作品情報/聴雪楼
再生回数20億回を突破した傑作ロマンスアクション時代劇。
あらすじは?
巫術で人心を操る拝月教を一掃するため聴雪楼の主・蕭逝水の呼びかけに三大飛仙(雪谷・白帝・舒血薇)が立ち上がるが決着はつかず正邪の戦いは激しさを増しながら中原へと広がりつつあった。
拝月教教主・華蓮の一撃を交わすことができず命を落とした舒血薇のまだ幼い娘・舒靖容は沈沙谷の白帝に弟子入りして青冥と名付けられる。父親の形見である血薇剣を手に復讐を誓いながら2人の兄弟子と共に成長し美しき女剣士となった。
一方、雪谷の弟子で江潮の頂点に立つ聴雪楼の楼主・蕭憶情は生まれつき毒に侵され短命だと言われているなか両親を奪った拝月教とは因縁があった。そんな2人の愛と復讐の物語。
相関図・キャスト
ネタバレあらすじ/聴雪楼
注意・こちらは完全版のネタバレあらすじになります。おそらくテレビでやる時はいろいろカットされるのでもっと短いと予想します
第1話
南江で興った拝月教は月神崇拝を謳い巫術で人心を操り民を惑わしていました。聴雪楼の楼主・蕭逝水の呼びかけに白帝、雪谷、血魔が立ち上がり死闘を繰り広げるも決着は付かず拝月教は中原へと進出していった。
まだ幼い舒靖容は母親を亡くし戦いから戻った父親の血魔(舒血薇)と一緒に天灯を揚げるがそこに拝月教が襲いかかります。
舒血薇は娘を守りながら敵を蹴散らしていると拝月教の教主・華蓮が現われ「親子二人の命は保証するから手を組んで聴雪楼を討とう」と誘われます。
妻を殺した拝月教と手を組むわけがない舒血薇は話しにならないと剣を構えるが華蓮の一撃を交わす事ができず血蠱が身体中に広まり意思を奪われてしまいます。操り人形となった舒血薇は娘を殺すよう命じられ剣を手に歩み寄るが「お父さん」と泣き叫ぶ娘を見て叫びながら自分の体に剣をぶっ刺しました。
そこに蕭逝水が駆け付けた事で舒靖容は保護されます。蕭逝水の妻・雪紋は華蓮の妹弟子であり救うために戦っていたが「もう処刑した」と言われショックを受けます。
聴雪楼の若様で雪谷の弟子・蕭憶情は父親の墓から動こうとしない舒靖容を迎えに行きます。舒靖容はそれでも動こうとはせず気を失ってしまい、蕭憶情は生まれつき毒に侵され短命だと言われているので聴雪楼まで連れて帰るのは体が持たず近くの沈沙谷に行きます。
蕭憶情は白帝の治療を受けて命を取り留め、目を覚ました舒靖容は誰も信用できず父親の血薇剣を手に崖から湖に飛び込むが白帝の一番弟子・青嵐に救われます。
白帝は冥星の動きが何やらおかしい事に気付き「冥星と軌道を交えた星は必ず潰える」と言い伝えがあるので舒靖容の運命なのかと気にします。
しっかり生きろと父親の最期の言葉を思い出す舒靖容は武芸を学びたいと願い出ると白帝から「青冥」の名を与えられます。
身を守るために武芸を教え殺し合いとは無縁の生活を送らせてあげたいと白帝は思ったのです。
第2話
血薇剣を白帝に預け弟子入りした青冥(舒靖容)は二人の兄弟子・青嵐と青羽と共に稽古に励みます。
聴雪楼の若様・蕭憶情が療養中だと知り「いずれまた会う時までに病を治して」と彼の小指に自分の小指を絡ませ約束します。蕭憶情は師匠の雪谷と弟子の南楚に守られながら聴雪楼に戻っていきました。
~10年後
蕭憶情は聴雪楼に戻ると刺客がいるのを察知し一掃します。体調は変わらないものの武芸は一流となるまで成長していました。
警備をする天理会の麦千城(蕭憶情の叔父)が駆け付け刺客の件は自分が調べると名乗り出るが楼主の蕭逝水は10年間体調が悪く忘れ去られた存在となっており現在最も力のある人物なので蕭憶情は疑っていました。
紫陌から謝家からの依頼内容を渡されると令嬢の嫁入りの日に山賊に拉致され救出と保護を頼みたいと書かれていました。謝梨州は朝廷の高官なので役人を動かせるはずだと南楚は思うが鎮南王の世子が謝符に移動中だから秘密裏に事を運ぶ必要があると紫陌は言います。
紫陌は冤罪の父親を救って貰う条件で謝家の第5夫人となったがその後第一夫人に追い出され貧しく暮らしていたところ蕭憶情に助けられました。和を重んじる性格だと教えられた蕭憶情は依頼を引き受ける事を決めます。
父親の墓参りの途中に山賊に拉致される令嬢を目撃した青冥は助けようとするが護身の術しか習っていないので窮地に陥ります。
そこに南楚と蕭憶情が助太刀に入り10年振りに再会するが蕭憶情は覚えていないようでした。
一方、謝符に向かう世子の護衛には白帝の門下・青嵐が務めており世子の替玉には青羽が務めていました。謝梨州は死亡届を出していたので名声が大事なのだろうと令嬢は口にします。蕭憶情は偽物の死体を用意して確かめさせると令嬢の冰玉は涙を流すのだった。
第3話
謝梨州は最後に娘の顔を見ようと棺を開けると空でした。
清らかな体であっても世間はそう思わないと冰玉が自害しようとしたので青冥(舒靖容)は止めたが「まさか娘の命より家名を重んじるとは」と言い放ちます。
棺に蓋をする様子を冰玉は見ていたと蕭憶情は説明し冰玉が名前を変えて二度と家に戻らなければ名声も守れると告げると娘を守ってくれるなら聴雪楼に尽くすと謝梨州は言います。
鎮南王の世子の護衛に聴雪楼の者を潜ませお守りしたいとお願いし、青冥は人助けに協力出来て良かったと告げます。
聴雪楼に戻った蕭憶情は自分の身分を知っても彼女は身分を明かさなかったが生きていて良かったと南楚に話します。その時、刺客が来たと思い身構えるが雪谷の娘・池小苔だと分かり軽く相手をしてやります。
兄弟子の蕭憶情と南楚は彼女のそそっかしい性格に手を焼いています。
天理会の麦千城が楼主・蕭逝水を訪ねて聴雪楼の心配を口にするので蕭憶情は「自分が戻った以上父親を支えるので部外者のご心配には及びません」と言い放ちます。
山賊が雇い主から渡された金葉を手にしながら「叔父上の配下を貸してください。城外へ赴き世子の出迎えに当たらせます」とお願いすると受け入れられました。
叔父上が去ったあと「麦千城のわが物顔をなぜ許すのか、私は麦千城とその勢力を潰したいので配下を少しずつ排除します」と父親に告げると吐血し倒れてしまいます。
雪谷が分けてくれた内力で生き延びている蕭憶情はそれを使って父親を助けようとします。
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