作品情報/明月記
再生回数20億を突破した中国宮廷ロマンス
あらすじ
景和20年、汐月国の自由を愛するおてんば姫・李明月こと愛麦拉は国交を回復した北宣国の第九皇子・李謙に嫁ぐ事になる。
両国の友好関係のための政略結婚だったが李謙があまりに冷たいため帰ろうとすると兄・凱爾比から汐月国の秘宝器(祝心鈴)を渡される。
催眠術で超傲慢な李謙を意のままに操ろうと企む。
心に火を点け二人は徐々に惹かれて急接近するが催眠術で得た愛は真実なのか
相関図とキャスト
(lala.tv/meigetsuki/)
ネタバレあらすじ/明月記
第1話・
汐月の公主・愛麦拉は兄の凱爾比の護衛を受け国交を回復した北宣国に輿入れのため向かいます。
沿道には一目見ようと民が集まっていたが、おてんば公主は馬車に替え玉を用意しひとり都見物を楽しんでいました。
そこに泠月の一行が襲われたと民たちが騒ぎだし愛麦拉は駆け付けると偽物公主を守り刺客を追う1人の白装束を目にして追いかけます。
賊軍の仕業だと知った白装束は密かに汐月の一行を護衛しろと部下に命じます。
李詢(凌王)は汐月公主に脅しを懸けていた臣下から後ろ盾を与えるのを阻止するためにも本当に消してはどうかと言われ言葉を慎めと叱責します。
しかし邪魔した白装束が放った矢から皇子しか持たない龍涎香の香りがしたことで弟の李謙(資王)だと気付きます。
公主に脅しを懸ける一計だったが1本の矢が李謙を狙ったと知り陵王は勝手な判断で動くなと念を押します。
資王府では両国の友好関係のために公主を娶ることになった李謙が不服そうに衣を着替えていました。
公主が襲撃された話を凌王から陛下の耳に届いたと知り自分はまったく興味はないが汐月の後ろ盾を得る事に恐れているのだろうと気付きます。
陛下に謁見し賊軍とは思えないから調査をした方がいいと進言するが汐月の不興を買えばかえって国境は不穏になるため安心させるためにも大事にするなと命じられます。
公主は絶対に守らなければならないと言われ、李謙は婚儀などの準備で忙しいので公主の護衛を兄上に任せたらどうかと進言し受け入れられました。
皇宮入りした愛麦拉は北宣皇帝から婚姻に際し姓名「李明月」を賜っていたので李明月と呼ばれるようになります。
坦麗に替え玉になってもらっていた李明月はギリギリ間に合い慌てて物陰に隠れて着替えるが品を保てと注意され嫁ぐ李謙とも知らずに除いた罰だと腕に噛み付きます。
李謙と幼馴染みで婚約している喬慧心は政略結婚するのは皇子の運命だと受け入れ側室であっても愛する人に嫁ぐなら構わないと我慢しながら遠目から見ていました。そんな喬慧心に好意を抱く凌王。
第2話・
腕に噛み付いた者が資王(李謙)だと知った李明月は絶対に苛められると思い汐月に帰るから支度しろと坦麗に言います。
帰っても居場所はないし北宣で王妃になるのがいい、それに刺客から守ってくれた人だから苛めるわけないと兄・凱爾比に言われるが帰れと言うためでしょうと愚痴ります。
汐月の秘術(催眠術)の効力を増す秘宝・祝心鈴を渡された李明月はこれで意のままに操ってやろうと思うが信頼関係を持ってこそ効力が増すと知らされます。
李明月は李謙を訪ねて謝罪し警戒心を解かせるために体に触れ想いを伝えます。
焦る李謙は正式に婚姻するまで会わないと追い出し影で見ていた友人・司空真は惚れられているんだから邪険に扱うなとちゃかします。
腕に噛み付くような女は嫌だと李謙は北宣国のしきたりが書かれた本を届け婚姻を辞退させようと思います。
