中国時代劇/如懿伝
4大女優ジョウ・シュンと時代劇スターのウォレス・フォが共演した中国宮廷愛憎劇。
清朝の第六代皇帝・乾隆帝の時代。幼なじみとして慕い合い皇后となった如懿の波瀾万丈な人生を描いた如懿伝は96億の制作費で総再生数165億回を突破し中国版エミー賞4冠に輝いた。
あらすじ
后妃嬪たちの間で想像を絶する過酷な乾隆帝の寵愛争いが勃発し後宮では数々の陰謀が渦巻いていた。
信じていた友や侍女の裏切りも当たり前な厳しい情勢の中でも権力や悪に屈することなく乾隆帝の長馴染みである如懿は一途に皇帝を愛し続け皇后の座へと上り詰めていく。
皇后となった後も波乱に満ちた運命を辿ることになるが信念を命を賭けて貫いた。
キャスト/ジョウ・シュン&ウォレス・フォ共演
全87話ネタバレ感想/如懿伝
1話・如意の行方
清朝擁正帝の政治下、第4皇子・弘暦は兄上の弘時は皇后の養子で幼馴染みの烏拉那拉青桜は姪にあたるため福晋に選ばれてしまうだろうと予想していたがそうはならなかったので安堵します。
来月には自分の福晋選びがあるから手伝ってくれと青桜を誘い、母親の熹貴妃は富察琅嬅を正室に勧めていたが弘暦は青桜を嫡福晋に選び証となる如意を授けます。
しかし、弘時が不当な手段で皇位を狙った事で皇籍を剥奪され母親の烏拉那拉も廃后にはならなかったが生涯禁足になったことから青桜との婚姻は考え直せと擁正帝に言われてしまいます。
弘暦は幼馴染みで心で通じ合っている青桜を娶りたいと願い出ると擁正帝から国事と婚姻は結びついており決断を下して何かを得るとき代償を払う事になると言われます。
嫡福晋には富察琅嬅がふさわしいと認めると「どうしてもというなら青桜は側福晋にすればいいが高晞月も格格とせよ」と言われ従う事にすると宝親王に封じられます。
青桜は両親とこれからどうするか話し合っていると「宝親王の側福晋とする」聖旨が届きました。
2話・移りゆく時代
今まで気楽に皇宮に足を運んでいた青桜だが叔母上(禁足になった皇后・烏拉那拉)と対立していた弘暦の母親・熹貴妃に嫌われているため輿入れするか迷います。
「全力で守る、苦難があっても共に乗り越えていこう。皇后の件とは切り離して接するよう母親に伝えたし想いを寄せるのはそなただけだ」
弘暦の力強い言葉に決心した青桜は富察琅嬅の婚姻の翌日に格格の高晞月と共に輿入りしました。弘暦は初夜の日に青桜を選ぶと高晞月はがっかりするが昨夜に富察と床入りしていないと知り驚きます。
6年後、擁正13年
富察は正室としてふさわしい存在となり高晞月は側福晋に封じられました。また格格には蘇緑筠、金玉妍、黄綺瑩、陳婉茵、そして青桜の親友となる珂里葉特海蘭がいました。
擁正帝が崩御すると弘暦が帝位を継ぐ事になります。唯一の皇后で禁足されている烏拉那拉は葬儀にすら出れないと悲しみます。
しきたりにより烏拉那拉が母后皇太后となり熹貴妃は生母皇太后に封じられます。烏拉那拉は廃位されたわけではないので禁足を解き尊号を与えるべきだと進言されます。
青桜は皇太后から酷い仕打ちを受けると弘暦からすぐに火傷の薬が届けられます。烏拉那拉の事でいまでも悩んでいるのだろうと察する青桜は禁足されている景仁宮を訪ねると皇太后と戦う気だったので二人の皇太后がいれば混乱に陥ると思います。
二人を引き離すためにも行宮に移せば尊号を与えずに済むし尊封に反対する者も同じだと意見を述べると弘暦は受け入れるが皇宮から追い出すことは出来ても位で負けてしまうと激怒した皇太后からお呼びが懸かります。
「命を助けるのは構わないが後ろ盾がいなくなるのが条件だ、そなたが生き残るなら許さない」
究極の選択を迫られた青桜は先帝との合葬を認めて欲しいと頼み出された毒を手にします。
3話・新帝即位
青桜は幽閉されている叔母上の烏拉那拉を訪ね行宮に移される事になったと告げるが無名の妃嬪たちと同じ扱いでは先帝と同じ墓に眠れないと言われます。
