され真相を突き止めるために冒険に出ると仮面を付けた蓮衣客と出会い人柄に惚れるが正体は皇族の王子・陳煜だった。どんなピンチにもヒーローのように現われる蓮衣客に恋する花不棄と冷たい態度を取りながらも支える陳煜、そして花不棄に恋するイケメンたち。
流浪の身から皇族の姫として名家に迎えられ才能を活かし大商家を率いる若き女当主になるまでのサスセスストーリー。
ネタバレあらすじ
第47話/報われない愛のために
拘束された花不棄(朱珠)は強硬手段に出るしかないと思いトイレに行くと伝えて逃走を試みるが失敗し割れた器で怪我をしてしまいます。
報告を受けた東方炻は雲琅が林丹沙を連れて戻ってきたので運営に呼んで手当をさせます。林丹沙は負傷したものが花不棄だったので驚き衣を脱がせるからと全員を出て行かせます。
花不棄は逃げたいと相談するがやっとの思いで雲琅と生きてきた事、また助けたとなれば雲琅と莫若菲の身も危険だとして断られます。
配慮が足らなかったと反省する花不棄は心配でやってきた東方炻に「私利私欲のために異民族と手を組み、皇位を巡る争いで多くの民が巻き込まれどれだけ家族を失ったか知っているのか」と怒ります。
誠王が継ぐべき皇位を今の皇帝に奪われたから取り返すだけだと言われ民を思う心を持たないものは皇帝には相応しくないと言い放ちます。
林丹沙は誰にも言うなと東方炻から命じられていたが莫若菲は神医なのに自重するという事は女だと気付きます。花不棄ではないのかと聞くと一緒にいた雲琅は何でここにいるんだと驚きます。
雲琅は莫若菲が引き渡したと知り出世のために売ったのかと怒ります。雲琅が命に代えても花不棄を救おうとするので今でも想っているのだと林丹沙は悲しみます。
しかし愛する雲琅のためにも花不棄の逃亡に協力することを決意します。
東方炻の側近である黒鳳は莫若菲を雇った事と若様の様子がおかしい事で蕭九鳳に報告すると陣営から遠ざけるよう命じられます。
花不棄は見張りの者に針を刺して逃走しようとしたが蕭九鳳に捕らわれてしまいます。
聖珠と地図の在処を吐けと言われ花不棄は断ると毒を飲まされます。駆け付けた東方炻は蕭九鳳の部下を一瞬で斬り付け「碧羅天の力などなくても天下は取れる、はやく解毒しろ」と激怒します。
野心のために愛する人を議性には出来ない、同じ苦しみを味わう方が楽だと東方炻は自分の体に短刀を刺すと蕭九鳳は悔しがりながらも解毒剤を差し出しました。
処刑の日が迫っているのに花不棄が現われないことで柳青蕪は陳煜を連れて逃げようとするが逆に手刀で眠らされます。
陳煜は「感謝するが恩は来世でしか返せない、幸せな妃となれ」と置き手紙を残し脱出を図るが捕まってしまい「暗衛を率いて東方炻の軍を征討しろ、逃げれば朱八華の命はない」と強いられます。
第48話/誰がために膝を折る
陳煜が逃走したと報告を受けた皇帝は朱八華を斬り骸を城壁に掲げろと白漸飛に命じます。
そして柳青蕪の提案通り偽物の花不棄を用意し東方炻を誘き寄せようと企てます。東方炻は陣営から煙が上がったのを見て花不棄の元に駆け付けるが雲琅によって救出されていたのでいませんでした。
それにより前線での報告を受けた東方炻は皇帝が朱珠を拉致して火を放ったのかと思い小蝦に行くよう告げ自らも確認しに行きます。
小蝦は本物の花不棄が捕らわれていると勘違いし助けに行くが偽物と分かった瞬間に二本の矢が突き刺さり城上から落下するが東方炻にキャッチされます。
雲琅と一緒に門の近くまで来ていた花不棄は矢が突き刺さる小蝦を目撃して陣営に戻ると東方炻から重傷でもう助からないと言われます。
小蝦は元崇に会いたいとお願いし好きだった事を告げます。「お嬢様を守ってください」とお願いし元崇に抱かれながら息を引き取りました。花不棄は自分のせいだと泣きじゃくります。
陳煜は東方炻の配下と戦っているとそこに東方炻がやってきます。
「朱八華の命を議性にするとは英雄でも我が身が大事なようだ、朱珠が聞いたらどう思うかな」
陳煜と東方炻は一騎討ちをするが決着が付かず、間に入った韓業は投降して朱八華の仇をとってはどうかと進言します。
逃亡ですでに不忠不孝の輩だと陳煜は激怒するが朱珠と元崇が東方炻の陣営にいると知り部下を解放する条件で確認しに行きます。
戦で不利な状況になったら秘宝を頼るしかなくなるので花不棄を守るためには東方炻の配下となるしかありませんでした。
大将軍となった陳煜は「朱八華の命を奪ったのは私だ。もう君に関わらないと殿下と約束したので私を忘れろ」と花不棄に告げ出て行きます。花不棄は「私を捨てるはずない」と泣き叫びショックで気を失ってしまいます。
第49話/秘策
陳煜が東方炻のもとに投降したのは実は皇帝の許可を得ての行動でした。
逃亡犯として投降し内情を探って叛徒の掃討に一役買い陛下を欺いた罪を償うと話を付けていたのです。
花不棄(朱珠)が三日も食事を摂らずこのままだと危険だと思った東方炻は陳煜に説得を頼みます。陳煜はすぐ後ろに東方炻がいるので一計のことは言えず「祖先には申し訳ない気持ちでいっぱいだが幸い朱珠が聡明ゆえ朱府を再興すれば自分の面目も保てる」と朱八華が最期に言っていたと告げます。
花不棄は泣きながら食べ始め陳煜に出て行けと言い放ちます。花不棄は東方炻が楽しませようと用意した花火を見ながら小蝦や朱八華の事を想います。
柳青蕪が皇帝の妃となった事を知る東方炻は内通する白漸飛に見張らせ隙を見て柳青妍とすり替えると蕭九鳳に伝えます。
難所である徐州の守将は陳煜の叔父なので雲琅と莫若菲と3人で将軍府に行き投降させるよう命じます。陳煜を信用していないので兵を預けるのは危険であり、また花不棄を置いていくと蕭九鳳に毒を盛られる可能性もあるため花不棄を連れ自らも徐州に向かいます。
皇帝から戦報を教えられた柳青蕪は兵の士気を高めるために徐州に行きたいと願い出ます。それは前に皇帝から陳煜の一計を知らされており白漸飛の前で芝居をするよう言われていたからです。
白漸飛から柳青蕪が徐州に向かったと報告を受けた東方炻は柳青妍を行かせます。
柳青蕪は皇帝の妃として生きる事を決意しており更に寵愛を受けるために向かっていました。そこに妹の柳青妍が現われ毒を盛られるがそれは話を聞いて貰う前に襲われることを回避するためであり両親を殺したのは柳明月だった事を知らされます。
柳青蕪は妹が来るのを知っていて毒のお香を焚いていたが姉妹で争っては柳明月の思惑通りになってしまうため和解しました。
柳青妍は入れ替って徐州を制圧したあと皇宮に戻り白漸飛と共に皇帝を殺すよう東方炻に命じられた事を伝えると柳青蕪は皇帝の読み通りだと思います。
妹にしばらく隠れているようお願いし入れ替ったフリをして柳青蕪は行動します。