中国ドラマ「夢織姫」
グアン・シャオトンとホウ・ミンハオ共演の中国宮廷ロマンスラブ史劇
あらすじ&キャスト
何不自由なく暮らす班家の長女・班婳は家族が不幸に見舞われる予知夢を見る。武術が得意で正義感強い班婳は悲劇を回避するため行動を起こすと名声高い貴公子・容瑕と出会う。自分にまったくなびかない彼に興味を持つが容瑕は両親の仇を討つために復讐計画を進めていた。班婳は皇帝や高官に対しても物怖じせず発言しライバルであっても冤罪と分かれば無実の証拠を探し出し自身が間違っていた時には潔く謝る強さも持つ。次第に宮廷の覇権争いに巻き込まれていくが運命を切り開いて生きる姿に共感すること間違いなし。
完全版で紹介しています
ネタバレ感想/夢織姫
第42話
石飛仙は石崇海を殺したのはお前かと謝重錦に詰め寄ると容瑕たち反乱軍の仕業だと言われます。
子芝居はよせと言い放つと陛下に報告してもいいがその時は石晋も反乱軍一派だと報告するだけだと言われます。
蒋洛に叱咤される謝重錦を目にし石飛仙は「まさか班婳が石晋を人質にとるとは思いもしなかったが班婳を捕らえているので挽回の機会を与えてはどうか」と助け舟を出します。
石晋と石素月は石崇海を弔い昔の純粋な石飛仙はいないと悲しみます。また班恒と両想いの謝婉瑜は班婳を人質に取り蜀王や容瑕を殺すつもりかと謝重錦に怒りをぶつけます。
謝婉瑜は班婳に会いに行くと吐血していたので驚きます。
容瑕たちは都攻めしか方法はないと話し合い阿克斉との連合軍で一気に侵攻します。激しく動揺する蒋洛は容瑕に投降せねば班婳を処刑すると伝えるよう命じます。
班婳は白狐の毛皮を最期に着たいとお願いし城壁へ上ります。謝重錦は城門前に押し寄せた連合軍に投降せよと訴えるが容瑕が放った矢が班婳に突き刺さったので驚きます。
連合軍は猛攻を仕掛けると石晋と阿克斉に痛めつけられた謝重錦は城門が破られたと報告しに行きます。激しく動揺する蒋洛は「役立たずめ、投降などせぬ、下がれ」と言い放つとあっさりと引きさがったので戸惑います。
石飛仙は容瑕が班婳を射抜いて殺害したと知り都には班大将軍の腹心だった者がいるので敵討ちをさせるべきと進言します。
しかし生きていた班婳が班家軍を立ち上げた祖父の信念を忘れたのかと虎符を手に現れたため老将たちは開門します。
班婳は兵を率いて大月宮に乗り込み貴様のせいで民は飢え死にしているんだと一気に制圧します。
第43話
万事休すの石飛仙は王座に座り殺せと訴えるが班婳はとっくに自分の知る石飛仙が死んでいると無視して去ります。
容瑕は慌てふためく蒋洛が逃げてきたのでずっと待ってたと立ち塞がります。
蒋洛は容瑕を殺せと謝重錦に命じるが謝婉瑜と離縁し石飛仙を皇后にしようとした事がバレており殺されるわけにはいかないと従いませんでした。
容瑕は悪の権化は誅殺されるべきと偏殿に閉じ込めるよう命じました。そんな蒋洛のもとに出向く謝婉瑜は離縁状をたたきつけて出て行きます。
皇帝となった蒋璋は先帝の遺書を偽装した容瑕も皇位簒奪に加担していると訴えます。班淮や石晋、班恒に阿克斉などが擁護するが皇太后は国を変える大事な時期だと陛下に訴えます。
班婳は黙っていると皇帝は民を想う心に感動したため真の人徳者を隠居などさせられないから帝位を譲ると言いました。
これには皇后や皇太后、多くの官吏たちは驚き考え直すよう訴えるが皇帝は聞く耳を持ちません。班婳は皇位がほしくて攻めたわけではないと訴え民から逃げるとは無責任だと言い放ちます。
