中国ドラマ「星漢燦爛」
チャオ・ルースー&ウー・レイ共演の大河ロマンス
戦乱により生後間もなく両親と離れた程少商。
つらい家風の中で辛抱強く生き抜くとやがて大軍とともに両親が凱旋するが母親は他人の子に優しく自分の子には厳しくありました。
逃げ出すために結婚を望むようになると皇帝の義理の子で将軍の凌不疑らと出会い、困難を乗り切り婚約するが凌不疑はある秘密を抱えていた
全56話で紹介
ネタバレ感想/星漢燦爛
37話・報復の流儀
皇后の寿誕の宴が開かれる中、程少商は五皇子との密会の疑いをかけられてしまいます。
皇帝から何があったのかと聞かれ鏡心池を通るときに落水した皇子を発見して助けただけだと告げます。
凌不疑が信じてくれたのを確認すると皇后を訪ねる前に程少商は罠を仕掛けて五公主と取り巻きの息女たちに対して報復に出ます。
残飯の汚水を頭からかぶることになった5公主は皇帝皇后に訴えるが証拠がないだろうと言われます。すると皇后の干渉を嫌がり遠き公主府で悠々自適に暮らして孝行することもなかったのに今更肩を持てというのかと越妃に言われます。
皇后の寿誕の宴で程少商を陥れるとは何事だと頬を打たれる五公主は証拠はあるのかと反抗すると証拠はあると凌不疑がやってきます。
五公主の命で五皇子を呼び出し妻の名声を陥れようとしたのだと五公主の息女を連れてくると五皇子も彼女に呼び出されたのだと証言します。
五皇子の証言で数日前に池に落とされたことも明るみに出た程少商は確かに汚水をかけたのは自分だと白状するが泳げない私を池に落とし石まで投げつけたから仕返ししただけの事だと弁明します。
五公主が毒蛇を放てばよかったと口を滑らしたために越妃は蛇まで放ったのかと指摘します。
皇帝は五公主を皇陵に閉じ込め先祖代々の前で反省させてから公主府に戻せと命じ、許可なく公主府から出てはいけないと命じます。
程少商の涙の理由を知った凌不疑は落水の件を何で教えてくれなかったんだと言います。本当に毒蛇で命を狙われていたらどうするんだと告げるが、これぐらい自分で対処できると言われ自分は恐れを抱かされているから近付いてくれないのかと気付きます。
程少商は仕返しすることに執着してしまったと陛下に謝罪すると、誰かに陥れられたのならせめて夫婦であるなら凌不疑には相談するべきだった皇后に叱責されます。
38話・愛を叫んで
程少商は曲泠君とは何者なのかと皇后に聞くと嫁ぐ前は頻繁に宮中に来ていて太子とは両想いだったと知ります。
当時、縁談は太子にとって害になると凌不疑だけが反対していたと聞かされ、皇室に憧れた太子妃に非はないし曲泠君も今や別の人に嫁いでいるので太子妃も安堵したはずと思い悩む皇后に告げます。
「女は情に翻弄されると固執する、凌不疑に真心も尽くさないあなたとは違う」
驚く程少商は本当に彼が好きなのかと聞かれ、「好きです」と告げます。
程少商は自分を落水させた八家息女の父兄を凌不疑が殴打して陛下の怒りを買ったと知り駆け付けます。自分と喧嘩して自棄になったのだと訴えると陛下は理由もなくこんな過ちを犯したのでおかしいと思ったと言われます。
流刑なら付いていくと訴えると杖刑100回を命じられたのでそれでは死んでしまうと慌てます。
ところが凌不疑は拝命すると言い罰を受けるためにさっさと出て行ってしまいます。執行場に駆け付ける程少商は陛下を堂々と非難すると策を越妃に読まれていた陛下は程少商を押さえつけている者の手を緩ませろと命じます。
程少商は今後は何事も相談するし自分勝手に決めたりしないし真心を授けると涙ながらに訴えます。
「もうとっくに愛しているのに何で気付かないの」と抱きしめると、陛下は聞こえなかったために何て言ったんだと慌てると「耳まで遠くなったのか、見てれば分かるでしょう」と越妃に言われます。
