琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~
2015年中国版エミー賞10冠獲得の大ヒット作、諸葛孔明を超える策士が巻き起こす信念の物語
こちらの作品は「U-NEXT」で全話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末まで感想を交え詳しくネタバレします。
あらすじ&キャスト
2015年中国版エミー賞10冠獲得、ネット放送視聴数60億回突破した大ヒット作。
南北朝時代を模した架空の国・梁で皇帝の座を巡る皇子たちの争いと梅長蘇の復讐が複雑に絡んだストーリー!
「麒麟の才子を得た者が天下を得る」という才子とは江左盟の宗主・梅長蘇だったが12年前に謀反の罪で壊滅させられた赤焔軍の生き残り・林殊で蘇哲と名を変え潜伏していました。
やがて誉王の謀士となると皇太子派と誉王派の勢力を削いでいき・・・
ネタバレ感想|琅琊榜
26話・友との別れ
間者の大半を失った秦般弱は璇璣公主のもとで姉弟子であった四姐を訪ねます。平穏に暮らす彼女からもう足を洗うべきと勧められるが蘇宅を頻繁に訪れる野菜売りの童路が梅長蘇の配下だと疑い彼を落としてほしいと最後のお願いをします。
蒞陽長公主は精神状態を心配しそばに置きたかったが蕭景睿は実の父である南楚王が病に伏しているので宇文念と共に南楚に行くことを決意します。
梅長蘇は璇璣公主が残した間者は他にも多くいるだろうから用心するよう童路に忠告すると蕭景睿が南楚に行くと知り見送りに向かいます。梁を捨てるのだと勘違いした言豫津は急いで追いかけるが梁に母親がいるし父親の見舞いに行くだけだと言われ安堵します。
梅長蘇は誕生日の夜の仕打ちを謝罪すると母親の過去も出生も関係ないし謝玉も己の意思で罪を犯したので責めやしないと言われます。
不公平な世だが純真な心を持ち続けてくれと願い、言豫津も友がいることを忘れるなと告げ見送ります。
梅長蘇は靖王のために梁皇帝の誕生日祝いの弓を選び渡します。かつては弓の名手だった皇帝は弓を引くことも出来ず靖王は政務の間に体をほぐしてもらうつもりだったが弓が重かったようだと謝罪します。
孝行心が伝わると梁皇帝は太皇太后が亡くなったばかりなので節度を持ち一杯でお開きしようと言います。
童路は美人計に落ちてしまうのでしょうか・・・
27話・水牛
体調復活する梁皇帝は越貴妃が憔悴していたので冷遇し過ぎるのもよくないと考え慰めるために東宮に行くが古参の太監が慌てていたので異変に気付きます。
皇太子には伝えるなと指示し会いに行くと太皇太后の喪中にもかかわらず音楽を奏で酒宴を開いていたので激怒します。踏み込む前に皇太子の不満の声を耳にするとひとまず内密にするよう念を押し東宮を封鎖するよう蒙摯の命じて去ります。
禁軍が東宮を封鎖したと報告を受ける誉王はよほどの理由があるはずだと思います。東宮封鎖の件を知った靖王は梅長蘇に会いに行くが秘密の通路で飛流から待つよう言われます。
誉王が先客として来ていると知り知らせを聞きつけたようだと察し待ちます。飛流が誉王を毒蛇と呼んでいたので理由を訊ねると誉王に会うと梅長蘇が気分悪くなるからだと知ります。
誉王が毒蛇なら自分は何と呼ばれているのかと何気なく聞くが水牛と言われたので言葉を失います。かつて林殊につけられた愛称であり困惑すると飛流が口を滑らせたと察した梅長蘇は咄嗟に穆霓凰から昔話を聞いたのだと誤魔化します。
しかし命じられた蒙摯は大変よ、理由はなんだと皆から訴えられるわけで大迷惑ですよね。
上奏がやまほど届き梁皇帝は激怒していたけど当たり前でしょうよww誉王にとっては叩き潰す好機だが探ると逆効果になるわけだ・・・
28話・次なる対抗者
靖王は梅長蘇から借りた旅行記・翔地記を母・静妃に渡しており、書に記された注釈は梅長蘇が書いたのかと聞かれます。
祁王と林家の無念を晴らし朝廷を正そうとするなら皇太子や誉王という近道を捨ててまで支えてくれる梅長蘇は信用できると言われます。誰よりも誠意をもって接するよう言われたのは二回目であり点心を届けるよう差し出されたのでそんなに梅長蘇が気になるのかと気になります。
点心だけ届けると旅行記・翔地記を書き写してから催促する蒙摯に渡します。
靖王は聖旨が届き五珠親王へと封じられ儀礼の順序は誤らないよう総監に指示されます。激怒する誉王が訪ねてきたので梅長蘇は皇太子がじき廃されることになるから念願が叶っていいではないかと告げます。
靖王は自分が親王となったので皇后から圧がかかるのではないかと心配するが自分を守る術は身に着けているから心配するなと静妃に言われます。
誉王と皇后は軍功がある靖王の評価が高く静妃が寵愛を受けているので激怒し皇太子に代わる新たな敵と見なします。
靖王のもとに夜遅く中戸部尚書・沈追がやってきて各地の収穫高の集計表を見せられます。救済の主事は皇太子と誉王が指名されていたが救済金を食い物にしてきたので民の命を守るため、そして暴動が起きないためにも主事の座を勝ち取ってほしいと訴えられます。
そして、曖昧だがおそらく静妃は梅長蘇の正体に気付いているでしょうね
29話・榛子の菓子
皇帝を説得できず誉王に救済の責任者の座を奪われてしまった靖王は梅長蘇を訪ねると先手は打てなかったが突破口はあるので待つよう言われます。
五日前に誉王に礼品を運ぶ岳州の知府の一行を江左盟が襲撃しており災害が一番深刻の州である飢えた民たちの怒りが爆発し都にまで醜聞が届きます。
恥をかかされた皇帝は罰しはしないが救済の主事を任せるのは妥当ではないと判断し靖王に任務を任せます。
落胆して酒を飲む誉王は靖王が救済に行って半月経つのに酔っている場合ではないと秦般若に言われます。麒麟の才子を今まで一度も疑わなかったのかと聞かれ、祁王と赤焔軍の事案が靖王の弱点だが梅長蘇の奇妙な言動からこの事案に関係があるのではないかと疑います。
しかし、この事案を口にすれば陛下も激怒するので困惑すると対抗するために懸鏡司の首尊・夏江の力を借りればいいと秦般若に言われます。
その夏江は謝玉の文を蒞陽長公主が持っているために油断できず常に見張るよう指示していました。
梅長蘇は静妃から届く点心の中に榛子の菓子がないことで正体に気付かれているのではと思うが靖王に変わった様子がないので秘密は守ってくれそうだと思います。
そして秦般若が急に本領発揮してきたけども、夏江は最初の登場から嫌いだったから見たくないな。でも夏冬が監視しているかもしれないね。