作品情報・キャスト
チャオ・ルース、ディン・ユーシー共演の中国ラブコメ時代劇
時代劇ドラマの脚本を書き上げた新人脚本家のチェン・シアオチエンは目を覚ますと自分の書いた物語の中にいて脇役悪女キャラの陳芊芊となっていました。
芊芊は花垣城の三郡主で対立する玄虎城の若君・韓爍に第3話で殺される予定であり現実世界に戻るためには最終話まで生き延びるしかないと気付く。筋書き通りにドラマのヒロインである二郡主の陳楚楚と韓爍をくっつけようと奮闘するが元許婚の裴恒も加わり恋のトライアングルが発生してしまう。
予測不能な恋模様、後半には住む世界が違う2人の切ない展開、最高に笑って泣けるラブコメ時代劇。
全28話(テレビ放送はおそらく24話ぐらい)で紹介します
ネタバレあらすじ/花の都に虎われて
第13話・縁結びの罠
若城主として山賊討伐に向かう事になってしまった芊芊はこの際に韓爍と楚楚を結ばせようと企てます。
白芨から「山賊らを手駒にとお考えですね、この機に孟過を配下とし玄虎城の隊商を護衛させようとしてますね」と言われ、部屋を芊芊と別にされ怒ろうとしていた韓爍は「その通りだ」と誤魔化します。
芊芊は文を2人に送り韓爍と楚楚を裏山で引き合わせます。韓爍が先に到着して芊芊が準備した花束を手にするとタイミング良く楚楚がやってきます。
最高のシチュエーションだと芊芊は喜ぶが韓爍が「教坊司の一線の決着を付ける気だろう、剣を抜け」と言い出しました。
剣の手合わせからでも恋仲になる事はあるはずと仕掛けていた紙吹雪を降らせるが蘇子嬰に足を踏まれた梓鋭が声を上げてしまった事でバレてしまいます。
2人は美男美女、まさにお似合いだと笑いながら出て行くが「笑いものにするために呼び出したな」と楚楚は怒って行ってしまいます。
「襲われたのではないのいですか」と楚楚の配下に言われた韓爍は孟過の罠だと察知し急いで楚楚のもとに案内させます。
韓爍は落とし穴に嵌まる楚楚を発見して救出すると「母は若君を私の婿にと考えていたが芊芊があなたを略奪したのよ。あの日に戻れるなら私は先に行く。過去に戻れるならあなたは誰を選ぶ?」と聞かれます。
韓爍は純粋で善良な芊芊を選ぶだろうと返事しました。
芊芊は2人が会っているのは良いが何で朝まで帰ってこないのかと聞くと今頃落とし穴の中にいるのではと蘇子嬰に言われます。
恋の罠を仕掛けるのだと伝えていたが落とし穴を仕掛け、もし山賊に見付かり埋められたらどうするのかと怒ります。
すると蘇子嬰が粥を煮たことで居場所が知られ山賊が襲撃してきました。韓爍と楚楚が駆け付けた事で孟過を捕らえる事に成功するが脚本では韓爍が配下にするため解放させました。
しかし蘇子嬰が持つ玉の欠片が落とし穴にあった事で楚楚から追及を受けた蘇子嬰は「2人を結びつけるために落とし穴を掘っただけで三公主に悪気はありません」とはっきり言ってしまいます。
第14話・山賊頭領
韓爍は裴恒が派遣した蘇子嬰を見張るよう白芨に命じます。
裴恒は伝書鳩が届かなくなったことで困惑し、花垣城主は陳芊芊がついに奮起したと喜び凱旋を祝う宴を開くが芊芊が孟過を再び解放したと報告を受け「捕らえて解放してを何回繰り返すのだ」と激怒します。
7回目で捕らわれてしまった芊芊だが6回も解放させていた事で孟過は投降し頭領として山賊から慕われます。
山寨を包囲していた韓爍は孟過が強引に芊芊を娶り祝っているのだと勘違いし軍を率いて攻め込みます。
孟過は韓爍は頭領の夫だから戦えないと困惑すると酒に酔っていた芊芊は「襲撃されただと?反撃だ」と出て行きます。
