作品概要/有翡
チャオ・リーインとワン・イーボーが共演し2020年度時代劇ドラマランキング一位を獲得した中国ロマンス時代劇
南北朝時代、四十八寨の当主の娘・周翡は固い守りを破って侵入した軽功の名手・謝允と出会う。下山する父親と離別を悲しみながらも修練を積んだ周翡はついに下山の機会を得ると宿敵である地煞山荘が勢力を伸ばし民を苦しめていた。正義感が強く最強の破雪刀の継承者である周翡は弁が立ち機転が利く謝允や弱者を守り、悪を打倒するため旅をしならが試練に立ち向かう。困難を乗り越えて成長し愛を育んでいく彼らに待ち受ける感動のラストは必見!!
全51話で紹介
ネタバレ感想/有翡
4話・江湖によみがえる破雪刀
周翡と李晟は張晨飛の行方を追う王夫人に付き添うために四十八寨を出ます。追いかけてきた李妍(李晟の妹)から一緒に行くと泣きつかれるが任務であることを伝え別れます。
四十八寨の連絡拠点である質屋に王夫人が立ち寄っている間にも周翡は馬車の中で「閉眼禅」の修行に励みます。どの拠点にも張晨飛からの連絡がなかったのでまだ敵地にいると予想されます。
そのころ、謝允は張晨飛たちと別れるが霍家堡がどうも怪しいと思い尾行すると朱雀主・木小喬と霍家堡の霍連涛がつるんでいたので霍家堡主はどこへ行ったのかと疑問を持ちます。
また呉費将軍の子供を捜す地煞山荘の沈天庶は霍家堡が牢獄していると知りすぐに向かわせます。
周翡たちは途中の村で住民から賊と罵られるが王夫人は自分が賊に見えるかと訴えます。自分たちを賊と見間違えるという事は武林に成りすましているのかと思おうが武林は盗賊を野放しにはしないから助けを求めればいいと伝えると霍家堡の主が病に倒れてから見ていないと言われます。
そこに本物の賊が現れたと知り周翡は破雪刀で一気に蹴散らすが霍家堡の者だけが身に着ける装身具を身に着けていたので何で盗賊なんかになっているんだと王夫人は困惑します。
李晟は快挙を遂げて王夫人にいい報告をしようと手柄を焦り一人馬を走らせます。ここへきて面倒を起こすのかと周翡は追いかけると見失ってしまうが護衛がたくさんいる洞窟を発見します。
様子を伺っていると落とし穴にはまって落ちてしまうが岩の間を通して謝允と再会し驚きます。牢に入れられている謝允から張晨飛も同じように捕らわれてるが無事だということ、そして安平軍を率いる父・甘棠公が被災した農民のために浄土を開いたと知らされます。
5話・牢からの脱出
地形と見張りの居所を謝允に教わった周翡は霍家堡の牢にとらわれている張晨飛たちを救うために囚人に盛られた温柔散の解毒薬を捜していきます。
するとすごい気迫を感じる者に肩を掴まれ振り向くが痩せほそり咳き込んでいました。その者は地煞山荘の沈天庶であり見張りが騒がしいのはお前のせいかと聞かれます。
何者だと聞かれるが門派と言えるほどのものではなく師兄が捕まっているから捜しに来ただけだと告げ見張りの者が食べていた食事を盗んで渡します。
牢獄の主を知っているのかと聞かれ首を振ると四象山には妖怪がいて4人の主が四象を名乗っているが内紛を起こし、そのうちの1人の朱雀主・木小喬は荊州に流れ霍家堡に身を寄せたのだと言われます。
1人で泰山に登り三大長老に戦いを挑み大勢の者の目の前で勝利したのだと知らされます。すご腕で用心しなければと思うが解毒剤を探すのが先だと思います。
周翡は食事係の後をつけ厨房にあったものを手にして謝允がいる牢に行くが侵入者が出たと慌ただしく見張りの者がいなくなります。
