華流ドラマ/一夜の花嫁
ユエン・ハオとチャオ・ツァオイー共演、海賊王とお嬢様のラブコメ時代劇
あらすじ&キャスト
伝説の侠客・雲鶴大侠に憧れる花溶は男装して花花大侠を名乗っていました。ある日、借金のかたに妓楼に売られた小茴を救おうとした花溶は海賊王・秦尚城と裴庸の争いに巻き込まれ裴庸の仲間だと勘違いされ秦尚城に捕らわれてしまう。海賊島からの脱走を企てる花溶は女だとバレているのだと気付くが婚姻を迫られたのでそれを利用しようを計画する。粗野で横暴な秦尚城を嫌がる花溶だが実は秦尚城には弱き者を助ける秘密の一面があった。
ネタバレ感想/一夜の花嫁
第21話・火花を散らす恋心
夢蝶山荘若荘主・唐楚蝶は間違いなく3年前に助けてくれた雲鶴大侠だと確信し秦尚城たちを山荘に招きます。
そのころ、秦尚城たちに同行せず金王府に残った金逸文は三箭を始末した金銭鏢の武器を見つめていると婉婉にどうしたのかと聞かれ、執事の金福を疑っていることを告げます。
金福が密会していると報告を受けすぐに向かうと相手は夢蝶山荘の者であり白玉を一気に手に入れるために太子の命令待ちだと分かります。
秦尚城は単刀直入に白玉はあるのかと聞くと唐楚蝶は否定するが花溶はすぐに否定しなかったので嘘だと疑います。
書庫にある仕掛けを発見していた花溶は再び侵入して仕掛けを引っ張ると隠し部屋が現れるが閉じ込められてしまいます。
唐楚蝶は司徒城と名乗る雲鶴大侠の正体が白玉を狙う海賊王の秦尚城だと夜辰から知らされ驚きます。侵入者に気付き駆け付けると花溶がいて白玉を盗んだと夜辰は激怒していたが最初から空だったことを告げます。
秦尚城は花溶の元へ駆け付けます。義父愛用の武器が飾られていたので驚くと父が話していた秦叔父様の養子だったのねと唐楚蝶に言われます。
唐楚蝶の父と秦覇天は義兄弟であり袂を分かった訳は知らないが8年前に秦覇天のために無名の位牌を祭り「この秘密が知られれば夢蝶山荘が危険」という言葉を唐楚蝶は耳にしていました。
秦尚城は荘主に会いたいと告げると桃花谷にいるから案内すると言われます。今回の旅で秦尚城の情を勝ち取ろうとしているのだと察知する花溶は予防線を張り隙を与えません。
温泉山荘に立ち寄ると秦尚城をめぐって二人は火花を散らすが唐楚蝶が料理をひっくり返し激しく嫉妬しているのを目にし花溶は演技だと見抜きます。
料理は女将が作ったものだし普段気の利かない秦尚城が風呂を勧めたので敵をおびき寄せるためだと気付くと「さすがね」と唐楚蝶に言われます。予想どうり刺客が現れ返り討ちにするが秦尚城と唐楚蝶の息がぴったりだったので花溶は嫉妬します。
第22話・嫉妬
温泉山荘で襲撃を受け返り討ちにした一行、秦尚城は白玉が消えているのを確認するが騒動の時に女将に盗まれると予想済みであり偽物を入れていました。
女将が出て行ったので尾行すると妓楼に入って行ったので秦尚城と夜辰が客になりすまして潜入します。俺たちも行きたいなと話す銭大有と張弦だったがいつの間にか花溶と唐楚蝶がいないことに気付きます。
花溶と唐楚蝶は妓女になりすまして舞台に立つとそれに気付く秦尚城と夜辰は驚きます。秦尚城は二人を指名するが既に貴賓室の客から指名が入っていると聞かされます。
貴賓室には金福がいて正体がバレており秦尚城たちも招待されます。本物の白玉を渡せば女性二人に被害は加えないと脅されるが唐楚蝶が琴の弦で隙をついて攻撃します。
金福は味方を呼ぼうとするが金逸文が一掃しており金銭鏢を投げつけ逃走します。秦尚城と花溶は突如現れた金逸文との再会を喜び助太刀に感謝します。
秦尚城は三箭の口封じをしたのは金福であるが黒幕は金逸文の兄・金鐸雄だろうと推理します。認める金逸文は夢蝶山荘に金福の密偵がいると告げると荘主の修行の場所が敵に筒抜けなんだと唐楚蝶は気付きます。
桃花谷へ急ぐ一行は荘主に会いにいくが既に制圧されていて襲撃を受けます。返り討ちにすると全員が自死してしまい、秦尚城は自分を庇って毒針を受けた唐楚蝶の治療をします。
