作品情報/キャスト
MBC演技大賞5冠達成したナムグン・ミン主演の韓国サスペンススパイアクション
任務遂行中に姿を消した国家情報院のエリート要員ジヒョクが1年後に記憶を失った状態で発見される。裏切り者の正体を突き止めるため職務復帰、巨大な闇の組織の存在、記憶の中で閉ざされた自身の過去の秘密とは?全編を貫く緊迫感とともに二転三転するストーリー、張り巡らされた伏線の数々、ガンファイトからカーチェイス、スリルと興奮を掻き立てる!!
韓国ドラマ「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」全話あらすじ一覧
全14話で紹介します
ネタバレ感想/黒い太陽
9話・敵の懐に潜り込む
ジェイは父親を北朝鮮に売ったのはジンスクだと疑い銃を突きつけると確信があるなら撃てと歩み寄られます。
結局撃つことはできず土砂降りのなか呆然と立ち尽くします。
カンを病院に送り届けたジヒョクは「お前からの動画が届いた」とドンギュンから知らされ転送してくれとお願いします。
「チームに内通者がいた、キム・ドンウクだ。一週間後に最後の動画が届くが内部のネズミが誰なのか突き止めてなければ見てはならない」
国内部次長イナンは好き勝手に組織改編し院長の特別活動費も使っていたので信用していたが一線を越えた行為だと院長に叱責され、「改革党のパク議員と食事をしていたが院長の座に座らせてくれた青瓦台が知れば残念がります。お飾りできたならお飾りでいるべきです」と忠告します。
カンは自分に会いに来たからサンム会に狙われたのだろうと思うジヒョクはすべての事件は選挙に介入するのが目的だったのでそれができるのは国内部だけだとジェイに告げます。
すると1年前、選挙に利用できなくなるのにリ・ドンチョルを殺した動機がないと指摘されサンム会ではなく別にいるのではと訴えられます。
「企画亡命を阻止するためにジンスクが殺したのでは?父を売るぐらいの人ですから」
イナンから聞いたのなら利用されていると指摘するが携帯を盗聴していた事を責められ、これからはパートナーではないと言われます。
カンはまだ意識不明の重体でありジヒョクは信用できる要員をカンの病室に手配するようドンギュンにお願いします。内通者ドンウクはジンスクの案件に関わることが多かったと知らされ奥さんを訪ねると上司からの提案に悩んでいた事を知ります。
ジェイはジンスクの屋敷からモールス信号が送られていると気付きイナンに報告するとペク謀士を呼び寄せ始末するのだろうと言われます。
ジヒョクはペク謀士とジンスクが会うようだと知るが「狙撃手を阻止して」とジェイからメッセージを受け取り駆け付けます。
狙撃手を撃つと銃声に気付いたジンスクとペクは離れるがその場所でも爆発が起こります。ジンスクは気を失いジヒョクはペクの仲間を人質にとりペクに話をしようと訴えるが迎えに来たボードで逃げられてしまいます。
狙撃命令を出したのはジンスクではないと知り企画亡命を阻止するためにドンウクに個別任務を与えたかと聞きます。すると韓国に亡命を希望していた北朝鮮の高官リ・ドンチョルがイナンの脅迫を拒み暴露を目論んでいたとすればイナンはどうしていたかと問われます。
ジヒョクはイナンを倒すためにカンにプラネットの事を教えた国内部チョン局長をドンギュンの伝手を借りて拉致してわざと逃がします。すると予想通り連絡してきたのでこうなったらイナンを倒すしかないと訴えると彼の弱点はプラネットだと知らされます。
また社会心理研究所で担当していウォン教授は国内にいること、また要員が北側に引き渡された件はジンスクではなくイナンが仕組んだものと聞かされジェイに伝えます。
ウォン教授を捕まえ研究結果のファイルをまとめて渡せと要求すると暗号化されているから無理だと言われプラネットの会長のもとに押し掛けます。暗号を解読しろと銃を見せて脅すと許可がいるんだと言われるがそこに拍手しながらイナンが現れます。
御託を並べるので邪魔になった部下を何人も殺しているので聞いてられないと訴えるとジェイが人質にされており仕方なく銃を下すが、前もって意識が戻ったカンに最後の動画が届くからみんなを集めて公開してほしいお願いしていました。
10話・記憶は消えても過去は消えない
ジェイが人質にされたのでジヒョクは銃を下すが国情院の幹部たちを集めて「最後の動画」と流すようカンに託していました。
イナンのもとにカンから連絡が入りうまくいったと思うが最後の動画が流れると仲間を殺したのは自分だと知り耳を疑います。
~1年前、
情報屋から同僚の中に内通者がいると聞かされたジヒョクはギョンソクとドンウクを連れて瀋陽に向かいモスルを追うなかでチョヌが現れたのでペク謀士たちと密会している場を監視しました。
意見が食い違うドンウクとギョンソクがもめそうだったので直接は介入しないが事態を把握するまでリ・ドンチョルを監視すると告げます。
殺害されたドンチョルの前で自分がやったんじゃないとドンウクが震えていたので逃がしてやるが戻るとドンウクがギョンソクを射殺するのを目の当たりにします。
ドンウクは国情院の内部に私的組織がありギョンソクは亡命を企画した奴らの一味なんだと訴えられます。ドンウクが銃を構えたので射殺したが彼は自分の後ろにいた男を撃ったのだと気付き膝から崩れ落ちます。
