韓国ドラマ「花が咲けば月を想い」
「仮面の王 イ・ソン」のユ・スンホ&「九尾の狐とキケンな同居」イ・ヘリ共演、韓国青春ロマンス時代劇
両班の娘でありながら両親を亡くし貧しさから身を粉にして働くカン・ロソ、
科挙を受けるために漢陽へやって来たナム・ヨン、
禁酒令が10年も続いた時代に2人は運命的な出会いを果たす。密造酒を巡るそれぞれの立場、密造酒組織の存在、ロソの家が貧しくなった理由、宮廷内の陰謀、恋の行方など
全16話で紹介!!
ネタバレ感想・花が咲けば月を想い
13話・満天下の人々へ
襲撃から逃げるロソは輿に乗るよう促されます。助けてくれるのだと察し乗り込んで感謝すると「お前がカン・ロソか、捜していたがこうも近くにいたとは」と言われます。
自分を知っているのかと聞くと密造酒団の首領で人相書が都中に貼られていただろうと指摘されます。
そのころ、シム・ホンを捜索中のヨンは禁乱庁を捜すと都承旨から外を捜せばいいと言われます。奴が最初にした事は貢契(官庁に物品や人材を納める組織)の人集めで彼に国の証明証を出したのは禁乱庁だと告げます。
すると王様が親兵を持つために10年間育てた官庁で聖賢世子が親兵を作ろうとしたが功臣たちの妨害により亡くなったんだと言われます。
軍隊を作るための禁酒令だったと知り、不必要な禁令で大勢の民を罪人にしたのかと驚きます。
ロソが襲撃を受けたと知ったヨンは探しに行こいうとするとパク尚宮から文が届き、彼女がセウォン亭にいると知ります。
ロソに会いに行くと虎の木彫りを見せられ何で持っているんだと聞かれます。自分は幼いころにロソの父親に救われたがそのせいで殺されてしまったんだと告げ、思い出したのはつい最近なんだと謝罪します。
父親を殺したのはシム・ホンかもしれないと言われたロソは望月寺に連れて行かれた時に10年前の事を聞かれたと泣き崩れます。
シム・ホンだけの仕業ではないはずと言われたロソは父親は望月寺で殺された事、そしてシム・ホンの腕に彫られた文字を明らかにして街中にばら撒き、シム・ホンの首に1万両の懸賞金をかけます。
ビラを目にした麒麟閣の妓生ウンシムは匿っているチョ行首のもとに行き、シム・ホンが殺したカン・ホヒョンとはどういう関係なんだと聞くと彼女は猿の仕業だと取り乱します。
領議政は禁乱庁の人材を納めていた密造酒業者が世子翊衛司を殺したのに禁乱大将は気にならないのかと都承旨に訴え、カン・ホヒョンの件がどちらにとって不都合かはいずれ分かるだろうと言います。
ヨンは罠に嵌り窮地に陥るが懸賞金目当ての民たちを率いてロソが駆け付けます。代母を失ってしまうがヨンはシム・ホンを崖まで追い込み黒幕は誰なのかと訴えます。
しかし駆け付けた都承旨の矢を受けシム・ホンは崖から転落します。
14話・真犯人
ヨンは近寄ってくる靴を目にしカン・ホヒョンが殺されるときに「申」と訴えていた事を思い出します。
ヨンは都承旨によって引き上げられ崖から転落せずに済んだが司憲府が駆け付けるまでは近寄ってくる都承旨から殺気を感じており、またシム・ホンを殺したので違和感を覚えます。
世子は「ロソの文書のせいでオム淑媛の件が蒸し返されては困る」と兵曹判書の娘エジンから盗み聞きしたことを聞かされます。パク尚宮を調べるよう命じると元は内需司の女官で10年で至密尚宮になったと知ります。
強力なバックがいるようだと察し都承旨を訪ねようとするがシム・ホンの遺体について話しているのが耳に届きます。
代母を埋葬し弔うロソは、シム・ホンの腕に彫られた傷は「申さる」と読み、父親を殺したのは猿と呼ばれる白装束の者だとヨンに言われます。
王様に謁見するヨンは10年前にカン・ホヒョンにとどめを刺したのは顔は見ていないが「申」と呼ばれるものだと告げます。
申の正体を密かに突き止めよと命じられるが王様は都承旨ではないかと疑います。
そのころ、都承旨は世子が訪ねて来ていたと知り話を聞かれたのだと察します。そして10年前にカン・ホヒョン、そして聖賢世子を殺したのはオム淑媛ではなく自分だと白状します。
強気国を世子様に用意するため、功臣たちに世子を操られないようにするためだと弁明します。
世子の座など望んでいないと言い放ち王様に報告しようとしたが敬嬪様もただでは済まないと脅され、ロソとヨンは大事な存在だから命は狙わないでくれと告げます。
世子はロソとヨンを守るために都承旨と取引し訓錬大将と至密尚宮が10年前オム淑媛を陥れた事にします。都承旨から聖賢世子を死に追いやったのは二人だと訴えられ王は取り調べを命じるが、それを知ったヨンはシム・ホンの黒幕が訓錬大将とは思えずにいました。
ロソは王妃に呼ばれエジルとヨンの協力を得て入宮すると襲撃された時に助けてくれた人だったので驚きます。
やっと返せる時がきたと父の捜査日誌を渡されるロソは望月寺に行ったのはチョ行首からの通報だと知ります。ウンシムを訪ねると生きていると知らされ会わせてもらうが彼女が精神を病み申に殺されると脅えていました。
