作品情報/キャスト
「イ・サン」のイ・ソジンと「梨泰院クラス」のイ・ジュヨン共演の韓国ワイムワープ政治ミステリー
記者として働くジョンインは5年前に大統領だった父ソ・ギテが暗殺され真相を追っていました。ある日、「タイムズ」のイ・ジヌと名乗る記者から取材依頼の電話がかかってくるが待ち合わせ当日に姿を見せないので電話をかけると相手側の電話から亡き父の声が聞える。悪戯かと思うが調べるとジヌは5年前に亡くなっており「タイムズ」というのは現在の「デイリーサーチ」だと知る。次第に父が暗殺される2015年のジヌと電話で繋がっているんだと分かり協力を求める
全24話で紹介します
ネタバレ感想/TIMES
第17話
前大統領ギュミンの後ろ盾を得て大統領を目指していたジヌだったがソ・ギテ大統領とギュミンが手を組んだと知り報道陣の前でJC通信の会長が作成した実名帳簿を見せます。
名前が書かれている政治家は真実を明らかにし過ちを償うべきだと訴えます。
ギュミン、キム議員、ソ・ギテの三人の名前を公表したので会見場にいたジョンインは驚き「こんな方法しかなかったのか、帳簿を入手したのは記者時代なのに今まで隠していた理由は権力抗争で使うためだったのか」と訴えます。
ギュミンから助けを求められたソ・ギテは「今はそんな余裕はない、キム議員と協力して生き残らなければ、そのためには裏切るような真似は今度こそ許さない」と告げます。
ソ・ギテに指示されギュミンは「育てた者として責任を感じるが当選のためにデタラメな話をするとは遺憾だ」と余裕の表情を浮かべ会見を開き、キム議員は事実無根なので釈明はしないと告げます。
そしてソ・ギテは政治工作には大変遺憾だと質問に答え、調査したところナム議員が我々の名前で不正献金を受けた事が判明したと告げます。
ナムから連絡あっても会ってはダメだと念を押していたがギュミンが裏切ったようだとキム議員から聞かされ、ソ・ギテはそろそろお前の出番だと電話します。
DBSの会議ではキム議員と繋がるシンウクが確証もないのに先走って公表したジヌは終わりだなと意見をまとめるがジョンインは帳簿は本物だと口にし自分たちの使命を全うすべきだと訴えます。
しかし大統領の娘が調査した件は誰も信じないからと自宅待機を命じられ、いても仕方ないと思い出て行きます。
DBSに居場所がないのでタイムズのスギョンを訪ね取材内容を掲載させてと願いするとやるなら一緒にやろうと言われ感謝します。
第18話
JC通信のパク会長は検察に出頭しジヌが持っている帳簿は偽物でありソ・ギテが会見で述べた事は事実だと供述します。
ソ・ギテとキム議員に金を渡したことはなくナム議員を通してギュミンに渡したと告げると横領や脱税、労組の解体など他にも嫌疑を見つけたと言われてしまいます。
そのころ、ナムに弱みを握られているギュミンは口封じを命じるがテレビのニュースを聞くのと同時にタクシーで逃げられた報告を受けます。
ジョンインはパク会長から話を聞くために検察のトイレに潜入します。父親が賄賂を隠蔽するために補佐官を殺したのは事実なのかと聞くと「君の父親はギュミンみたいな人ではない、誤解している」と言われます。
ジョンインが真相を知ったころ、ジヌも事務所に逃げてきたナムから殺害を命じたのはソ・ギテではなくギュミンとキム議員だと知らされていました。
ナムから助けを求められたジヌはさっさと追い出せとヨンジェに告げギュミンのもとに押し掛け掴みかかるが護衛に追い出されてしまいます。
ジョンインは父親を訪ね補佐官が殺されたのはギュミンがキムに指示したからだと告げます。
自殺ではないと知っていたんじゃないのかと訴えると気付いていたが彼の死を無駄にしないために大統領になったのだと言われます。グヌがそんなことを求めているわけないと訴え真実が明らかになるように過ちを認めてとお願いします。
ジョンインは真実を明らかにしようとジヌに伝えタイムズで待ち合わせをするがソ・ギテがキムに娘を連れ戻してくれと命じた事で男たちに追われます。