同じ墓に埋葬されると告げるが皇太后から密かに毒を渡されていた烏拉那拉は「私とあなた、どちらが生き残るか選択を迫られたはずだ」と言います。行宮に移れると言いにきたとゆう事は命を捨ててまで自分を守ろうとしたのだと分かり、烏拉那拉は「あなたが命を落としたら皇帝は私を許さない、私が命を落とせばあなたは生き延びられる、皇帝の寵愛を受け皇后になりどうか我が一族に栄華を」と口にしそのまま亡くなってしまいます。
皇太后の圧力で殺されたと分かる青桜だが「逆らえる力はまだない、恨みを捨て生き延びるんだ」という遺言を受け止め急死したと報告しました。
太官から「皇太后が毒殺したのでしょう」と密かに報告を受けた乾隆帝(弘暦)は慈寧宮を修繕して皇太后の寝殿にするよう命じ修繕が完了するまで寿康宮におくよう告げます。
皇后待遇での葬儀を考えている事を告げると尊封されていない以上それはできないと皇太后に言われます。そこに張廷玉がやってきて「烏拉那拉の急死には不審なことが多すぎるから詳しくお調べください」と進言します。
青桜は張廷玉が代弁してくれている事に感謝しつつ乾隆帝に謁見します。隣に皇太后がいることを気にする乾隆帝から発言は慎重にと言われ先帝崩御の深い悲しみが命を奪ったのでしょうと皆の前で口にしました。
乾隆帝から「巻き込まれないためにも目立つ行動はやめてくれ」と言われた青桜は帰りに皇太后に出くわし「変な噂がたてば姪である私が否定して守りましょう」と告げました。
擁正13年9月3日、弘暦は太和殿にて皇帝に正式に即位し年号を改め翌年を乾隆元年としました。
生母を聖母皇太后とし富察琅嬅を皇后としました。皇太后は慈寧宮に向かうがまだ修繕中のため寿康宮に到着します。
「王府に留まっていいが3年喪に服せ」と皇太后に言われた青桜は富察皇后が驚くなか「格別の計らい感謝します」と頭を下げました。
側福晋なら妃が妥当なのに青桜には位が与えられませんでした。乾隆帝は妃嬪の称号の授与は皆が揃ってからだと富察に告げます。
4話・新しい名
青桜が禁足まで皇太后から命じられていると知った乾隆帝は慈寧宮の修繕を急がせるのを止めます。
皆が新しい寝殿に移るなか青桜のもとに仲が良い珂里葉特・海蘭が訪ねてきます。皇太后が慈寧宮に移れず機嫌が悪いと知った青桜は皇太后と陛下は実の母子ではないため些細なことで亀裂が生じる恐れがあると言います。
如意結びと想い出の楽譜が乾隆帝から届き青桜は代わりに刺繍入りの手巾を渡します。
禁足される身であるため海蘭と入れ代わって乾隆帝に会いに行きお菓子を食べながら楽しい一時を過ごします。
「万民の模範となるべきお方でなければならないので叔母上の事で皇太后と仲違いしないようお願いします。これは譲歩ではなく孝行です」
恨むべき相手になんでこうも優しいのだと思う乾隆帝だが青桜の願い通り皇太后を慈寧宮に移します。皇太后に呼ばれた青桜は禁足を解かれ陛下の妃嬪として後宮に移っても良いと許可が下ります。
烏拉那拉の出だが今は愛新覚羅の妻であるため親から頂戴した名は気に入っていないから皇太后より名を賜りたいと願うと如懿と名付けられます。
黄綺瑩(儀貴人)、金玉妍(嘉貴人)、蘇緑筠(純嬪)、如懿(嫻妃)、高晞月(慧貴妃)・・高晞月のどこに智慧があるのだと口にする皇太后は後宮の争いの火蓋は切って落とされると不吉な笑みを浮かべます。
嫻妃に封じられた如懿は延禧宮に移るが親友の海蘭は高晞月のところで居候させてもらう立場になり酷い扱いを受けます。高晞月はあっさりと禁足が解かれた如懿をよく思わず結託した海蘭を彼女に近付かせないようにするため富察皇后にうちによこすようお願いしていたのです。
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