作品情報キャスト
人気実力派俳優リー・イートン、リー・シエン共演の中国アクションラブ史劇
蘅国と烈国が天下を争うなか九死蚕神功の使い手で武林の覇者である巴山剣場の剣首・梁驚夢は元武の天下取りを支えるが優秀だったことで嫉妬され元武と自身の恋人・葉甄に裏切られて命を落とすことになる。それから10年後、梁驚夢の弟子で元武に一家を滅ぼされた公孫家の生き残りである長孫浅雪と梁驚夢の技を受け継ぐ少年・丁寧は酒場を営みながら修行を重ねかつての裏切り者を成敗していき元武への復讐を挑む・・・。
ネタバレあらすじ/剣王朝
第12話
蘅国の太子・元子初は若くして4境にまで達し皆の前で披露すると侍女に「都・風鳴でトップを争う修業者となり大王を超えるでしょう」と紹介され葉甄王后は「大王・元武の前で何を言っているのか」と激怒します。
丁寧は魚市に出掛けるとお供しますと謝長勝が付いてくるが尾行されている事に気付きます。丁寧は剣店に戻り50数えたら「鬼見愁で人殺しが」と店主(魚市の管理人・孫病)に伝えるよう謝長勝に命じます。
丁寧は駆け付けた孫病と共に2人の刺客を始末して1人を捕らえ両層楼主の王太虚に引き渡します。神都監主・陳玄は王太虚から丁寧を狙った修行者を送られ大浮水牢に護送しろと命じました。
趙四(烈国剣炉)は丁寧を襲ったのは千国の雲水宮だと突き止め商家の令嬢をはさんで「梁聯と手を組んだのか、蘅国は烈と千を滅ぼしたのだから敵とは組むな」と宮白水に言います。
梁聯が手を組んだのは蘅国のためでなく己のためだろうと商家の令嬢は言います。
趙四は実は孤山剣蔵の情報の分を持っており白山水の分と合わせるとピッタリはまるが3つないと手掛かりは分かりませんでした。
趙四は大浮水牢にいる者が何か知っているらしいが侵入できないのだと伝えます。
梧桐酒舗に青藤剣院の南宮采菽が剣会の俊才名簿を持ってやってきます。岷山剣会に参加できる者が乗っており丁寧は確認すると自分の名前が48位に載っていました。
三ヶ月後に蘅国と賢国・黙国・離国が盟約を結ぶ鹿山会盟が開かれるので朝廷は助成を減らしたのだと洞主の薛忘虚は言います。
第13話
俊才名簿に載る38位と39位が決闘する噂を聞きつけ丁寧は見に行くが謝長勝が勝手に挑戦状をたたき付けていたことで戦う羽目になってしまいます。
丁寧の戦い振りを見て歯が立たないと落ち込む姜黎に対し白羊洞の薛忘虚は「情にもろく迷いが多い、ためらいの消えた剣が見たい」と告げます。丁寧は勝利したことで約束通り「写意残巻」を見るため墨園に向かいます。
第14話
欠けた絵を見せられた丁寧は「剣技だけでなく修練の方法も描かれていたはず」と言われ考えます。
「弓張り月は誤りではないか、夜ではなく昼、陰寒の気が強い、女は陰の性、男は陽の性、修練方法は女子にしか会得できないのではないか、おそらく女子が描いた絵で女子が真元を修練する方法を示している・・・」
真元が固まり悪化の一途である周家から修練が誤りだとすれば打つ手はあるかと聞かれ「恐らく強力な陰の気を制するには強力な陽の気を用いるしかない」と告げます。
悟った修練法を教えてやろうと急に偉そうに言われた丁寧は「修練を誤ったんだろ、古狸め」と思いながら大いに感謝するフリをします。
梧桐酒舗にはあいかわらず美貌の長孫浅雪を目当てに客が集まっていました。
丁寧は手のひらに浮かび上がる黒い剣を見せると薛忘虚は「寒気が内なる気を制しているな、善意でお前に内力を送るわけない、用心しろ」と言われます。
その頃、蘅国の太子・元子初は岷山剣会に興味があり丁寧が23位まで昇格していたので面白くなってきたと喜びます。
侍女女から報告を受けた葉甄王后は孤独に耐えられないのは未熟である証拠だと思うが経験になるから行けばいいと告げます。
また元武(蘅王)が鹿山会盟に方侯と厲丞相の随行を命じ賢国で人質になっている元子翰の帯同を賢王へ要望したと知り自分の太子に対し疑念があるのだと気付きます。
丁寧が連行され大浮水牢に行かされると知った長孫浅雪は急いで剣を手にします。
大浮水牢に連れて来られた丁寧は「梁驚夢の継承者か」と神都監首・陳玄に聞かれ否定すると正体を見せろと祝由術で骨を確かめられるが激痛に耐えながらも隠し通します。
その頃、長孫浅雪は急いで復讐しようとしていたがそこに「やはりお前か」と夜策冷が現われました。
継承者ではないと陳玄に判断された丁寧は夜策冷が用意した馬車に乗り込むと到着した場所に長孫浅雪がいたので驚きます。
夜策冷は丁寧が九死蚕で心を封じ祝由術を阻む様子を見て継承者であると確信していました。長孫浅雪は自分たちを殺さないのは梁驚夢に対する恩義があるからだと思います。
大王と王后から10年間疑いの目で見られながらも夜策冷は梁驚夢の位牌を守っており自分の剣で守れなかったことをずっと悔やんでいたと涙を流します。
夜策冷は2人を魚市に連れて行くとそこには商家の令嬢と趙四(烈国剣炉)、白山水(雲水宮主)がいました。梁聯から大浮水牢の見取り図を奪うため白山水は「継承者の丁寧の身柄を抑えるから見取り図をくれ」と交渉していました。
丁寧は捕らわれたフリをしながら吊り橋に向かい梁聯から見取り図を白山水が受け取ると隠れていた趙四が襲撃しました。