作品情報・キャスト
連続殺人事件を追う刑事と、拉致された姪を探す女性が史上最悪のテロリストに隠された秘密を暴くミステリアスな物語
史上最悪と評されたテロ事件を引き起こし世間に衝撃を与えたチョ・ギョンホ。事件後すぐに自首しテロ事件は収束したかに思われたが12年後、同じ町で殺人事件と失踪事件が連続して発生、刑事チェ・ヒョンインと失踪事件で行方不明となった姪を捜すチョ・ジョンヒョンが事件を調べるとテロ事件と何らかのつながりがあった
全12話(24話分)で紹介します。
ネタバレ感想/ホームタウン
第4話
ヒョンイン刑事たちはドクロ組のアジトに押し入ると頑丈な扉で監禁されている者たちがいました。
銃を持つ人がいたので手放すよう告げるが「グルは正しかった・・・」とつぶやき自死してしまいます。シジョンは監禁されている人たちを救うために鍵を開けるといきなり爆発が起こり片足を失う重傷を負ってしまいます。
ヒョンインは何て声をかけたらいいのか迷いながら病院に行くとジョンヒョンがいたので驚き、相棒の妻キョンジュと同級生だと知らされます。
相棒に重傷を負わせたことで自分の本心に気付き事件から手を引くことを決意し、自分の妻は毒ガス事件の被害者で犯人の妹と話すのは苦痛だと伝えます。
カセットテープを警察に届けたムンスクはジェヨンがチャットにログインしていることに気付き呼びかけると「87年の校誌を確かめて」と返事がきました。
ヒョンインはファンギュが自首してきたので事情聴取をとるとジェヨンを誘拐して首を絞めて殺害後解体したと言います。しかし、その前に「グルに愛されていると思うか?」と話していたためグルに言わされているのだろうと疑います。
葬儀に行く前にジョンヒョンは中学に寄って挨拶すると一か月前にジェヨンがチャットにログインして校誌を確かめてと書き込んだことをムンスクから聞かされます。
遺体ないのに葬儀をする必要はないと土壇場でキャンセルし単独で捜査することを決意します。まずはヨンソプの家族に会おうと訪ねるが前に彼の従弟に案内された場所には別人が住んでいて10年前から暮していると言われ困惑します。
ジョンヒョンは毒ガス事件の犯人である兄ギョンホに面会し12年ぶりに話します。ジェヨンに人を通して連絡していたのは知っているから真実をすべて話せと訴えると連絡してきたのは向こうだと言われます。
「お前は当事者であることを忘れている。マークを見たから面会に来たのに恐れているから話せないのだろう。その恐れは共に養護施設を出るときに俺が植え付けた。当事者は俺とお前とジェヨンだ」
ジョンヒョンはフラフラと謎のマークが描かれた建物に近付くといきなり黒い布を被せられます。ヒョンイン刑事は妻が犠牲になった時と同じ嫌な予感をしながら電話に出ると相棒シジョンとキョンジュの死体が発見されたと知ります。
第5話
ジョンヒョンは謎のマークが描かれた建物に近付くと背後から黒い布を被らされ気を失います。
目を覚ますと椅子に拘束されており周囲にはたくさんの蝋燭、そしてスピーカーからはよく分からない音声が流れていました。
そのころヒョンイン刑事は刑務所にいるファンギュを連行させ、謎のマークを見せてヨンジン教と何か関係があるのかと聞きます。そしてカセットテープを流しこれは特定の人間に殺人を犯させるおまじないなのかと聞きます。
「グルとは何者だ?話したくなったら呼べ」と告げその場を離れようとすると「グルはあなたが生気の抜けた死者も同然と言っていたが本当だ、俺の皮をはぎ熱湯をかけて唾を吐くとあなたは救われ生き返る」と言われます。
ムンスク達3人は校誌を入手するがちょうど梯子があったので先に誰かが探していたのだろうかと思います。
ジョンヒョンは再び目を覚ますと外部との干渉で汚されたあなたの心を浄化しましたと牧師らしき人物に言われます。グルを信じてこそ浄化されると言われ、あんたらの主張にはうんざりだと言い放つと「あなたが原点なのだ」と言われ高校時代ヨンソプが持っていたカメラを見せられます。
目の前にいるのはヨンソプだと気付き死んだはずだと訴えると全てはグルの導きなんだと言われます。
ヒョンインは班長から新興宗教の書類を準備してもらうがファンギュから訴えられるのも時間の問題かもしれないぞと忠告されます。
宗教を探るなかで87年に家族養護園の運営について起訴された事件で無罪判決を得た国会議員候補イム・イングァンの演説に皆が集まったので事件に絡んでいるのかと疑います。
イングァンは亡き妻の実父であり何で妻の葬儀に来なかったのかと話しかけます。辛くて忘れる努力をしていたがある人に出会って救われたと言い出したので手掛かりを得ようとするがヨンジン教関連の捜査から手を引け、これ以上首を突っ込むなと言われます。
ジョンヒョンは87年に皆でビデオを見たからおかげでグルによって心に種が植え付けられたのだとヨンソプに言われます。
お前に役目を与えたからここへ来たんだと旧友の写真を見せられ「俺たちがテロを起こした」と言われます。
第6話
ヒョンインは班長が準備してくれたヨンジン教の書類の中に妻の死後に雇った家政婦ミンシルの名前があったので驚きます。
彼女を尾行するとジョンヒョンが監禁されていた建物に行きつき、銃を手に侵入すると異様な儀式を目のあたりにします。背後に気配を感じたため咄嗟に発砲して逃げ出し署に戻ります。
ヨンジン教とドクロ組は間違いなく繋がっているから豚と呼ばれていた準構成員に会いに行くと班長に告げます。
そして豚(ヨンマ金融ヨンタクの部下)に会いに行き、やり手の密輸ブローカー、通称チャン教授を探してほしいと頼みます。
監禁から解放されたジョンヒョンは路上に置き去りにされているところを母親に発見され介抱されます。
母親に無理に入院させられていたジョンヒョンは高校時代に恋仲だったヨンタクに連絡し死んだはずのヨンソプに会ったことを告げます。
87年の毒ガス事件は悪魔のために自分が毒ガス入りの鞄を皆に運ばせたのだと言います。それが事実ならジェヨンの誘拐も自分に関係があるはずと言い養鹿場に連れて行ってもらうと豚飼育所に変わっていました。
話を聞くと前の牧場主が養護施設を建てようとして許可がおりず放ったらかしにして警察に捕まったから鹿が餓死して悪臭が漂って大変だったと言われます。
その牧場主は家族養護園の園長だと知り、自分とギョンホが入ってた場所だったので驚きます。
ヒョンインは亡くなった犬を火葬したあと「あなたの正体は?」と家政婦に訪ねます。毒ガス事件で息子を失い身を引き裂くような苦痛を抱えていたがグルに助けられ信者になったのだと言われます。
苦痛を与えていたのがグルだったらどうするとと問いかけ、家政婦を首にしてその場を去ります。
サジュ刑務所の所長が妻を殺害して自死したと報告を受けたヒョンインは現場に向かいすぐにテープの確認をすると予想通りありました。
ギョンホの面談後だと知り心理学科のク・ビョンミン教授に動向を頼み刑務所にいるギョンホに会いに行きます。