作品情報・キャスト
放送局OCNで歴代最高視聴率に輝いたユン・ギュンサン主演の韓国サスペンス
勝つためならどんな不正も厭わない俗物弁護士ムヒョクは担当した女子高校生刺殺事件の裁判で思いがけない不祥事が発生し責任を負わされます。身に覚えのない濡れ衣を着せられ事務所を解雇された上に弁護士資格まで剥奪され、自分を陥れた陰謀と謎のまま終わった事件の真相を暴くために身分を偽り臨時高校教師キ・ガンジェへと変身し学校に潜入する。そこは一部の生徒たちが王者のように振る舞う特別な世界だった。事件の裏の深い闇を解明し真犯人を捕らえることができるのか
全16話で紹介します
ネタバレあらすじ/潜入弁護人
第14話・勝手な言い分
映画館を途中で抜けるならボムジンがスアを殺して戻ってくるのは可能でした。ムヒョク(ガンジェ)は一緒に映画館にいたテラの証言を得られればと思うがテラが死んだと知らされ驚きます。
「警告しただろう、あなたが従わなかったからテラは亡くなったんだ」
ボムジンに言われたムヒョクは人殺しで人間以下のクズが何を言っているのかと頭にきてぶん殴ります。
学校で冷たい目で見られ落ち込むスアを屋上に呼び出したボムジンが言葉で追い詰めて唆した、または突き落としたはずだとムヒョクは疑います。
「あくどい記事に追い詰められ生徒は自殺しただけで学校側は関係ありません。生活記録捏造なんてありませんから生徒管理に尽力してください」
ソヒョンはまた口を塞いで済ませるつもりか、どれほど多くの生徒が傷付けば罪を認めるかと言い放ちます。すると今まで我慢していた先生も「間違っているなら認めて正すべき」と次々と賛同して立ち上がります。
学年主任は財団からの指示でと動揺するが校長に「学校は財団の利益を追求する場所ではない」と言われ俯きます。
ムヒョクは自分がこれまでに調べた資料をソヒョンに渡しハンスに届けてもらいます。
病室の外で待っていたムヒョクは呼ばれたので「ボムジンの言うとおりにテソクに罪を着せるのか、スアを殺した犯人を突き止めるか、どっちが選べ」と訴えます。
ハンスは苛められていたスアの噂を「闇の森」で目にし、心配で追うとボムジンの父ヤンギと一緒に車から出てくるのを目撃していました。養護施設で守ると告げていたので約束を果たすと告げるとスアは「抜け出したい、もう少し待ってて」と言われ郵便を渡されました。
郵便を出した翌日に心配で向かうと彼女が刺されていたのです。テソクが窓から逃げたと告げたのはスアを噂から守れる唯一の方法とボムジンに言われたからでした。
裏窓からの近道は犯人しか知らないのでムヒョクはボムジンが犯人だと確信します。
第15話・トラップ
次期大統領の予備選挙に出るヤンギにムヒョクは電話をかけスアについて話があるので会ってくれるならメールをくださいと告げます。
1時間後に会ってくれるとメールがあったのでボムジンが監視しているのを知りつつ「スアを殺した真犯人を教えます」と返信します。
父親への関心が高いボムジンはスパイアプリで監視していたようだと教え「だから同じ学校の女子校生と付き合っているのを息子さんは知っていたんだ」と言います。それを証拠に何を話すのか気になってここに来るはずだと訴えるとボムジンがやってきました。
「彼がスアを殺した犯人です。これ以上口を開いたらテソクのように殺されるか、ヒョンジョン検事のように通り魔に襲われるのか?」
ムヒョクは親子でどうぞ話し合ってくださいと告げ帰ります。
ボムジンは自分が殺したと告げ女子校生と交際する議員が運良く大統領になってもテソクの欲は深まるしスアが一生口を閉ざすとは思えないと言います。
ヤンギは自分のためにと勘違いしているので自分の将来のためだと言い放ちます。
「息子が殺人犯になれば議員として終わり、さっさとムヒョク弁護士をどうにかしろ」
ムヒョクはソンハ法律事務所のためにもどうせ落ちていくヤンギとは縁を切るべきとドジンを説得してハンスの弁護人として記者会見に応じます。
「ハンスは無罪、大統領候補ヤンギによって偽装されています。ヤンギがチョンミョン高の事務長を通じ被害者と不適切な関係を持っていたからだ。ウナム大を買収したいテソクは芸能事務所のモデルを使って政財界から検察まで接待をしていた」
ヤンとテソクのメールの内容を公表すると前もって話を通していたヤンギの対抗馬の議員が現われ徹底的に調べるとマスコミに発表しました。
スアが自分を守るために送った郵便が養護施設宛てだったのでソヒョンはユナを連れて探しに行きます。誤配されていたのを確認し手にするとスアの日記が入っていました。