夢蝶山荘に戻る一行は荘主が戻っていないことを知るが「唐峰は預かった、白玉と交換だ」という矢文を受け取ります。白玉は絶対に渡さないと出て行く花溶はわざと密偵を誘き寄せて捕まり根城まで案内させたところで秦尚城に助けてもらいます。
花溶と秦尚城は火を放ち見張りが動かない幕営の目を付け襲撃し捕らわれていた唐峰を救出します。
第23話・引き裂かれる二人
秦尚城と花溶に救出された夢蝶山荘荘主・唐峰は秦覇天の位牌の前で共に大海と江湖を横断無尽に渡り歩いたと話始めます。
15年前に秦覇天と海に出たときに小島に座礁した官船で宝の地図を秘めた一対の白玉を発見しました。宝を見つけたいと思う唐峰と先王朝の宝が現れたら天下に嵐が起こると反対する秦覇天は喧嘩のすえ互いに一つの白玉を持ち袂を分かったのです。
8年前に白玉を守って秦覇天が黒龍党に殺されたと知り自分は間違っていたと唐峰は気付き夢蝶山荘を建て世俗から離れたのです。
夢蝶山荘と唐楚蝶を手に入れるために金鐸雄と結託していた夜辰は秦尚城を狙って毒殺を謀っていたが花溶だけが倒れたので一人で飲んだのだと気付きます。
秦尚城は龍鳳杯に毒が仕込まれていることに気付き唐楚蝶を問い詰めると夜辰が選んだと知ります。慌てて出て行ったと聞かされ追いかけて捕まえると解毒薬の処方はすでに失われていると聞かされます。
宗主や唐楚蝶から問い詰められる夜辰は崖から身を投じ自死しました。
奪命嬰という毒は玄璣子が作ったものであり当主は皆亡くなり自分の生涯最高のからくりを墓穴にしたと言われていました。
解毒薬があるならば玄璣子が設計した宝物庫の中にある可能性はあるが白玉を一つにして場所を探す時間はありません。すると唐峰から別の人間に毒を移せば命は助かると言われ秦尚城は犠牲になることを決意します。
目を覚ます花溶は何やらお祝い事の準備をしていていたので何かあるのか聞くと秦尚城と唐楚蝶の婚礼だと知りどうゆうことだと泣き叫びます。
第24話(最終話)海賊王 再び
花溶は街を呆然とさまよいながら歩き続けます。
遠くから心配そうに見守る秦尚城は雨が降り出しても呆然と立ち尽くしているので彼女のもとに向かおうとしたが金逸文と婉婉が迎えに来たので見届けます。
唐楚蝶は愛しているのに事実を伝えない秦尚城の考えに納得できず花溶を訪ねて結婚は芝居だと言い真相を伝えます。
花溶は宝物庫を探し解毒薬を手に入れなければと焦ります。唐楚蝶は秦尚城の白玉を取りに行き、金逸文と花溶は金王府の金鐸雄の部屋に侵入し白玉を盗みます。
しかし秦尚城を救うために宝物庫へ行くと読んだ金鐸雄はわざと盗ませており追跡します。
白玉を合わせ光を通すと地図が現れるが花溶は唐峰を救出するときに逃げ込んだ洞窟にあった印と同じだと気付きます。
唐楚蝶に秦尚城の世話を頼み金逸文を連れて宝物庫を探しに行く花溶はからくりを解いて喜ぶが銭大有と張弦が現れ秦尚城が亡くなったと知らされます。
引いを率いて尾行していた金鐸雄は全員を連行させて宝をゲットし宴を開きます。
有頂天の金鐸雄から酒を飲まされる花溶は奴の顔にめがけて吐き出します。花溶が殺されそうになると宝箱の中に隠れていた秦尚城と配下たちがいっせいに飛び出てきます。
夢蝶山荘も駆け付けあっという間に制圧した秦尚城は無事だったかと歩み寄るが花溶に引っ叩かれます。
もう二度と騙さないと誓うと抱きしめると花溶は泣き叫びます。
秦尚城は白玉を叩き割ろうとしたが光が差すと地図が現れることに気付きました。白玉は一つしかなかったが印を目にして洞窟の中の墓穴だと気付き配下を連れて爆破させていました。
解毒しほとんどの宝を既に運び出していた秦尚城は敵を油断させるために自分を死んだことにしたのです。
秦尚城は義父の仇をとるために勝負して金鐸雄を倒すと配下たちは全員投降しました。
船で帰路に就く花溶たちは、秦尚城と花溶、金逸文と婉婉、張弦と小茴の合同結婚式を約束し杯を交わします。