「お前は復讐にために生まれ変わったんだ、目の前に裏切り者がいるならためらうな、殺せ」
自分からのメッセージを聞いたジヒョクはイナンに銃を向けるがジェイに止められると頭痛と共に倒れイナンに逮捕されます。
復讐のために記憶を消し自分を復讐の道具にしたんだとショックを受けるジヒョクに面会で訪ねていたジェイは「目の前にいるのはその人じゃない」と慰められます。
カンはジェイからの情報をもとにイナンを追い詰めようとしたが教授は出国しプラネットの研究室などすべて撤収済みで先手を打たれます。ジヒョクを釈放させるために国内部次長にイナンの息がかかった者を抜擢することに承諾します。
そして釈放されたジヒョクを訪ねジンスクの独断を阻止したくてイナンと手を組んでおりスヨンにお願いしギョンソクから得た情報をイナンに教えていたと伝えます。
反省するカンから罪は償うがその前にイナンを倒すから協力してくれとジヒョクは頼まれます。両親が犠牲になった強盗殺人事件でジヒョクは自分が父親を撃ったと思っていたが捜査記録を渡され犯人がもう一人いたことを知ります。
記憶は曖昧なもの。1年前の記憶は全体の一部かもしれないと訴えられ自分のためにも再び立ち上がりジンスクに会いに行きます。
ギョンソクはサンム会の一味だったと情報を受けドンウクに監視するよう命じており、ギョンソクがリ・ドンチョルを殺害し口封じのためにドンウクと共にイナンに狙われたのではないかと言われます。
同じ敵がいるのなら今は協力するべきと意見が一致するとジェイは先輩の事故と同じようにカンの車もハッキングされてジヒョクを襲ったのだと言います。調べるとハッキングが疑われるものが他にもあり国会議員と市民団体代表が亡くなっていました。
プラネット会長は殺人教唆にあたるので賭けに出ても勝算はあるかもしれないとドンギュンは言います。チョン局長がイナンの指示で接近しているので「プラネット会長がすべての情報を与えてくれた」と告げるよう指示します。
プラネット会長は最初は協力を拒んだがチョン局長とイナンの会話を聴かせると自分の車がハッキングされ命を狙われていたんだと知り情報を与えてくれます。
この情報と録音した会話でカンはイナンを逮捕します。イナンがずっと黙り込んでいるのでジヒョクはサンム会に連絡するはずだから側近の奴等を監視するよう告げ面会に行きます。
「何も分かっていないな、リ・ドンチョルを殺したのはペク謀士だ。北に拉致した工作員がリ・ドンチョルだったんだ。ペクは要員に罪を着せ国情院の壊滅を狙ったんだ。」
順番が変わっただけだから大人しくしてろと告げ出て行くがジェイからキムチーム長が出国するようだと電話を受け、先ほど見かけたので急いで戻るとイナンが首を吊っていました。
11話・ターゲット
ジヒョクはイナンが首を吊っていたので急いで蘇生を試みると息を吹き返しペク謀士の仕業だと知ります。イナンが自殺未遂で処理されていたがカンとドンギュンは襲われた時にセキュリティーがダウンしていたと知り院長が関与しているのかと疑います。
院長に会ったジンスクはイナンの件を不問に付せば特任部隊を組んでもいいと言われペクを捕まえることが最後の任務になりそうだとジヒョク達に告げます。
ジヒョクはジェイに手を引けと告げるが怪物となって戻ってきたペクがホントウに父親ならこの手で阻止したいと言われます。
ジヒョクとジェイは国情院がハッキングされた時にサンギュン一人でできた事とは思えず彼を訪ねます。
国情院に復讐したいから手を組もうとチャットに連絡がありコードを教わったのだと知らされるがお父さんを殺した人は意識不明だと教えると「次は自分がやられるかもと焦っているでしょうね」と言われます。
意識不明としか伝えていないのに「やられた」と返されたので最初から知っていたんだと気付き手を組んだのはペクなのかと疑います。サンギュンが大きな旅行鞄を持って出かけたので尾行しアジトを突き止めるとジンスクは警察特攻隊の支援を要請するようカンに指示します。
ジヒョクたちはアジトに襲撃をかけると激しい銃撃戦となります。ペクが爆破させると同時に通信が切れてしまい本部では何が起こっているのか分からなくなります。
車の中で監視していたジェイは銃を持って突入するとペクがジヒョクに銃を向けていました。
「お父さん、私が分からない?目を覚まして」と訴えるがジヒョクが撃たれそうだったので発砲し銃弾を受けたペク謀士は車に乗り込み逃走します。
撃たれて手術中のサンギュンからジンスクが事情聴取をとろうとしたのでジヒョクはアジトで回収されたパソコンを復旧させるまで待つようお願いします。
顕忠院で式典がありジンスクは遺族として毎年出席していたが代表スピーチをするよう院長に言われたので自分がターゲットだと気付きます。
カン達から中止を勧められるが遺族代表として追悼文を読む時がペクを捕まえる好機だと言います。警備をするジヒョクはジェイからの電話を受け取るとパソコンに参列者名簿が二つあって書き換えられていたと知らされます。
替えられた名前がキム・ミョンチョルだと知らされ彼を見つけると射殺するが彼の体には時限爆弾が巻き付いておりカウントが始まっていました。