作品情報/キャスト
美形男子アラン・ユーと4000年に1人の美少女と称される元SNH48のジュー・ジンイが共演した中国ラブ史劇。中国古代から伝わる民話「白蛇伝」を基に制作。
千年に及ぶ修練を経て白蛇の妖怪は白素貞(人間女性)に姿を変え臨安の町で修行を積むと出会った医者の許仙と惹かれ合い夫婦の契りを交わす。端午の節句祝いで雄黄酒を飲んでしまい正体をあらわにすると許仙はショックで意識を失ってしまうが彼女を守るために邪薬を飲んで妖怪に姿を変えたことで金山寺に連行され彼の子を産んだ白素貞も幽閉されてしまう。愛し合う人間と妖怪に危機が訪れる!
ネタバレあらすじ/新・白蛇伝
第25話・一日だけの師匠
如意は許家が妖魔に取り憑かれていると姣容を唆し王道陵が扮する神仙の呂祖のもとに連れて行きます。
「屋敷で千年の妖蛇が猛威を振るっている」と言われ、最近の出来事を言い当てられた姣容は天兵天将を妖魔を切る天師令を授ります。
如意は何で白素貞が妖怪だと言わないのだと怒ると王道陵は言っても信用されないからだと言います。前世は太上老君の弟子・奉丹瞳子であり炉を燃やしてしまい妖怪にされた時に手にした天師令だと説明し如意そっくりな霊蕊仙子を思い出します。
そんな様子を町で楽しんでいた小青と張玉堂が尾行して目にしていました。神仙のフリをして金を受け取っていたので懲らしめてやろうと思うが急な腹痛に襲われます。
許仙と白素貞は帰宅途中に医院からつまみ出される老人を見て保和堂に連れて帰ります。
皮膚病だけでなく狭心症を患っていたので懸命に世話をします。
老人(本物の呂祖)は夫婦に感謝し医術書に足りない部分を密かに加えます。姣容が持ち帰った天師令が急な雷を起こし山中を歩いていた小青に襲いかかります。
小青は一緒にいた張玉道に体を張ってもらって助けられ、こんなに大事にされたのは生まれて初めてなので涙を流しながら治療します。
老人が天師令を処理したことで白素貞は危機を逃れていました。
「次に妖の言葉を信用したら妖魔が取り憑く」と夢で脅された姣容は魘されます。許仙は本物の呂仙人が教えてくれただけだと告げると如意が連れてきた呂仙人に「家に妖魔がいる」と言われた事を知ります。
屋敷に戻った小青はペテン師に如意も騙されたのだと姣容が思っていたので目撃した事を告げいつまで騙されるのかと言い放ちます。
小青と張玉堂が互いに惹かれている事を察知した白素貞は青蛇と人間がうまくいくわけないので心配します。許仙のように受け入れてくれたとしても小青の妖毒は人間を殺してしまうのでどうしたらいいか悩みます。
第26話・妹のために
小青が完全に恋に落ち張玉堂に惚れていたので白素貞は悩みます。
許仙に情毒が移ってしまったときは自分の妖丹で助ける事ができたが小青は500年の修行しかしていないので妖丹を授けても救えないし本来の姿に戻ってしまうのです。
幸せになって欲しいが2人の命が危険なため相談すると許仙は2人を遠ざけるしかないと思います。
しかし自分たちが二人のためにする事を2人が望んでいるとは思えないので白素貞は小青を傷付けずに願いを叶えようと東海竜宮の4人の小神に相談すると上仙の血液が必要だと言われます。
東海竜宮では竜王だけが上仙であり10滴の竜血があれば情毒を抑えられます。
竜王が小青の実親だと知った白素貞は娘のためなら協力してくれると思いすぐに訪ねるが9人の息子はいるが娘はいないと激怒され聞く耳を持ってくれませんでした。
情が深いほど毒が強いと観音様が言っていたので白素貞は妖怪だという事は伏せて張玉堂に話します。
