作品情報キャスト
再生回数20億回を突破した傑作ロマンスアクション時代劇。
巫術で人心を操る拝月教を一掃するため聴雪楼の主・蕭逝水の呼びかけに三大飛仙(雪谷・白帝・舒血薇)が立ち上がるが決着はつかず戦いは激しさを増しながら中原へと広がりつつあった。拝月教教主・華蓮の一撃を交わすことができず命を落とした舒血薇のまだ幼い娘・舒靖容は沈沙谷の白帝に弟子入りして青冥と名付けられる。父親の形見である血薇剣を手に復讐を誓いながら2人の兄弟子と共に成長し美しき女剣士となった。一方、雪谷の弟子で江潮の頂点に立つ聴雪楼の楼主・蕭憶情は生まれつき毒に侵され短命だと言われているなか両親を奪った拝月教とは因縁があった。そんな2人の愛と復讐の物語。
ネタバレあらすじ/聴雪楼
第4話
天理会の麦千城は聴雪楼楼主の蕭逝水が病弱な蕭憶情に地位を譲ろうとしていたので権力を完全に握られると我らは下僕と成り下がると配下たちを集めます。
短気な麦千城はすぐに動くだろうと読んだ蕭憶情は世子を迎えに行く途中で天理会が潜んでいるから阻止しろと告げており見事に南楚と紫陌が返り討ちにします。
風情苑で待ち構える蕭憶情だが青冥(舒靖容)が別れの挨拶に見えたので争乱の最中にあるので早く発ったほうがいいと告げるが兵が押し寄せてくるのを察知し隠れさせます。
「お前の命もこれで終わりだ」と兵を引きつれる麦千城に対し「すぐに引けばこれまでの恩義に免じ命だけはお助けします」と告げます。
刀を持って向かってきたので蕭憶情は何も持たずに手刀だけで返り討ちにするが「腕比べに来たわけではない」と兵が押し寄せてきたので見事な刀さばきで斬り付けます。
南楚と紫陌も戻り一気に形勢は逆転し麦千城を捕らえます。率先して戦っていた逃げる者(黄泉)を紫陌は捕らえるがどこかで見た顔だと考えている間に逃げられます。かつて黄泉は銭家に借金があり大事に育てた馬を粗末に扱われ身を挺して守っていました。目撃していた紫陌は銭家の帳場にいた者だと思い出し南楚に伝えます。
蕭憶情に命じられて回り道をして世子を迎えに行った池小苔だったがそれは替玉役をしていた青羽でした。
一方、世子を護衛していた青嵐は拝月教の襲撃に遭いなんとか撃退するが世子が蠱虫に侵され蠱毒に詳しいからと護衛に付けられていた燁火も毒で倒れてしまいます。
世子は蠱虫の事が外に知られたら鎮南王府は危機に陥り内粉が起きてしまうと警戒し青羽に最後まで替玉を演じて欲しいと言いました。
拝月教の間者が護衛にいたのではないかと疑う青嵐だがまずは沈沙谷に連れて行き世子の蠱虫と燁火の毒を除こうと思います。
第5話
聴雪楼の楼主・蕭逝水から書庫の鍵を渡された蕭憶情は本当に必要になった時にだけ使えと言われ母親・雪紋が拝月教から持ち出した秘密の書があるのかと頭をよぎります。
蕭逝水は牢獄した麦千城に会いに行き「独立しようが聴雪楼に背こうが咎めぬが拝月教と結託し正義の名のもとに悪をなすのは到底許せない」と言い放ちます。
バレていたのかと開き直る麦千城は崇拝される英雄豪傑になれる事を天下に知らしめたかったのだと叫びます。蕭逝水が吐血して倒れたところを麦千城は叩き潰すと潜入していた天理会に救出されます。
蕭憶情は既に突き止めていた拝月教の隠れ家を協力を買って出た青冥(舒靖容)を連れて向かい「麦千城の言った通りだ」とわざと聞えるように告げ襲撃し1人を逃がしました。
紫陌は黄泉に会いに行き「天理会の理念を聞いて加入し銭家に復讐したのだろう」と告げます。銭家の男17人は皆殺しにあっていたが罪なき女子たちは見逃されており恨みは晴らしたけど遺族を放っておくことは出来なかったのです。
馬を助ける事が出来なかったのは誰もが経験する悔しさであり黄泉の痛みと屈辱を理解出来る紫陌は「正義には口上もお題目も必要がない、本当の正義とは何かいずれ分かるだろう」と告げて去ります。
沈沙谷の入り口に到着すると青嵐は掟であるため世子と燁火に目隠しをお願いします。
白帝に治療をお願いすると毒の入れ方が拝月教の教主・華蓮としか思えないと言います。燁火は白帝の内力を使って世子の蠱毒を自分の体に移せば世子は助かると言います。
第6話
燁火を案内していた青嵐は異変を知らせる鐘の音を耳にして急いで戻ると拝月教の多くの死体が転がっていました。隠れ扉を開けられ侵入されたのも初めてのことではあったが更に突き進むためには九宮八卦陣を突破せねば入れないのです。
その頃、麦千城は蕭逝水を始末したと拝月教を訪ねるが教主・華蓮から葬儀の噂は聞えてこないし隠れ家の情報を漏らしたらしいなと攻撃を受けます。
麦千城は簡単に聴雪楼を裏切るような奴であり疑わしき者は消すのが拝月教の掟なのです。
10年間無力だった償いをするため蕭逝水は拝月教と天理会を一掃するため襲撃します。蕭憶情は楼主の姿が見えない事で察知し仲間を連れて駆け付け最後まで戦う黄泉に「麦千城は逃げたから天理会は烏合の衆だ」と紫陌は訴えます。
黄泉が自害しようとしたので紫陌は剣を払って捕らえます。天理会にも忠臣がいた事に感服する蕭憶情だったが楼主が華蓮を倒すべく隠れ家にいると報告を受け向かうが扉を開ける事ができません。
中では蕭逝水が華蓮と対峙していたが雪紋が今でも拝月教の聖湖の底で苦しんでいると知り驚きます。火薬で扉を爆破し駆け付けると火煉蠱の術で操られた麦千城の剣が蕭逝水の体に突き刺さっていました。
蕭憶情は麦千城を始末すると「雪紋が生きている」と言い残し蕭逝水が息を引き取りました。
葬儀に足を運んでくれた雪谷と白帝に蕭憶情は父上の意志を継ぐ事を伝え再興して拝月教を追撃するためにも力を貸して欲しいとお願いします。