1日で覚えろと言われ勉学だけは苦手な李明月はカンニングペーパーを作って窮地を脱します。
資王府に招かれた李明月は坦麗を連れて向かうと部屋中散らかっていました。
嫌われるための芝居だと見抜きそれに合わせた行動を取ったあと祝心鈴を使って催眠術を行ないます。
火が怖いことを知り催眠術を解くと「何をしたんだ、妖術か」と李謙に言われます。
未来の王妃になるのだから夫が何を好み何を恐れるのか把握するのは務めだと言い放ち「両国のために表向きは夫婦を演じればいい、これ以上拒むのなら火が恐れると暴露してやる」と説得します。
第3話・
李謙(資王)は友人である司空真を訪ね火に対する恐怖心を李明月に暴かれた事を打ち明けます。
9歳の時に大病で記憶を失っていた利権は催眠術で見せられた幻は確かに見覚えがあり火が恐れる理由まで知ったので記憶を取り戻す助けとなるならば手元に残して全力で守ろうと思います。
「同意なしに術をかけてはいけない」という条件で婚姻に同意すると言われた李明月は祝心鈴さえあれば意のままに操れると企て約束します。
喬慧心は前に貰った李謙の髪と切ったばかりの自分の髪の毛を一緒に保管し結ばれる事を願いします。そこまで弟を想っているのかと嘆く凌王はご厚意は受けられないと言われます。
婚礼の儀が行なわれ汐月と北宣は協力し合うことを誓い合います。
宝器を盗まれていた明月は返せと文句を言うが婚儀をどのように行なえばいいのか分からず困惑します。
李謙に身を任せ婚姻の舞を披露すると喬慧心は複雑な心境でみつめます。
決まり事をまったく知らずお転婆な明月を見て陛下は今後苦労しそうだと皇后に話します。
弓射の儀式直前、凌王に一服盛られた李謙は両腕に力が入らなくなります。
1矢目は夫婦円満、2矢目は子孫繁栄、3矢目は国の隆盛を表す大事な儀式であるため李謙は力を振り絞り立ち上がって向かうが・・・・
第4話・
凌王に一服盛られ弓射の儀式で弓が持てなくなってしまった李謙は戸惑うと察知した李明月は「夫婦で共に矢を放てば意義深い」と名乗りでます。
手を添えるだけでいいと告げると決心した李謙は明月の背後に回り一変に3本の矢を空高く見えなくなるまで飛ばしました。
義侠心があると陛下から評価を得た明月は笑顔で手を差し出し李謙から宝器を返してもらいます。
祝心鈴により燃えさかる炎の前で呆然とする幼い頃の自分を見た李謙はやっぱり妖術ではないかと口にすると真の姿に向き合うのが怖いだけでしょと言われ口論となります。
初夜であるため監視に気付かれると思った李謙は明日から別室となるので干渉はしない事を約束させ李明月をソファーに行かせ寝台に寝転ぶが鼾が煩くて眠れず顔にいたずら書きをしてやります。
顔を落書きされ頭にきた李明月は怒りをぶつけようとするが秘宝をまた奪われている事に気付きます。
皇帝と皇后に挨拶に行くと李明月は仲良いフリして接近し秘宝を奪い貸せそうとするがことごとく阻止されてしまいます。
巧みな話術で誘導し自分が持っている祝心鈴は子宝に恵まれる言い伝えがあると伝えると身に付けておくよう陛下から命じられる事に成功します。
「妖術だと勘違いされるから黙っていろ」と前に盗み聞きしていた凌王から秘宝を出せと詰め寄られる明月、そこに「女子の装飾品を欲しがるとはどんな趣味だ」と李謙が現われます。
陛下が知ったらどうなるかと脅される李謙だが祝心鈴を返して貰った李明月は子宝に恵まれると教えてくれるとニヤつきます。