今なら木小喬の部屋には誰もいないはずと言われ二人は向かうと謝允は解毒剤を見つけます。牢に入れられてる者に解毒剤を与え逃がし周翡は張晨飛たちを捜しに行くが地煞山荘の童天仰を見かけ10年前に自分を連れ去ろうとした奴だと思い出します。
張晨飛たちを発見すると李晟がいなかったが厄介者がいないのはちょうどいいと思い救出します。すると木小喬と戦う者が先ほど牢にいた者だったので何やら探るために牢にいたのだと把握すると地煞山荘の沈天庶と知り合いなのかと謝允に言われ始めて素性を知ります。
霍家堡の霍連涛が爆薬に点火して逃げたと知った地煞山荘は脱出を図り周翡たちも急いで試みます。周翡と謝允が残って時間稼ぎをし呉楚楚たちを連れる張晨飛を逃がすと目の前に木小喬が現れます。
6話・知己と美酒
周翡と謝允の前に朱雀主・木小喬が現れ、周翡は刀に手をやるが折れていることを知っている謝允は咄嗟に「哭粧」の歌詞が間違っていることを指摘します。
こんなんで戦いを避けられるとは思っていなかったが木小喬は歌詞を間違えていた事にショックを受け去っていきました。
そのころ、地煞山荘の沈天庶は霍連涛を警戒させないように童天仰に命じ何かあれば華容へ行けと告げます。
周翡は先に逃がした張晨飛たちに追いつくと苦労続きの旅で疲れ切っているから呉楚楚の話し相手になるよう言われます。
呉楚楚が父から贈られた首飾りを肌身離さず身に着けているのを目にし何となく謝允から贈られた小さな木刀を首からさげます。
謝允は地煞山荘と朱雀主が衝突してくれたおかげで生き延びたが混乱はまだ続くと警戒し、南刀の継承者になれるのかと悩む周翡をまだ下山したばかりだと励まします。
斉門道長・沖霄から別れ際に書物を贈られた周翡は無学だと言いたいのかと不貞腐れると自覚しているなら大丈夫だと謝允に言われます。
周翡たちが華容に到着したころ、王夫人は崖から落ちそうになっていた李晟を救出し「おまえはいつも周翡と自分を比べる、四十八寨はいずれお前たちが担ぐのに従兄同士で恨み合ってどうするのだ」と叱責します。
地煞山荘の沈天庶も華容に到着し祝県令に用意された静かな小院に入ると三荘主・仇天晋も華容に到着したと報告を受けます。
周翡は女に悪さをする者がいたので懲らしめると県令の息子であり、仲裁に入る謝允はもっといい女がいるからと連れ出そうとして階段でわざと足を引っかけます。
7話・焼け落ちた客舎
周翡は腹痛を訴える呉楚楚を連れて客舎を離れ医館に向かいます。謝允はやたら鷹が飛んでいるのを目にし仇天晋がいるのかと疑うと武装したよそ者が大勢やってきたと民が逃げ出していました。
周翡のために刀を購入し火災現場に向かおうとすると白先生と出くわし案内された場所で第3皇子・陳子琛と再会します。
周翡は火災現場が自分たちが宿泊していた客舎だったので驚くが仇天晋を目にし奴らの仕業だと察知して隠れます。
様子を伺っていると仇天晋に詰め寄った県令が黙認したため妙だと思うが会話から狙いは呉将軍の遺児たちだと気付きはやく呉楚楚を華容から逃がさなければと思います。
周翡と呉楚楚は華容が封鎖されてしまったために地煞山荘に扮して県令の妻妾が住む屋敷に向かいます。
白先生から蕭川と呼ばれる謝允は仇天晋が客舎を放火したようだと教えられ焼け跡地から発見された周翡の飾りを目にし衝撃を受けるが、地煞山荘の死体が発見されたと知り生きていると確信します。
周翡は自分たちが逃げたのを何で知っているのかと思うが四十八寨の客舎主が金を受け取っているのを目にし裏切ったのだと察知します。