程少商は布団を頭からかぶり凌不疑のもとへ看病しに駆け付けると口づけを交わします。そして約束していたので笛を奏でると凌不疑は初めて見た時を思い出します。
39話・積もる痴情のもつれ
小越侯は文帝に謁見すると我が末子と五公主を早く成婚させたいと言われます。
宣氏の娘が越氏に嫁ぐのに少しは斟酌してみたのかと太子に訴えると、杖刑を受け寝ころんで話を聞いていた凌不疑から公主たちを区別するのかと言われます。
五公主の噂は都中で持ちきりであり影響を受けてしまうと思うが成婚すれば噂などデタラメだったのだとかき消されると言われ何も返せなくなってしまいます。
曲泠君は夫・梁家家主の梁尚と皇宮を訪れていたが帰り際に太子から品が届けられたので帰りの馬車のなかで旧情を忘れられないのかと夫から乱暴されます。
しかし、これは梁尚の性格を知って悪計を企てた太子妃が届けた品でした。
程少商は凌不疑が険しい顔でやって来たので指摘するが曲泠君が梁尚を殺したと皇后に報告していたので驚きます。
太子妃は笑みを浮かべるが太子が犯行時刻に曲泠君と別院で会っていたから彼女は犯人ではないと訴えたので驚いて立ち上がります。
逢引していたのかと激怒するが、暴力を受けていたから相談に乗っただけであり余の名前を使って品を送っただろうと責められてしまいます。
太子が文帝から叱咤されるなか、勅命を受けた凌不疑は程少商を連れ梁家を訪ねます。現場では血痕の匂いがまだ漂っていたので曲泠君のもとに行くよう程少商に告げ梁州牧と梁三公子に話を聞きます。
程少商は梁老夫人が私刑をあたえようとしていたので真相がはっきりするまで待つよう止めに入ります。すると駆け付けた袁夫人が梁家嫡女の自分が掟に従って審理すると言います。
凌不疑は梁家の男を集め犯人を引き渡さねば一族に累を及ぶと告げます。そして彼に恨みがあって利害を争うのは身内であり家主が死んで夫人が犯人となれば梁尚の子は継げないので取って代われるのは梁無忌だけだと言い放ちます。
40話・首謀の尻尾
曲泠君は部屋にいたのは自分に変装する侍女であり彼女が出て行ったあと梁尚は殺害されたのだと訴えます。
太子と逢引していたくせにと梁老夫人が暴れるので程少商は止め、袁夫人の許可を得て捜査すると袁慎が付いてきます。
凌不疑は梁無忌を追及すると梁尚に代わって家主を務めているだけで同腹の兄弟である梁遐に引き継がれると言われます。
そのころ、現場検証を行う程少商は隠し扉に気付くと静かにしろと梁遐にナイフを突きつけられます。梁遐がいない事に気付いた凌不疑は梁府にいるはずと読み家を破壊するよう命じます。
梁遐が程少商を人質にして出てくるが梁老夫人を人質に取るふりして隙をついて短刀を投げ救出します。
連行しようとすると梁無忌が放った矢で絶命したので凌不疑は睨みつけます。
文帝は梁遐を捕らえて真相を追及すべきなのに何で殺したんだと叱咤すると、梁無忌はこの件を追っても大局にとって利なしと考えると告げます。
凌不疑は梁無忌は首謀ではないし梁遐には知恵はないと訴え、太子が別院で曲泠君と会っていた事を知り太子の名声を貶めたいと願う人物、予想が付いているはずですと訴えます。
越妃は小越侯を殴り叱咤すると今までの愚かな行いを白状したので、それを耳にした文帝と凌不疑は姿を現し乾安王はなぜ死んだのだと追及します。
彰坤が乾安王を殺し宣氏の兵権を奪ったのだろうと訴える凌不疑は雍王が兵器をすり替えたから孤城が落ちたのだと涙を流し、孤城の多くの将士と舅父を死なせたんだと責めます。
文帝は孤城の件には関与していないと訴える小越侯に、太子を陥れた罪は越氏一族の忠誠と生き残った兄妹二人に免じて命は奪わないが爵位を剥奪し皇陵の墓守を命じます。