「裁判で証拠にはならないがヤンギを潰すためにスアの日記を公開するべき、単なる悪評で終わらせないためにも」
ハンスは取材に応じ自分は無実であること、そしてヤンギと会った日から事件が起こるまでのスアの日記を公表しました。
両親に捨てられ養父母にも捨てられたスアは高校に進学するためにわざとテソクの芸能事務所に入り彼に接近しました。そして毎週金曜日にヤンギの接待をしていたのです。
ムヒョクはスアを殺したのはヤンギの息子ボムジンだと公表しました。ヒョンジョン検事に止められてはいたがアリバイが崩れるのを阻止するためにテラを殺すような者を放っとけば何をするか分からないと思ったのです。
ヤンギの秘密を握るテソクは自殺で処理され、ボムジンのアリバイを証言していた女性も自殺で処理、そして意識を取り戻したハンスにテソクを見たと証言するよう訴えたのもボムジンだと言います。
また事件の責任者、ヤン次長検事がテソクを通して女性と密会する接待を受けていた証拠となる写真も公表し真実を隠蔽したのだと告げ今後公平な捜査をするようお願いします。
最終回16話・真実
ムヒョクは屋上にボムジンを呼び出すと「お前の負けだ、証拠も何もないだろう」と挑発されます。
しかし優秀な弁護士は法廷に立つ前に終わらせると教え「俺の目的はお前を潰すことだ。お前のことを信用する者はいない。ヤンギの息子というレッテルがお前の将来を遮り性犯罪者で殺人犯のヤンギの息子として生きるんだ」と言い放ちます。
ヒョンジョン検事からギファン刑事が自首したと報告を受けたムヒョクは身代わりだと告げます。
ヤンギと内通する検事はどうぞ聴取を見ていってくださいと余裕綽々な態度を示すがギファンはすべてを白状したあと「ヤンギに指示されたんだ」と怒鳴りました。
ムヒョクは前もって予想してギファンを訪ねており「娘を人質に取られ身代わりとなっても危険です。それより指示されたと言えば情状酌量される」と告げていたのです。
ウォンソクはテソクの金の出入りを調べると大金を振り込んでいるのを見付けます。調べると犯罪者であり検事の協力で家宅捜査に踏み切るとスアの家に隠しカメラを設置したことが分かります。
ムヒョクを抑えろ、そして弁護しろとヤンギに言われたドジンはすべて正直話してくれないと弁護は出来ないと訴えます。
「スアとは付き合っていたが殺してはいない。テソクは欲深く目的のためには何をするか分からないので殺すしかなかったんだ」
今まで付き合う者は選べと散々偉そうに言われていたドジンは吹き出して笑い「諦めろ」と告げます。その場に現われたヒョンジョン検事は殺人教唆および売春防止法違反の罪だと逮捕状を見せ逮捕します。
調べたこととギファンの陳述でハンスの無実は証明されるがボムジンがスアを殺した証拠がないのでムヒョクは心配します。
第二公判、ムヒョクは「ギファンに事件現場の偽装、そしてテソクを殺して自殺として処理するよう指示したか」と聞くとヤンギは認めました。
「私は貧しい人を支援して支えスアの後見人となっていたが勘違いした息子が殺してしまいました。間違った方法で息子を庇おうとしたことを反省しています」
すると傍聴席にやってきたボムジンが嘘だと言い出しました。自分が証言者となり事実を明らかにして無罪を証明すると言うのでムヒョクは受け入れます。
「あの日はテラと映画館にいたしスアの家に行っていない」とボムジンは勝ち誇って告げるがムヒョクは嘘だという映像を見せます。
ウォンソクが手に入れたスアの家の隠しカメラの映像を流すとスアが刺される10分前にボムジンが現われました。ボムジンが壊してその後の映像はなかったが嘘だという証明にはなります。
嘘を付いていたボムジンが10分まえにスアの家にいたことで世論はボムジンの仕業だと思います。ボムジンは街を歩けば冷たい視線を浴び避けられます。ムヒョクは「地獄でもがいているのにまだ強がるのか」と声をかけテラが自殺したマンションに入るボムジンの写真を見せ「必ずすべて突き止める」と言い放ちます。
護送されるヤンギは休憩中に受刑者に襲われ、街を歩くボムジンは何者かに注射器で刺され殺されます。
ハンスは登校するとビョンホやギフンに謝罪され、イェリもデビューが無理なら勉強しなくちゃとユナに励まされます。本来の学校に戻ると虚しさや暗い雰囲気が漂っていたがチョンミョン高等学校の顧問弁護士となったムヒョクが現われ挨拶にすると生徒たちに笑顔が戻りました。
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