作品情報とキャスト
再生回数20億を突破した中国宮廷ロマンス
景和20年、汐月国の自由を愛するおてんば姫・李明月こと愛麦拉は国交を回復した北宣国の第九皇子・李謙に嫁ぐ事になる。両国の友好関係のための政略結婚だったが李謙があまりに冷たいため帰ろうとすると兄・凱爾比から汐月国の秘宝器(祝心鈴)を渡される。
催眠術で超傲慢な李謙を意のままに操ろうと企む。
心に火を点け二人は徐々に惹かれて急接近するが催眠術で得た愛は真実なのか、愛のバトルをお楽しみに。
ネタバレあらすじ/明月記
第26話・
姝棠を連れて参拝に向かった李謙(資王妃)は陛下がお香を焚こうとしたところ何者かが爆薬を仕掛けたと報告が入ります。
25周年を記念に参拝してはどうかと陛下と皇后を誘っていた凌王は何者かの陰謀にちがいないと訴え尋問させると李明月だけしか出入りしていないと判明します。
姝棠は妬んで私を狙ったのだと脅えると喬慧心は知っていたのにそんなに驚くだろうかと疑問に思い自分が王府に送って行くと名乗り出ました。
芙児は「資王妃に火薬を手に入れるよう頼まれたが人を殺すためとは知りませんでした」とひれ伏して命乞いします。
司空真の策通りに姝棠は吐き気を訴えて馬車を降り隙を見て逃げ出します。司空真は監視されている柏賞を連れだしており二人は再会を喜びます。
その頃、李明月が隠した袋を発見した凌王はこれは謀反だと騒ぎ出すが李謙は中をチェックをし木彫りの鴛鴦と同心結びは民が夫婦円満を祈る品だと皆に見せます。3組あるので李明月は皆の祈願をしたのでしょうと告げると他の場所に爆薬を仕掛けたはずだと凌王は訴えます。
すると花火が打ち上がり李明月と康楽が笑顔で現われました。
喬慧心は姝棠が失踪したが資王が関わっている可能性があると告げると凌王は私を罠に嵌める策だったのかと激怒します。
李謙は「父上をお誘いしたのは誰だ?本件を追求したのは誰だ?姝棠を王府へ送らせたのは誰だ?私を疑うなど笑止千万だ。姝棠がいなくなったのは二人の責任、見付からなければただでは済まさぬ」と責めると凌王は黙り込み、陛下は姝棠の捜索を命じ凌王に禁足を命じました。
汐月の太子となった凱爾比と軍功を立て最高指揮官となった僕固雲伺が訪ねてきます。李謙は凱爾比を出迎えると李明月を乗せた馬が暴走したと報告を受けます。僕固雲伺も姿を消したと凱爾比に言われ探しに行くが李明月は花冠を渡され「あなたは誤解している、国のために残ったのではなく李謙を愛している」と告げ去っていました。
第27話・
僕固雲伺から「愛麦拉を返して友好関係を築くか戦をするか・・・」と挑発された李謙(資王)は李明月も北宣も守ると言い放ちます。
資王府に戻ると「私が去るわけないでしょ」と李明月に言われ、抱き締めて1人では出ないようお願いします。しかし一緒に李明月を探しに出た凱爾比が戻らないと知り剣が落ちていたと第五澄から報告を受けた李謙は向かうと汐月の兵士たちが皆殺しにされていました。
刀傷を見て凱爾比の剣だと分かると僕固雲伺が現われどう釈明するのだと訴えてきました。
李謙が汐月の勇士を殺し凱爾比を浚う暴挙に出たと陛下に報告された李謙は友好国が戦などあってはならないと叱責を受けます。
汐月が僕固雲伺なんかに忠誠を誓うわけないと思う李謙は「己の思惑で動いたのだろう」と言われ自分が喬慧心に言い放った言葉だと思い出し凱爾比は凌王府に監禁されていると気付きます。
陵王は僕固雲伺と喬慧心が凱爾比を捕らえていると知り国を裏切る行為だからやめろと告げると鄭妃を殺し李謙に自らが原因だと思わせたのは誰だと脅されます。
すべて黙ってるから協力するよう訴えられ凌王は言葉を失います。
李謙は凱爾比の件に関わっているのかと押しかけると「僕固雲伺が何を手に入れたいかご存じでしょう、差し出すかはあなた次第」と言われます。
その頃、李謙に隠されていると気付く李明月は兄を浚ったのは僕固雲伺だと疑い「人に罪を着せ貶めるとはいつからそんな悪辣な人になったんだ」と怒ります。凱爾比が戻らなければ開戦だと言われ「残酷と執念で最後の情も断つのね、兄上に何かあれば私が殺す」と言い放ち出て行きます。
第28話・
僕固雲伺から宣戦布告を受け李謙(資王)は和議を結ぶために汐月に行くことになります。危険な任務だが李明月にはすぐ戻ると伝え第五澄も残し司空真たちに軟禁される彼女を守るようお願いします。
国境の汐月の軍営に到着すると李謙は兵を門の外で待たせ単身で乗り込みます。
「そなたの狙いは私の命だろう。明月が受けた恩は私が返す。返されたら非難する口実もなくなるから困るのか」
李謙は鎧を脱ぎ自らの体に矢を突き刺すと愛麦拉を庇って刺客の剣を受けたと言われたのでもう一ヶ所突き刺します。
すると愛麦拉が裏切ったのだから償いは本人にしか出来ないと言われ心底腐った奴だと激怒すると僕固雲伺は自国の兵の命を奪っていきました。
僕固雲伺は自分を狙って逃走したと罪を着せるために兵士たちに襲わせ李謙をわざと逃がします。
第29話・
司空真や康楽公主の計らいで軟禁されている場所から逃がされる李明月だが逃がした罪で罰せられないのかと不安を抱えます。
司空真は「李謙は親友で唯一の理解者だから迷惑をかけたと思わないでくれ」と伝え李謙が戻ってきたときの事を考え康楽と宋金玉を残し彼女を連れ出すが山中で追っての存在に気付き馬に乗せて逃がします。
李明月を逃がしたと知った陛下は康楽たちを禁足し司空真の屋敷を封鎖します。
また李謙を救出せよと陛下の命を受けた凌王に「命に従うフリをして始末すればいい、私も行く」と喬慧心は声をかけます。
汐月国境付近の陣営に到着した李明月は「李謙と兄上(凱爾比)は何処にいる」と聞くが僕固雲伺の返答は思い出話だけで会話になっていません。
「両想いだったけどそれは過去のこと、この世のすべては移り変わり人の力では止められない。李謙は私の夫よ」
何を言っても無駄だと思った李明月はそこまで言うなら嫁ぐけど兄に会わせろと要求しそっと祝心鈴を渡すが婚姻をあげるまでは人質のままだと言われ更に祝心鈴の存在にも気付かれてしまいます。
「愛麦拉に催眠術をかけて李謙を忘れさせるか、凱爾比は私の刀に倒れ愛麦拉は李謙を想いながら苦しみながら私に嫁ぐ、選択は二つだ」
凱爾比は祝心鈴がないと何も出来ないと要求して拘束を解いてもらい李明月に北宣での記憶を消す催眠術をかけました。
催眠術をかけられたフリをする李明月は僕固雲伺から「明月」と呼ばれても完全に無視し「愛麦拉」と呼ばれて返事するがすぐに欺いたことがバレます。
「私の心にいるのは李謙だけだ」と言い放つ!