作品情報キャスト
エル/キム・ミョンスと「梨泰院クラス」のクォン・ナラ共演、民衆のために不正腐敗に立ち向かう朝鮮時代の王室の秘密捜査官・暗行御史アメンオサの活躍を描いた韓国時代劇
朝鮮末期、目標も野望もなく今日だけを生きる弘文館の役人ソン・イギョムは首席合格した人材だったがトラブルを起こして義禁府に捕まる。
すると都承旨のテスンから秘密捜査官の暗行御史の任命され罪を償うように言われる。
命令に従い民衆の無念を晴らすために社会を正すために新人の暗行御史となったイギョムは美貌の持ち主で聡明な茶母ホン・ダインと共に事件を解決していく
全16話で紹介
ネタバレあらすじ/暗行御史
第13話・白日のもとに
フィヨングンの無実の証拠を入手したイギョムだが領議政キム・ピョングンの刺客ソ・ヨンに矢を放たれます。
踏みつけられ殺されそうになるがチュンサムとダインが背後から棒で襲い助けられます。フィヨングンを殺した奴で黒幕を暴くためにも重要な証人になるから殺すなと命じ書状をダインに渡します。
イギョムは駆け付けたイボムに運ばれ治療し一命を取り留めます。すぐに暗行御史団は重要な証人となるソ・ヨンを連行し漢陽へ帰還するため出立します。
領議政にさっさと都承旨チャン・テスンを死罪にするべきと迫れる王様は考えると時間稼ぎをしていたが言葉が見付からず許可を出してしまいます。
執行直前、イギョムは駆け付けるとキム・マニ(領議政の息子)は激しく動揺します。暗行御史が何のようだと領議政に言われるが貪官汚吏がいる場所に現われるものだと言い放ちます。
王様が現われ「自決したはずのイギョムが生きているがどうゆうことだ」と聞かれたキム・マニは言葉に詰まります。イギョムは護送中にキム・マニに殺害されそうになったので届けられた遺書は偽物であり、また全羅観察吏の殺害も指示していたと告げます。
自分はフィヨングンの娘ヨンシンだと名乗るダインは先王が父親に授けた密旨を差し出し「異様船の侵攻と略奪により苦しむ民を守るために先王の命で兵を訓練していたのです」と告げます。
イギョムは勢力を強めるフィヨングンを恐れ殺害しときながら自害したと嘘をついたんだろうと領議政に言い放ちます。
領議政は書状は偽物だろうと訴えるが刺客として雇っていたソ・ヨンが連行されてきます。自分を殺すよう命じたのだから陛下に何者か説明しろと告げるとキム・マニが知らないと誤魔化すのでチェ武監を呼ぶよう願います。
行方不明だろうとチェ武監が口をすべらせ、ソ・ヨンがすべて事実だと証言したため領議政は目を閉じます。イギョムはフィヨングンに謀反の罪を着せ数年間民を苦しめ政を乱した者を重罪に処すよう力強く訴えます。
ピョングンはフィヨングンを逆賊に陥れ不法に金鉱を採掘し私的に労役を行なわせた罪で金堤に監禁、ピルハは賄賂を受け取り人事を操作した罪で北清に監禁、キム・マニは殺害を指示した罪で極刑に処されます。
身分を回復し王族となったダイン(ヨンシン)だったがいろいろと学ばなければならず睡魔が襲います。ダインに婿を捜せと王に命じられた都承旨はイギョムに紹介するが・・・
その頃、王様の救済により食糧などが配られ笑みを浮かべるイボムとスネだが新しくやってきた観察使が悪縁ピョン・ハクスだったので警戒します。
第14話・因縁
観察使がイボム達の捜索を命じた事でお世話になっていた村が襲われ女性が連行されます。
王様は全州から上訴が届くが「盗賊が勢力を振るっているため鎮圧する兵を送ってほしい」と「観察使が盗賊を言い訳に暴政を敷いている」という2通が届き困惑します。
都承旨から相談されたイギョムは新しくきた観察使の名前がピョン・ハクスだと知り再び暗行御史になると名乗り出ます。恋に浮かれているダインはイギョムからプロポーズされると確信し心の準備をするが求婚ではなく暗行御史となってイボムがいる全州に行く事になったと言われます。
イギョムは出立すると今回は家を守ると言っていたチュンサムがいたので喜びます。道中民家で世話になるが奴婢市場に売ろうとしているとチュンサムが耳にし夜中に逃走します。
まずはイボムを捜そうとするが王宮を抜け出したダインがやってきたので驚きます。
観察使ピョン・ハクスは監禁されているビョングンの監視を任される立場でもあり酷い場所だったので居を移します。暴政を働き民から財産や女を募集すると暗行御史の餌食になるから止めるよう叱責されます。
イギョムは村に到着するとイボムが観察使を暗殺するらしいとスネから知らされます。観察使が妓楼で楽しんでいると知り駆け付けるとイボムがとどめを刺すため剣を振り上げていたので止めに入ります。
逃げ切った観察使は官軍を集結しイボムを捕らえるよう命じます。