ロソの手配書を目にするヨンは違和感を抱くと肖像画を描いたものは金をもらって名義を貸した事を知り、都承旨を疑います。
15話・申
ロソは申を知っているのかとチョ行首に訴えると知らないの一点張りでした。
南山の虎と言われたカン翊賛の娘だと告げ訳官チャン氏を調べろと父に言ったはずだと追及すると父に聞かれた場面を思い出すチョ行首は「チャン氏を殺したのは漢城府の判官イ・シフム(現在の都承旨)」と口にします。
帰路に就くとヨンがいたので父親を殺したのは都承旨だったと涙をながらに訴えます。チャン氏が清国で入手した品々が記されている文書を見せ、一見平凡な薬剤や顔料だが聖賢世子を殺した毒があると告げます。
盗賊の仕業に装ってチャンシと父親を殺し、チョン行首を襲ったのだと告げると、問題は世子の伯父であり都承旨が毒殺犯なら謀反で冊封された世子は失脚することになるとヨンは言います。
ヨンは王様に告げる前に友である世子に伝えると伏せてくれないかと頼まれます。罪なき者を殺す加担は出来ないと告げると密造酒団の首領ロソを匿った罪で捕らわれてしまい、ロソも連行されます。
ロソは都承旨が現れたのでどうして父親を殺したのだと訴えると「お前の父親と聖賢世子と私は同じ夢をもつ同志であり功臣たちの権力を奪う必要があったが考えが合わなかった」と言われます。
たかが禁酒令を反対されただけで殺したのか、どんな理由があろうが謀反であり殺人だと言い放つがヨンが投獄されたと聞かされ驚きます。そして花瓶を割り破片を手に仇を取ろうとするが腕を掴まれてしまいます。
世子が駆け込んできて傷の手当てをしてくれるが都承旨の仕業だと知っていてヨンを捕らえた張本人だと察し拒絶します。
ヨンは自分の身に何かあれば王様に渡すよう書状を部下に託していました。王様に謁見する都承旨はヨンを釈放しロソの手配も解け、そして禁酒令は解除すると言われ考え直すよう願います。
すると29年前、領議政の計略なのは知っていたがヌンサン君の謀反を告発したなと言われます。反乱後の不満を一掃できたからいいが領議政が聖賢世子を殺したという書状は何人犠牲にする気だと責められ自害しろと剣を投げられます。
都承旨が王の毒殺を謀ったころ、ウンシムはシム・ホンを匿い治療していました。
ヨンを助ける約束だったのに反故にされ更に王様が倒れたために都承旨を信用できなくなった世子はエジンにも背中を押され、王妃の協力を得てロソとヨンを逃がします。
16話/最終話・酒を交わす時
玉璽を手にする都承旨は勝手に密造酒団の首領ロソを捕らえるよう詔を読み上げ匿う者も同罪だと告げます。
兄と再会するロソは父親を殺したのは今の都承旨だったと話すと、そういえば望月寺に向かう父親の様子がおかしかったと言われます。
ヨンと共に望月寺に向かうと名のない位牌が消えている事にロソは気付きます。都承旨が持ち去っていたが父が隠していた記録を発見するとヨンは王様が危険だと察知します。
都承旨は麒麟閣で宴を開くとウンシムは舞を披露して祝うがシム・ホンを虐げた事が許せず申はお前だし息子を殺したなと都承旨に剣を突き付けます。
剣を振り上げると意識が戻るシム・ホンに腕を掴まれ、もう止めようと言われます。都承旨はシム・ホンが息子だと知って驚き事実だとしても私を捨てたのはお前の母親だと言います。
シム・ホンはウンシムと共に去るから行かせてくれと告げるが都承旨の部下に刺され絶命し、ウンシムも後を追います。
ロソたちが大量の酒を民たちにばら撒き宮廷を混乱させます。都承旨はロソたちの計画だと気付き宮廷を守る兵を残し全軍を集めるよう命じます。
軍を都城外に出すのは目的であったロソは都承旨が見せしめで酒を飲んだ者の首を刎ねようとしていたので出て行こうとします。そのころヨンたちは王宮に潜入し世子と接触すると玉璽を預かり王妃のもとに向かいます。
世子は敬嬪様の命をお守りくださいと王妃に願うと世子嬪エジンと共に王宮から笑顔で逃げ出します。
ロソはヨンから連絡が入らないので処刑人が持つ刀に発砲してはじき飛ばします。禁酒令を破っただけで斬首とは民を罪人とし誰のための国なんだと都承旨に言い放ちます。
都承旨は刀を手にロソに歩み寄るが民たちから石を投げつけられます。すると兵曹判書が逆賊を捕らえるとやってきたので何の真似だと言い放つと世子が王宮にいないので王妃に従うのは当然だと言われます。
都承旨は直接聞くと王妃にもとに向かうとヨンが王様に毒を盛っただろと現れます。敬嬪が世子の命を盾に少しづつ王様に飲ませろと脅されたが当然飲ませていないと王様を連れてやってきたので絶句します。
処刑を命じられた都承旨イ・シフムにヨンは自分が命を落とすよりも供を失う悲しみの方が大きかったのでしょうとロソの父親が遺した日誌を渡します。
思い出に浸りながらイ・シフムが処刑された一年後、王子様が誕生すると世子は東宮を譲ってエジンと自由に暮らし始めます。ロソはくさい台詞を吐かれヨンから告白されるが口づけして答えを示します。