作品情報/キャスト
バイ・ルーとライ・イー共演・相性最悪の2人が事件解決のためにタッグを組むラブ史劇
節度使が統治する地方都市・銀城は万華楼を境に上流階級の住む北城と庶民が暮らす南城に分かれていました。南城の覇権を争う竜竹帮の帮主・竜傲一は北城最大の絹織物商家から貴重な金糸が盗まれ当主の李清流に犯人だと疑われる。濡れ衣を晴らすため新絲路で働くことになり李清流から商売の神髄を学び始める。出生の秘密を知った李清流は竜傲一を残して都に戻る決断をするが、謎の陰謀に巻き込まれた竜傲一はある目的を胸に李清流の側室として宮中に入り込む。
全40話で紹介
ネタバレ感想/万華楼
第9話・
李清流や竜傲一たちは湯浴みを楽しみ戻ると塩鉄使の命で朱誠志が新絲路の税務を調べていました。
帳簿を調べるのは通常2年おきなのに、これまでのあらゆる収支を見せろとは言語道断、道理を外した来訪に便宣を図る気はないと訴えるが昭王がやってきて調査を妨害するならと新絲路を差し押さえました。
竜傲一は竜竹幇の金が引き出せないじゃないかと内心焦ります。
胡椒を探す昭王は闇の銭荘にあったと竜傲一から聞きてすぐに向かいます。年10石しか献上されないのに30石以上もあるので銀城の交易を取り締まる役人の分際でいい度胸だと朱誠志を罵ります。
金糸を見つけてくれた懸賞金として杜小仙が1万両をポケットマネーで差し出してきます。
竜傲一は受け取ると預けていた5万両を取り戻せないので鼻毛が出ていると告げて彼女を退かせ仕事を教えてほしいと李清流と交渉します。
報酬の一万両を返し、新絲路に住み込むこと、生糸の卸と商品の運搬を竜竹幇が担う約束を取り付けます。苦手なそろばんを頑張ってはじき仲間たちが稼げるために必死に考えます。
第10話・
通関証を朱誠志などに渡すつもりはない李清流だが帳場を封鎖され資金を動かせないので生産の回復に悩みます。
銀子も材料もないので女物の肌着を作るよう提案します。竜傲一と昭王も加わり大事なところだけ隠す肌触りのいい肌着を考案し試しに売ってみると街で評判になります。
朱誠志が新絲路にやってきて上流階級に向けて堂々と売られていたが風紀を乱す衣だと叱責します。つなぎの肌着を作れと命じていた李清流は人から聞いた話は当てにならない、なぜうちで作ったと断言するのかと言い反ちます。
しかし新絲路で作ったことが分かるとよくも恥をかかせてくれたなと杜小仙が激怒します。
不道徳なもので店を潰す気かと責められた竜傲一は男に見せるための物ではなく動きやすく肌触りが大切なんだと言い放ちます。お嬢様なら結構だが庶民は侍女を従えていないのだから着やすいにこしたことはないと訴えます。
第11話・
昭王を郊外の湖へ案内した杜小仙は自分は父親の手駒であるという寂しい胸の内を吐露すると、皇族の暮らしは自由から程遠く親の束縛が嫌で仕方なかったがもがけばもがくほど逆効果になったと言われます。
杜長風は金糸を取り戻し公廨本銭を拒み帳場を封じられても対策をひねり出した李清流を妬み何とかしろと朱誠志に命じます。
100枚の注文が入り竜傲一は、ほら見た事かと勝ち誇るが欠陥品は売るべきではないと李清流に言われます。
着心地と実用性を兼ね備えた新しい胸当てを作るよう言われ鶏の羽根を利用し胸当てを仕上げます。
後頭部を殴られ気を失っていた竜傲一は意識が戻ると保管していた倉庫から火の手が上がっていたのでやけどを負いながらも必死で商品を守ります。
火の中から李清流に助けられ脱出した竜傲一は駆け付けた昭王の手当てを受けます。
商品を守ってくれたことに感謝したい李清流だったが新絲路の衣が全焼するより1人死なれる方が損害であるため人に生まれてよかったなと口にしてしまうと、「人の命と銭を天秤にかけるな、それでも人の子か」と激怒されてしまいます。
第12話・
蛇幇の七眼は竜傲一が生きていると知り仕損じた者を追い出すが朱誠志から銀城から出て行けと叱咤されます。
竜傲一は命がけで商品を守った事で職人たちから評価され贈り物がどんどん届きます。みんなの心を一つにまとめた事で感謝を伝えたい李清流は食事を届けに行くが湯浴みをしていた事で覗かれたと勘違いされます。
女性にどうやって接していいか分からない李清流は男たちから話を聞き情報を仕入れると昭王が花束を贈っているのを目にし希少な植物を持っていきます。
しかし香りを長く嗅ぐと動悸がして腹を下すと返されてしまいます。
火事で調べが難しくなり帳場の封鎖が解かれます。昭王は竜傲一を狙ったかのような放火だが新絲路を潰すのが目的だったはずと疑い李清流に手を組もうと誘います。
新商品の発売日、多くの女性が駆け付けるが邪魔してくる輩を武力で追い返す李清流は蛇の入れ墨が入っているのを確認します。
第13話・
新商品の売り上げは好調で職人たちから竜傲一は称賛されます。
掟により褒賞が与えられると知った竜傲一は希望通り意匠堂の堂主になります。新しい商品を考案し始めるが部屋を散らかしていると批判されさっそく李清流とぶつかります。
試行錯誤するなか竜傲一は疲れ果てて寝てしまうと李清流は彼女のために果物汁を届け飲ませます。
炎彬と小芹は二人がとても良い雰囲気なので寝たふりをしながら眺めます。
竜傲一は李清流を連れてなじみの南城の屋台に出かけ肉を勧めます。疑いながら肉を食べる李清流は美味しくて笑みを浮かべるが二人とも銀子を持ってきていないことに気付きます。
李清流は倍額を届けさせる条件で話をつけると店主と竜傲一は目配せしてニヤつきます。李清流は自分とは縁遠い環境だったが彼女の生まれ育った町を見て回るうちに親しみを感じます。
新絲路で売っても下流の者は買えないので竜傲一は安価な浮き枕を竜竹幇で作るよう小芹と呂副幇主に命じ設計図を渡します。
昭王は竜傲一がいつでも抜け出せるように穴を掘ります。竜傲一を監視していた杜小仙は模倣品を作ってるのだと突き止め・・・