自分では釣り合わないのだと受け入れる張玉堂だったが話しを聞いていた小青が「なぜそんな話をするんだ」とやってきて「仲を裂ける者はいない」と張玉堂を連れて行ってしまいます。
はじめて恋する小生は自分の想いをぶつけると張玉堂は「みんなに反対されているし生い立ちも知らないし銭も家もない」と拒否します。
それでも両想いなはずだと信じる小青は強引にキスし生い立ちが気になるなら一緒に調べようと伝えると彼も自分の気持ちに正直になります。
第27話・許されぬ恋
張玉堂がかつて持っていた長命鎖から人形劇場にたどり着いた小青は彼が蘇州随一の名門・張家の若様だと突き止めます。
「妖怪め、また人心を惑わすか。運命に逆らう妖怪どもは存在すべきではない」と法海が現われいきなり攻撃を受けるが白素貞に助けられます。
その頃、許仙は帰宅中に姿が見えない法海の元神に声をかけられ風雨亭で待っていると言われます。法海は妖は必ずしも悪ではないと悟ったが心の魔に肉体を奪われてしまったのです。
肉体を奪われる覚悟があるなら鍼を用いて肉体を一時仮死状態にすれば心の魔は肉体に戻れないのでその間に魔を封じ元神を戻して魔を始末すればいいと許仙は進言します。
小青は張玉堂を連れて張邸を探していると張夫人がやってきて彼の腕にある痣を確認し私の息子だと喜びます。
小青は自分のおかげだと思うが屋敷に招かれると張夫人から「法海のご尽力で見付ける事ができたから感謝せねば」と言われます。
法海に誘導された張夫人に侮辱された小青は名門でも人を見て態度を変える礼儀知らずだと言い放ち一人で怒って帰ります。
小青は落ち込んでいると求人募集を見てやってきた者の中に張玉堂がいました。若様が何の用だと冷たい態度をとるが必ずそばで守ると言われ嬉しくて涙を流します。
白素貞は小青の修行が足らないので人間とは結ばれないと告げるが離れないと決心した小青は聞く耳を持たず張玉堂に事情を話せないので困惑します。
小青は「姉さんとは互いの道を行く」と告げ張を連れて去ってしまうが妖丹を失う白素貞は100日ごとの厄日を控え法力は弱くずっと守っていたので今攻撃を受ければ危険なため心配します。
第28話・小青の涙
厄日に体調を壊す白素貞は許仙の世話になるが出て行った小青を心配します。
小青は隠れ身の術を使い張玉堂と山の中で幸せに暮らし夫婦となる杯を交わすが張玉道が昏睡状態となります。
助けを求められた白素貞は診察すると情毒に侵されていると分かります。小青の妖丹では助けられないし自らの命も危ないため情を絶って情毒をなくすしかないと告げます。
張玉堂を救うには繋がりを絶ち相手の生涯から自分を消すしかないのだと小青は涙を流し白素貞から手渡された東海竜宮の忘情水を首を振る彼に飲ませました。
小青が仕事に専念するので姣容はいったい何があったのだと心配します。白素貞は役所に勤める李公甫が悪党を退治するためと護身符として拘霊陣符を持たされていたので疑問に思います。
若様が婚礼を挙げると張家の患者から聞かされた小青はショックを受けます。白素貞たちは混乱を避けるために隠すはずがわざわざ伝えに来るのはおかしいと気付き何者かに小青が誘き寄せられていると気付きます。
小青は婚礼を見に行くと本当に自分の事を忘れているのだと分かり悲しみます。法海の元神に助けられると屋敷にいた法海の魔の心に陥れられたと分かり攻撃するが元神しか入れない結界を作られ逃げろと言われます。
魔の心は自分も元神で相手になってやると体から抜けるがその間に許仙と白素貞が鍼で仮死状態にさせます。小青は体を取り戻した法海に「すべてくそ坊主のせいだ」と言い放ちます。