「韓爍、何で私を置いていったの。守ると言ったくせに」と芊芊は泣き出すと韓爍に抱き抱えられ連れ戻されます。山賊は芊芊を頭領と慕っている事で同じ軍営に合流されます。
目覚めた芊芊は蘇子嬰を見張り自分に近付けさせないでと梓鋭に告げます。
韓爍を収納庫に閉じ込め薬を盛ろうとしていると知り助けに向かうがいきなり襲われたのでひっぱたくと「逃げろ、合歓香のせいだ」と言われます。
第15話・好きになってはダメな人
陳芊芊は収納庫で倒れてしまった韓爍を必死に呼びかけるといきなり覆い被さってきます。
「夫婦なのに婚儀もなしで床入りもしていない。花垣城に戻り必ず執り行う、生涯君を傷付けないと天と誓う」
陳芊芊と韓爍はキスするがドアをこじ開け押し入ってきた白芨に水をぶっかけられます。陳芊芊は場の空気に流されあやうく一線を越えるところだったと思うが邪魔されて嫌だった気持ちもあり気付くと枕をおもいっきり抱いていました。
好きになってはいけない人だがどうも胸が高まってしまい戸惑います。
陳芊芊と韓爍は黒幕である蘇子嬰をとりあえず泳がせ様子を見ることにします。陳芊芊は蘇子嬰の目的が陳楚楚を城主にすることならば脚本通りに戻せるので好都合だと思うが、韓爍の方は裴恒の前で罪を明らかにし城主の座を守ってあげるためだと白芨に告げます。
楚楚から碁に誘われた芊芊は応じると「媚薬を焚いた密室に夫婦を閉じ込めるのは策としてはおかしいので目的は別の女だったのでは?落とし穴の時と同じ策だ」と言われます。
「今まですべて譲っていたけど韓爍が要らないならもらう」と言われ協力すると約束してしまいます。
第16話・策が裏目に
韓爍は宴を開き副頭領・孟過と蘇子嬰を招きます。陳芊芊は蘇子嬰を招くとゆう事は何か思惑があるのだろうと思い席に付くが裴恒までやってきたので驚きます。
蘇子嬰が争いを焚き付けるような言い方をしたことで陳芊芊は酒をたらふく飲んでシラフだったが酔っ払った大芝居をうって出て行きます。
「蘇子嬰が何度も書斎に入り白芨に追い出されていた」と梓鋭から報告を受けた芊芊は眠ったふりをするよう命じます。
すると蘇子嬰が自分の私物に花垣城の防衛図を隠し入れ出て行きました。罪を着せる気かと思うが若城主の座を楚楚に譲るためには好都合だと思いそのまま戻します。
楚楚は芊芊が防衛図を私蔵していると密告書が届き兵を率いて月璃府へ向かいます。
証拠を発見出来ず偽りかと思っていると蘇子嬰がやってきて跪き「謀反の疑いがある若城主の過ちを見過ごすことは出来ません。書斎を片付けているときに防衛図を発見しました。」と言われます。
しかし見張っていたのは白芨も同じであり韓爍に命じられて防衛図を別の絵に替えていたことで芊芊は驚きます。韓爍に呼ばれた裴恒がやってきて芊芊を告発する蘇子嬰を目にし本性を知らずに危険にさらしたので謝罪します。
「芊芊を守り裴恒はこれで顔向けできなくなろう」と勝ち誇っていた韓爍だが、裴恒と芊芊の姿絵だったために恥をかかせる気かと怒られます。
しかし白芨は「この絵はもともとあったものです」と告げたため芊芊は自分が隠し持っていたのかと驚きます。もともとは芊芊は遊び人で裴恒とは許嫁の関係だったので持っていても確かにおかしくはありません。
「裴恒の名誉を傷付けたんだから離縁して裴恒に嫁ぎなさい」
花垣城主に言われてしまった芊芊は「別れるけど裴恒には嫁がない」と訴えるが裴恒からは相思相愛だと思われ韓爍に好意を抱いてしまっているため別れを告げることができません。