皇太后は誰が蒋洛を守るのだと陛下を叱責し皇后は今すぐ禅譲撤回するよう願い出ます。
皇后は容瑕を亡き者にして二人で皇帝を支えればいいと訴えると祖父が亡くなり妹が投獄されているのにそんな愚策を考えているのかと石晋は怒ります。
大事なのは家族であって権力ではないと石晋は言い放ち去ります。皇太后から簪を贈られた班婳は何か頼みごとがあるのではと聞くと息子を守りたいのは母親にとって当然だが悪行を繰り返したので減刑など頼めないと言われます。
弟想いの陛下なら活路を見出してくれるはずだし容瑕は皇位に就くはずないと告げます。
第44話
無能な君主はふさわしくないから皇位を継いでほしいとあらためてお願いされた容瑕は困惑します。
祖父は消され石飛仙と蒋洛も囚人となったいま情けない皇帝にうんざりする皇后・石素月は容瑕さえいなくなればと思い宮中で婚礼を挙げさせ補佐させればいいと進言します。
正式に皇帝の座に就く蒋璋は謝重錦の任を解いて庶民に落とすと命は助かったために謝成炎は感謝します。
そして容瑕を右相国に任命し大月宮で婚礼を挙げよと命じます。
容瑕は花嫁を迎えに班府に向かいます。班家の者たちと謝婉瑜は簡単に関門を突破させてなるものかと阻止すると容瑕は必死で愛の言葉を投げかけます。
腕相撲など従っていた容瑕だが予定の時間がやってきたので力ずくで門を開け班淮夫婦にご挨拶します。
家族みんなで大月宮に向かい儀式を終えると二人は皇帝皇后の前で夫婦の杯を交わします。それを見届ける皇后は不吉な笑みを浮かべます。
第45話(最終話)
婚儀の途中で班婳は寝室に戻ると安楽公主がやってきて皇后が容瑕を殺す気だから巻き込まれる前に逃げろと言われます。
宴中、酔っ払った班淮と謝成炎が言い合いを始めたので家族が止めて連れ出すと容瑕が倒れ皇帝は驚きます。
夫婦の杯を交わした際に付着した班婳の紅から毒が検出されると皇后と話を付けていた官吏たちは班家を捕らえろと主張します
皇后はためらっている皇帝に自分が真相を明らかにすると訴え皇帝を寝殿にお連れするよう命じるが先ほどまで倒れていた容瑕の姿が消えていました。
班婳を捕らえよと皇后から命を受けた石晋は班婳が容瑕を殺すはずないので部下たちに自分が戻るまで動くなと命じます。
班府に食事を届けに来たものがいきなり短剣を取り出し襲ってくるが班恒が返り討ちにします。石晋は皇后に謁見し石飛仙に続き道を誤るなと聖旨を受けなければ禁軍は動かないと言い放ちます。
皇太后から下命を拝するために皇后が騒いでいると知った班淮は向かうとこれから親戚になるであろう謝成炎も加勢します
姿を現す皇太后は禁軍に班家を捕らえるよう命じるが石晋が皇帝と生きていた容瑕を連れてきます。
石晋は皇后が奸臣と結託し班婳に毒殺の罪を着せようと画策したのだと訴えます。皇帝は大理寺で尋問を行うから皇后と奸臣を捕らえよと命じると容瑕は名君になると思っていたと頭を下げます。
班婳は婚礼を計略に使っていたのを知らなかったために容瑕に怒りをぶつけます。謀反は一族連座の大罪であるため石晋は功労を記した鉄券と官位を引き換えに命は守ってやるが権力に執着しなければ陛下や家族に愛されていたはずと反省しない妹に告げます。
容瑕は不貞腐れる班婳を慰め初夜を急がなくては連れて行きます。
お告げがあった班婳は寺を訪ねると周公廟で火事があった日に危険を顧みず火の中に飛び込み周公像を救ったので周公がお心に感激し夢の中で危機を知らせたのだろうと言われます。