第15話・奴婢市場
イギョムは観察使ハクスを襲う弟イボム達を目にし追いかけて止め逃がします。
仲間達をすぐに医者の元へ連れて行くが頭領が命を落としてしまいイボムが殺しておくべきだったと怒りをあらわにしたので罪を暴くのが先だと訴えます。
その頃、都承旨はダイン(ヨンシン)に会いに行くが侍女の様子がどうもおかしいので問い詰めると求婚が嫌で宮廷を逃げ出したと知ります。陛下に報告したあとチェ武監がいたので声をかけると派遣を命じられると読まれ逃げられそうになったので特命だと告げます。
スネが連行されるのを目にしたイギョムは捕らわれた人々がどうなるのか調べると奴婢市場に連れて行かれるのだと知ります。
イギョムとチュンサムは全州に到着する前に世話になった家で売られそうになった事を思い出しダインがわざと吊られるため訪ねます。夜になると輩が部屋に入っていったので見張っていたイギョムは今だと押し掛けが偶然にもチェ武監が世話になっており輩が転がって出てきました。
手形を入手して市場に向かい「全員買うといくらになる?」と責任者に聞くと市場ごと買わないかと聞かれ受け入れるが婢将が告げ口したために観察使がやってきて包囲されてしまいます。
チェ武監の襲撃により逃げ出すことに成功したイギョムはチェ武監と一緒に戻り状況を伝えて欲しいとダインに告げます。
死罪を恐れる観察使はキム・ピョングン(前の領議政)に助けを求めると暗行御史を出頭させないようにすればいいだけだと言われます。婢将に兵を率いて道を遮断するよう命じ市場にいるスネを捜しに行きます。
第16話・民のために(最終回)
盗賊を言い訳にして罪のない民を抑圧し良民を奴碑にしている監察使を捕らえるため兵を集めようとしたイギョムだが出頭を拒まれます。
いつの間にか暗行御史を装った盗賊に仕立てられておりイギョムはチュンサムだけを逃がそうとするが失敗に終わります。しかもスネが人質となっており顔に傷があったので手を出したのかと激怒するが天主教徒だから処刑せねばと言われます。
盗賊と天主教徒をかばうと大罪人だと観察使に言われるがイギョムはスネがいなくなった理由を把握します。
牢獄されたイギョムたちは市場に連行される途中で観察使に嫌気がさしていた官軍の頭に拘束を解かれ逃がされます。都に向かう道中で檄文を目にしたチェ武監とダインは戻ると観察使と一緒にいた者が流罪になったはずのキム・ピョングンだったので驚きます。
またイボム達のもとには檄文を目にした民たちが恩返しするときだと大勢集まっていました。
観察使は命じてもいないのにイギョムたちが連行されたと知って動揺すると兵を集めて衝突するしかないとピョングンに言われます。
イボム達は観察使を捕らえるために正面突破して押し掛けると罠を仕掛けられ包囲されてしまいます。
兵を集めるイギョムは戻ってきたダインから蜂起する檄文を見せられイボムではないかと思います。市場で売られる奴婢を救出してから観営に押し掛けるがイボム達が拘束されており助けようとしたところ包囲されます。
「盗賊と内通していないというならお前の手で首を刎ねるべきだ」と強いられるがダインが奴碑市場で働く者と物扱いされた良民を率いてやってきました。
イギョムは「民を守らなければいけない者たちがいつまで誤った指示に従っているんだ、民を守りたい者は武器を捨て私につけ」と言い放つと全員が武器を捨て観察使とピョングンは捕らえられます。
イボムは助けてくれたイギョムに感謝するが連行されるピョングンが短剣を取り出し向かってくるのが見えたので盾なって守ります。
イギョムは乱を起こした首謀者が亡くなったので加担した者は罪に問わず牢に入れられていた者を赦免します。また強制的に奴碑にされた者は身分を返すと告げ観察使とピョングンには厳しい罰を与えることを告げます。
イギョムが弟を亡くしても暗行御史の仕事を果たしているのでダイン達は心配するが、イギョムは盾になってくれた時に「死んだことにすれば助かる。寺にいるスネの所に行け」と耳打ちしていました。
イギョムは「乱を起こすのは声を聞いて欲しいからです。ただ人間らしく生きたいだけなのです。民の声に耳を傾け応えてください」と陛下に願いします。ハクスは絶島に監禁されピョングンは極刑に処されます。
ダインは暗行御史が必要ない平穏な時代が訪れる事を灯籠祭りで願います。イギョムはダインと生涯を共にしたいと願うと「叶う気がする」と言われ笑みを浮かべます。今度こそスムーズに結婚できると思ってた二人、暗行御史の偽物が出没していると知ったイギョムはまたも陛下に命じられることになるが城門にはダインとチュンサムが待っていました。