作品情報キャストの紹介
ジェン・イェチョンとチャオ・ルースー共演の中国ラブ史劇ファンタジー
驪国の皇女・燕燕は幸せに暮らしていたが諸国を制圧した天原国の兵を妖魔に寝返った丞相が招いてしまったため襲撃を受けます。家族を殺され愛する左紫辰の目を傷付けて逃げのびた燕燕は亡くなってしまった侍女・阿満に姿を変え名前を覃川とし妖魔の霊力を封じることが出来る霊灯を探すため香取山に潜入する。命と引き換えの決死の策であり覃川は決意するが実は彼女を密かに逃がしていたのは千年も彼女を愛する美しき仙人・傅九雲だった。徐々に惹かれていく彼女は「復讐」、「愛」どちらを選ぶのか
ネタバレあらすじ/三千鴉の恋歌
第21話・死闘の果てに
靂渊の居場所が昊天殿だと突き止めた覃川は左紫辰と亭渊を連れて侵入します。
玄珠が奏でる琴の音色が耳に届き地下にいるのだと左紫辰は気付くと描かれている絵が「静」と「動」を表す太極陰陽魚図だと亭渊は言います。
魚の体と目は基本と応用を表すので左紫辰が目の部分を剣で押すと地下に降りる螺旋階段が姿を現します。
師匠を仇を討つため妖王を探す傅九雲は過去を思いだしていました。
妖王に倒されそうになった師匠は霊灯と契約し妖王が持つ7つの霊力のうち奪い取った二つを傅九雲の体に封印して命を落としたのです。
「妖王に近付いてはいけない、霊灯を守れ」
遺言通り従っていたが今となっては仇討ちをするしか道はないと思い昊天殿に侵入します。
太極陰陽魚図を踏むと妖王が姿を現し「表裏一体の関係にあるのだから霊力を返して楽になれ」と言われます。
靂渊を発見した亭渊は「中元節になるとなぜか兄上はいつも逃げ回りますね」と話しかけます。
亭渊は脅えて後ずさりする靂渊を追い詰め、左紫辰は琴を奏でる玄珠の様子がおかしいと気付き向かいます。2人とも姿が消え覃川は罠だと気付くと拘束されている玄珠がいました。
攻撃を受ける傅九雲は覃川が拘束され霊灯を奪われる映像を見せられます。
蛇になって逃げ出した香取山主を発見し元の姿に戻してあげた時に2本の蛇牙(法具)を得ていた傅九雲は反撃に転じます。
鎖霊釘の威力は反動が自分にも返ってきて体内で陰陽をかき乱す効力があるが2つの霊力と共に妖王の中に送り込み追い詰めていきます。
傅九雲が妖王にダメージを与えていた事で靂渊を守る妖魔の威力がなくなります。
紙人形に拘束を解いてもらっていた覃川は家族や驪国の民の復讐を果たすため自分は驪国の皇女だと名乗り天界の矢を放ちました。
霊灯に靂渊の魂を吸い取ろうとすると「速く逃げろ」と傅九雲が現われると同時に妖王の魂が霊灯を襲い消えていきました。
言葉を失う覃川を傅九雲は連れて帰り皇帝を惑わし国師の座に付いた妖王がすべての元凶だと教えます。
思い違いから皇帝を殺そうとしていた覃川は傅九雲にとって大切な霊灯を奪ってしまったのだと罪悪感を抱きます。
昊天殿の地下牢に誰か閉じ込められている事を知った左紫辰は様子を伺いに行くと今まで目にしていた朝廷の者たちは妖術を使って化けていた偽物だと知ります。
そこには左相国の姿が・・・
第22話・祖国再建を目指して
霊灯が師匠から託された傅九雲の大切な物だと知り覃川は自己嫌悪に陥ります。
傅九雲は彼女を慰めるため霊灯は失ったが靂渊の魂を封じた小瓶を渡し「気にするな。明日、驪国人が集まっている場所に行こう」と告げます。
覃川は傅九雲に連れられ懐かしさを感じる香取山に行くと玄珠と秋華、そして殺したはずの左相国がいました。
何でこいつが生きているのかと驚くが香取山に集まる驪国の民たちから「左相国が裏切ったと思っていたが妖魔の仕業だった」と知らされます。
自分が殺したはずの左相国が偽者だったのかと知る覃川。左相国は残りの人生のすべてをかけて驪国を再建すると民達に誓っていました。
左相国の真の姿を見た覃川は、まずは驪国の民を救うことが先決だったのだと無力感に襲われます。
覃川が落ち込んでいるのでそれ以上に落ち込む傅九雲は霊灯が妖王に渡ったとすれば時機に動き出すだろうと眉山に相談します。
「清瑩石を見付けていたら霊灯を使う必要もなく師匠は命を落とさずに済んだし妖魔も人間に手を出すことはなかった」
守る事が愛ではなく受け入れる事が愛だと気付く傅九雲。
その頃、左相国が生きていて燕燕との間に壁はないのだと落ち込む玄珠に「目が見えないときに支えてくれたし燕燕とは何もない」と左紫辰は告げます。
玄珠は力を失い蛇姿の香取山主を捕まえると霊灯を返してもらえば能力が取り戻せるが驪国人が集まっているので邪魔だと嘆いていました。
「霊灯」と聞いて前に覃川が探していた物だと知り他にどんな能力があるのかと効くと契りを交わせば妖魔を封じれると知らされます。
第23話・つかの間の平穏
驪国を再建するため燕燕は亡くなっていると思う左相国は玄珠を公主として担ぎ出し集まった民たちは挨拶に向かいます。
驪国復興のために率いろといきなり言われ秋華夫人は誇らしげに微笑むが玄珠は戸惑います。
遠くから見つめる覃川は左紫辰に後押しされた玄珠が公主として使命を果たすと告げていたので引き下がります。
「逃げるのか、民を見捨てるのか」と玄珠に呼び止められた覃川は「任せる」と告げ去って行きます。
「たかだが霊灯をなくしただけだろ、公主としての務めを果たせ、偽物が慕われてどうする」と白公子に言われ白月星雲鏡には燕燕の姿が映し出されていたが覃川は鏡を通して傅九雲が見ているのだと察知します。
天界の弓を埋めた覃川は民たちと一緒に畑仕事を初め、そんな彼女を傅九雲は心配します。
その頃、天原国の皇帝は妖魔を信じてしまった自分の責任だと重臣たちに謝罪し、妖魔を追い払い都を守った亭渊は褒美は何が良いかと聞かれるがそこに亡くなったはずと兄・靂渊が姿を現したので激しく動揺します。
つかの間、玄珠と左紫辰、傅九雲と覃川は仲良く暮らし笑みがこぼれるが・・・
能力を失った香取山主は霊灯を盗もうと傅九雲の部屋に侵入すると靂渊の魂を解放してしまい体を乗っ取られ逆に自分の魂が封じられてしまいます。