中国宮廷時代劇「寧安如夢」
「長歌行」などヒット作を連発するチュー・ユイパン監督がバイ・ルー&ジャン・リンホー共演で愛憎劇を描く!
非業の死を遂げる皇后が転生、策略や恋愛のなか身に起きる悲劇を回避すべく知恵を絞る!
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、見所キャスト、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
仲間や恋人を犠牲にして皇后の座に就いた姜雪寧だったが少師・謝危たちの反乱が起き官吏・張遮を助ける条件で自害!!
記憶を持ったまま4年前に転生すると、前世での行いを反省し権力から距離を置き犠牲にした人々を救うことを考える。
しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい前世と同じ道を進み、謝危を避けていたのに琴の先生と生徒として行動をともにすることになる。
なんで反乱を起こしたのか!運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。
ネタバレ感想/寧安如夢
35話|借りを返す約束
謝危は姜雪寧が平南王に浚われてしまったので従うふりをすると彼女と同部屋にされます。「愛は欲から生じる」と信じているからだと察し、平南王の疑いを解くためにも密偵に監視されているので芝居をするよう彼女に促します。
報告を受けた平南王は満足な笑みを浮かべると国境付近で燕牧と燕臨が兵を挙げたと報告が入ります。
燕軍は謝危からの文を目にし最初は躊躇したが彼なら何か策があるのだと信じ指示通りに侵攻します。
謝危が燕家と結託し聖旨を偽造して兵馬を南下させたと報告を受けると薛遠は逆賊を討伐すると名乗り出ます。顧春芳は大月氏国が滅びたとは言えないので許可してはならないと訴え前線へ派遣し探らせるべきだと進言します。
皇帝は禁軍を連れて前線へ行き謝危の目的が何なのか探るよう張遮に命じます。
薛遠は伯母である皇太后を訪ね最初から結託していたようだが都を不当に攻撃すれば処罰はされるはずと告げます。
興武衛は朝廷と太后様に忠誠を誓っていると告げると薛姝は我々を遠ざけ陛下の側を離れず、陛下からは警戒されているから助けたくても何もできないと言われます。
「陛下が崩御されたのちは臨孜王が即位される、そうすれば薛家は安泰だ」
平南王は謝危に任せてよかったと上機嫌となり褒美を取らせると告げると金陵では端午節を祝う風習があるので宴を開きたいと言われ受け入れます。
燕臨たちは謝危からの文をすべて重ね「端午節に平南を討つ」と暗号を解き、燕牧はその場に留まり燕臨は金陵へ向かいます。
謝危は燕臨が攻めてきて宴では自分と定非の替玉が事を起こすから隠れていろと姜雪寧に告げ万が一の場合に備え短剣を持たせます。
謝危は楽しく酒を飲んでいたがいきなり姜雪寧が宴の席に引っ張り出されたので動揺します。通州事件で大将を3人も失うことになったのは姜雪寧が燕軍の密告者だったからだと平南王が怒り心頭だったので誤解で無実の人を傷付けないでくれと訴えます。
謝危は私の女子に傷つけたら許しはしないと平南王に訴えると、女の手を刺し二度と関わらないと言うなら功績により顔を立てて許してやると言われます。
姜雪寧から、たかが手だからさっさとやれと言われるが謝危は答えは出てるから黙っていろと告げ己の手に短剣をぶっさします。
燕臨が攻めてくるころ、定非が酒にしびれ薬を混入していたために平南王は力が入らなくなり謝危は剣を突き刺します。すると平南王が最後の力で謝危に向かってきたので姜雪寧は迷わず渡されていた短剣で突き刺します。
燕臨は重傷を負い傷の手当てを受ける謝危から姜雪寧が離れないので想いがあるのだと気付き、謝危は早くから計画を立てていたのは君のためだと教えます。
謝危の策はすごい、姜雪寧が浚われたのに怒りを面に出さずに耐え、あの一瞬で端午節で討つことを考え侵攻させて引き返させるとは!!
謝危の意図は既に皇帝に伝わっているようだし、このままでは節遠は燕臨にやられるので皇帝暗殺を企てますね
36話|上の空
姜雪寧は前世があるために都に行って謀反を起こす気じゃないでしょうねと謝危に訴えます。なんでそこまで案じるのかと問われ燕臨を巻き込みたくないし公主に怒られたくないと誤魔化します。
薛遠はこのままでは都にやってきた燕軍と衝突を余儀なくされるので、秦妃が出産したら活路はなくなるし薛家も終わりだと薛姝を唆します。
そして謝危に一矢を報いたい、使えない者はいらないと周寅之を脅すと都に大事な存在が一人いると言われ呂顕に嫁いだ尤芳吟を人質に取ります。
謝危は燕牧と合流すると特使の張遮が帰京を促す聖旨を手にやってきます。謝危は帰京してもしなくても薛氏一族は必ず動くと読み、姜雪寧は無事に再会できた沈芷衣にこれまでの経緯を話し一緒に寝ながら語り合います。
そして姜雪寧は別れの言葉の真意を理解してくれていたのでわだかまりを超え真実を探ってくれたこと、そして朝廷での提言に感謝すると張遮に告げます。
もし母が無事でも別れの言葉を投げかけたかと問われ、誰にでも変化は訪れる、愛情だけは元に戻れないと告げ謝危を愛している事を認めます。
姜雪寧は最初の計画通り故郷に戻ると告げると、張遮と一緒にいたことを知る謝危が嫉妬して激怒していたので身を任せ結ばれます。
謝危の嫉妬心が爆発するときは幼稚に見えてしまうね。あんなに賢いのに・・・
姜雪寧と結ばれたら上の空だし皆に恋の病かと見抜かれているしww周寅之は裏切ったように見せて呂夫人を守っていてくれると助かるがどうでしょうね。