作品情報キャスト
「不滅の恋人」のユン・シユン主演の韓国コメディーサスペンス
証券会社のサラリーマン・ドンシクはチーム長が犯したミスを全て被る羽目になり信じていた同僚や家族にまで背を向けられ孤独感に陥り遺書を残して自殺を試みる・・・が直前で怖気づき帰ろうとすると連続殺人犯の犯行を目撃してしまい逃げる途中でパトロール中のボギョンのパトカーと接触し記憶喪失となってしまう。連続殺人犯のダイアリーを手にしていたドンシクは自分がサイコパスだと勘違いする。
全32話で紹介しています
ネタバレあらすじ/サイコパスダイアリー
第9話・
イヌの前で手帳を落としてしまったドンシクは自分の物だと思っているので当然のように拾って店を出て行きます。
イヌは自分の正体を知って知らんふりしてそばにいたのかと思い頭にきてドンシクを追いかけると彼を探す女警官ボギョンと階段ですれ違います。
ドンシクは途中でお腹がいなくなりエレベーターを途中下車していたので偶然にもイヌと接触することはありませんでした。
すっきりしたドンシクは「欲求が満たされないなら止めよう、でも僕はサイコパス、殺したくなったらその時に考えればいいや」と呑気に帰路に付きます。
ドンシクがサイコパスだと証言を得てしまったボギョンは後輩テクスのその事を話し捜査を手伝うよう協力を求めます。
一方、イヌからドンシクの一挙一動をすべて報告しろと命じられた監査役チョ・ユジンはジェホに同じように命じます。
ドンシクは成績トップでありしかも理事と親しいと噂が広まっているため人が集まり残業せずに帰ってもチーム長から文句言われなくなりました。
ドンシクは異母弟ドンチャンが前から苛められているのを知っており顔の傷を見て一緒にいたチルソンに殴られたのだと勘違いします。話を聞くと助けた事が分かりいじめっ子達のもとに案内されると7.8人に囲まれてしまいます。
イヌから監視を命じられた男や捜査中のボギョンが後を追って様子をうかがう中、ドンシクはコインを投げて裏が出たらお前たちの命を頂戴すると映画「ノーカントリー」の真似をします。
ドンシクはコインを投げるが映画のセリフだろうと殴られます。ボギョンは正体を現すまで待つ決断を下すとドンシクはボコボコにされイヌから監視を命じられた男がアホらしいと去って行きます。
ボギョンはこのままでは危険だと助けに行くとチルソンから通報を受けたパトカーもやってきます。ドンチャンから心配されるドンシクは「弱い者は殴らないんだ」と笑みを浮かべます。いつもドンチャンから虐げられていたドンシクだが記憶喪失だから過去は覚えていないと告げると笑われ関係が良好となります。
ボギョンは仲良い家族を見てドンシクがサイコパスなわけないと思いお見舞いに行きます。
第10話・
イヌはジフンを殺そうとしたのが自分だと会長からまだ疑われていると知ります。
我慢しながら帰宅すると訪ねてきた男から「ドンシクを辞めさせろ、なぜ庇う?ソ・ジフンを陥れようとしたことを会長にバラすぞ」と脅されます。
会社の金で海外の不動産を買ったことをバラすぞと逆に脅しドンシクを庇う理由を知りたいかと聞いて隠し部屋に案内します。そして「お前ごときが脅されたくない」と何度も殴り付け衝動的に殺害してしまいます。
「シンソン証券の重役チュ氏の巨額の横領が明らかとなるが警察が家宅捜査に踏み切ると既に逃走した後で捜査は難航しています」
ボギョンは連続殺人の犯行日に共通点はないかと調べ映画マニアのドンシクに相談します。
ドンシクはどこかで見た日付だと考えているとインバース先物取引のグラフを思い出し総合株価指数が下落するときに収益が出る銘柄だと説明します。
5日線が20日線を突破する日がまさに事件が起こった日であり、この法則に基づくとまだ明らかになってない事件がある事に気付きボギョンは感謝して署に戻っていきます。