ジヌはタイムズに到着すると彼女はまだ来ていなかったが弟と待ち合わせしていた時と状況が一緒だったので嫌な予感を抱き捜しにいくと目の前で彼女は車に轢かれてしまい亡くなってしまいます。
第19話
ジョンインの葬儀に足を運ぶジヌは自分たちが欲を捨てて真実を公にしていたら命を落とすことはなかっただろうとソ・ギテに話します。
ソ・ギテが涙を流し後悔している様子が見て取れたので「すべて元通りにする」と告げます。それを聞いていた大統領候補キム・ヨンジュはスマホを持っているのだと察知しマウン警察署の刑事たちを動かします。
ジョンシク刑事からこんな目立つことをしていいのかと聞かれるが大統領にならなければ意味がないだろうと苛立ちます。
スマホをグヌの納骨堂に隠していたジヌだったがジョンシク刑事たちに追われ逃げ出します。隠れてジョンインのスマホから5年前の自分に電話し「入党会見に行くな、騙されている。グヌを殺したのはギュミンとキムだ。このままではジョンインが死んでしまう」と訴えます。
2015年のグヌは入党記者会見に現れ「創造党に入党いたしません」とつげると ヨンジェは耳を疑います。そしてソ・ギテを訪ねて疑っていたことを謝罪しグヌを殺害したのはギュミンとキムだと告げます。
「我々が真実に蓋をしたせいで5年後に娘さんが命を落とす、愛する娘さんのためにも国のためにも真実を公にしてください」
2020年のジヌは刑事たちに捕まり暴行を受けていたが気付くとボロアパートで目を覚まします。
テレビでソ・ギテ大統領が会見をしていたので急いでスマホでジョンインを調べると記者賞を受賞する写真を目にし喜びます。弟の事件を調べると殺人教唆でギュミンとキムに実刑判決が下っており、ソ・ギテは自らの過ちを2015年にマスコミ伝え、それが好感度を得ていました。
ジヌはDBSを訪ねるとジョンインがいたので話しかけるが不審者扱いされたので覚えていないのだと分かり去ります。シンウクから今のはジヌかと話しかけられたジョンインは「いつ出所したのかしら」とつぶやきます。
第20話
ジヌはタイムズの名刺と鍵があったので行くが入居者募集になっていたので驚きます。
ヨンジェとスギョンの電話は繋がらず捨てられていた緊急連絡網を見て電話をかけると報道によって訴えられて借金を抱え物流倉庫で働いていると知らされます。
居場所を教えてもらいヨンジェを訪ねるが酔っ払って寝てしまったので彼のスマホでスジョンに電話をかけ彼女の家を訪ねます。
家具に差し押さえのシールが張られているので2015年から何があったか話してくれと頼みます。
2015年にジヌがタイムズに戻ってから2年間は平穏だったが2017年にJC通信のタレコミがあったので調査してから談合のことを報道すると急に関係者が証言を変えたりしてすべて嘘で塗り替えられてしまいました。
虚偽事件の流布で逮捕されて自分が刑務所に入っていたと知りジヌは驚くが「ソ・ギテの仕業だ」と従業員に訴えていたこと知り困惑します。
「出所おめでとう」とソ・ギテから電話を受け訪ねると刑務所に送ったのも出したのも自分だと言われます。
ソ・ギテは「過去のことはどうせ覚えていないのだから気にするな」と告げ2018年にも提案したが築き上げた座にパク会長が就くから彼の次にどうだと誘います。
こんな2020年は望んでいなかったと戸惑うジヌは手を組もうと誘われ考えさせてほしいと告げます。
過去は忘れて未来を考えるとソ・ギテに伝えるジヌはまもなく任期を終える大統領と対談番組をやりたいと願います。
DBS報道局長シンウクは2015年に2回命を救ったとはいえ虚偽事実の流布で実刑を受けた奴と対談することに疑問を感じます。
ソ・ギテと手を組んでタイムズを捨てるのかとがっかりするヨンジェたち従業員は愕然としながらテレビを見ていると「世の中の不正を見逃してはダメだ、それがマスコミの役割だ」と口にするソ・ギテに「なぜ私を刑務所に入れたのですか」とジヌが質問するのを目にします。