行方不明の事件を見付け捜査協力を求められたドンシクは同行すると直感で社長が怪しいと思います。ボギョンが署長に呼ばれ帰っていったので勝手に捜査すると社長が行方不明なんだから何もしゃべるなと労働者の一人に訴えていました。
「でも、ホン・ジングは自殺じゃありません」
それを耳にしたドンシクはどこかで聞いたときある名前だと気付くと自分が殺した人じゃないかと思い出しボギョンが追っている連続殺人犯は自分なんだと驚きます。
ボギョンは労働者がつぶやいていた言葉が名前だと思っていたがモンゴル語で「殺人」と分かります。
第11話・
ドンシクはイヌに命を狙われていたがチャイムが鳴ってドアを開けるとちょうどボギョンが訪ねてきた事で助かります。
「労働者が言っていたのは名前ではなくモンゴル語で殺人だった、目撃者かも」
動揺するドンシクは明日工場に行くというのでやっかいな事を言われたらマズいと思い同行すると願います。日記を読み返すと工場内で飛び降りるよう迫ったので社長は事故死だと会社にとって都合が悪いので隠したがっているのだと気付きます。
処理しなければと夜中に工場に向かうと送っていきますよとチルソンに声をかけられてしまいます。
待機してろと命じ工場に侵入するとモンゴル人に何故か襲われるが命令を無視して侵入してきたチルソンに助けられます。
「薬品タンクに人が落ちているのを発見し社長に伝えたが工場が閉鎖になるからと口止めされました。一緒に遺体を運ぶよう強いられ従うしかありませんでした」
「自殺に見せかけた遺体を2人で遺棄したのか」と内心思うドンシクはそれなのに何で「殺人」とボギョンに伝えたのか話すと遺書の筆跡が違うと言われます。
前にきたときにボギョンと一緒だったことで刑事と勘違いされたドンシクは「今のままでは犯人だと疑われるから真犯人を見付けるまで黙っていろ」と伝えました。
調査をしていたイヌは手帳を持ったドンシクと女警官が自分の事件を調べていると知り手帳が自分の物だと知らないのだと気付きます。
イヌはボギョンに会って確かめようと思い店を訪ねるとボギョンの父親が発作を起こして倒れたので病院を紹介してあげます。
第12話・
モンゴル人のネルクイは社長に殴られ拘束されます。
ネルクイから電話を受けたドンシクは彼が口を塞がれているため何言っているか分からなかったがそこにやってきた社長の声が届き事態を把握します。
「殺してくれればすべて解決する」と頭をよぎり電話を切ると訪ねてきていたチルソンから外国人労働者が殺されそうなのに無視するのかと言われます。
チルソンが土壇場になって怖じ気付くのでここにいろと命じ工場内に足を踏み入れるとネルクイが必死で逃げる姿を目にします。まだ生きていたのかと内心思うがネルクイの助けを求める声を聞いて無視することが出来ず出て行きます。
ドンシクはネルクイを逃がし社長からナイフを奪って覆い被さったところで警察が駆け込んでいました。
それにより殺人未遂の現行犯として手錠をかけられてしまうがネルクイの証言で疑いが晴れます。父親の病室にいたボギョンは報せを受けて向かおうとすると病院を紹介してくれたイヌが送っていくと言うのでお願いします。
到着すると遺体が発見されたと騒動となっておりイヌは何で遺体が移動しているのかと困惑します。
死体解剖が行なわれると糖尿病ではないのに血糖値を測る採血針が胃の中から検出されます。ボギョンは左手の親指に刺された跡があった事から同一犯と思われる他の犯行と同様だと伝えます。
「睡眠薬で被害者を抵抗不能にし左手で親指を刺して血液を指印で採取したあと自殺を偽装したんです」
一緒に生きましょうとボギョンに連れられ警察署にやってきたドンシクは逮捕されたと思うが外国人労働者を救ったこと、そして隠蔽された事件の発見に貢献したことで感謝状が手渡されます。
捜査班が設置され公開捜査となる事を知らされるが犯人は金融業界の従事者である可能性が高いと言われ動揺します。
マスコミの取材を受けニュースに流されたことで家族は喜ぶがニュースを見ていたイヌは完全犯罪が台無しだと怒りを必死に抑えます。