韓国ドラマ/チェオクの剣
ハ・ジウォン主演、メインキャスト3人が女優賞男優賞を受賞するなど2003年に韓国で人気爆発した時代劇
「ツタヤ ディスカス/TSUTAYA DISCAS」で全14話鑑賞し、あらすじ一覧&ネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ
朝鮮王朝時代、首都の漢城にある左捕盗庁の茶母・チェオクは才能があることから捜査にも携わっており従事官ユンと互いに思いを寄せていました。
偽金を流通させていた盗賊団との攻防戦が始まると朝廷の大物と反乱軍が関与するクーデターに発展、密偵として潜入するチェオクは盗賊団のソンベクに惹かれていく。ユンが斬られた事でソンベクへの思いを断ち切ろうとするが・・・
キャスト/ハ・ジウォン主演
チェオク(ハ・ジウォン)
身分を隠す左捕盗庁の茶母、賢く武術に優れ捜査にも関わる
ファンボ・ユン(イ・ソジン)
部下から慕われる左捕盗庁の従事官、兄妹同然に育ったチェオクに想いを寄せる
ソンベク(キム・ミンジュン)
より良い世界を夢見る盗賊団の頭領、許されない立場ながらもチェオクに惹かれる
イ・ウォネ(クォン・オジュン)
左捕盗庁の部将。ユンに忠誠を尽くす
チョ・セウク(パク・ヨンギュ)
王から信頼を受ける捕盗庁の大将、
チェ・ダルピョン(チョン・ホグン)
ソンベクを支援するが狡猾で残忍な性格
スミョン(キム・ミンギョン)
ダルピョンの指示でソンベクに寄り添うが想いを寄せる
演出 イ・ジェギュ
脚本 チョン・ヒョンス
ネタバレ感想
1話~3話のネタバレになります。
全話あらすじ一覧はこちら
1話・偽金事件発生
左捕盗庁の茶母チェオクは長官セウクと従事官ユンにお茶を差し出します。腕前を誉められると司憲府の役人スノの嫁が変死したとの報告がありお前もウォネ武将と共に捜査に行けと命じられます。
自然死だと検視官に言われるがチェオクはすぐに殺人だと気付き犯人は男性だと告げます。屋敷にいる15人の男を集め昨夜被害者の部屋の障子紙に触った者は手が赤く染まると偽り順番に手を浸けるよう命じます。
当然赤くは染まらないが時間稼ぎのために後方に並んで手をこすっている男を目にします。ウォネは鎌をかけると逃げ出したので捕らえることに成功、ユンはチェオクを称えるが度胸のある者なら有用しないから内部の犯行なら全員を護送すべきだったと告げます。
ユンは偽金問題で黒幕一味を何としても捕らえるために話し合いを行うが右捕盗庁と撃毬の試合の日だと知りペク・チュワン武官に任せます。ユン不在の左捕盗庁はウォネまで負傷してしまうなかチェオクが飛び入り参加して何とか勝利します。
お前は女じゃないかと右捕盗庁に難癖を付けられたチェオクは反抗したために激怒され剣を抜かれます。女に剣を抜くなんて恥知らずだとウォネが言い放つと乱闘に発展してしまいけが人が出てしまいます。
あの場にいなかったユンが責任を取ろうとしたのでチェオクは右捕盗庁の従事官でセウク長官の息子チオのもとに向かい自分が責任を取ると訴えます。
腕を斬られる覚悟だったがユンが駆け付けたことでかすり傷で済みます。
ユンは証拠が先だと思いセウク長官に内緒で偽金事件を追っていたが、朝廷でも広がった以上見て見ぬふりは出来なくなったと長官に指摘され驚きます。
チュワンは慶尚道、ウォネは全羅道、チェオクも男装して京畿道へ捜査しに向かい偽金を集めて行きます。船場に行くと民を軽んじる偉そうな両班がいたので事故に見せかけて海に落下させます。その場に居合わせたチャン・ソンベクは「あれは女だ」とスミョンに告げます。
2話・生い立ち
チェオクは集めた偽金入りの袋をひったくりされてしまい必死に追うが逃げられてしまいます。船場で出会ったソンベクから飲み屋の女とひったくり犯は仲間だろうと指摘され、盗品はすぐに故買人に流されるから捕盗庁に訴えても無駄だろうと言われます。
チェオクはソンパで力のある故買人・チョンが捕らわれたと知り話を聞き出してマ・チュクチ夫婦を追い詰めます。その金を使えば罪になるぞと訴えるが自分に恋意を抱くアン録事の息子ビョンテクが駆け付けた事で返って足手まといとなってしまいます。
優れた武術があるチェオクは見殺しにはできいので刀を捨てると頭コッチに殺されそうになるが突如現れたソンベクに助けられます。偶然とは思えず何者だと剣を突き付けると女だとバレており、駆け付けたユンとウォネはソンベクが一味と誤解し剣を交えます。
ユンはただ者ではないと思うがチェオクから助けてくれたのだと知らされ無礼を謝罪します。結局、大きな笠を被っていたためにソンベクの顔を拝見できなかったがユンは剣を見破られたので師匠ファン・ヒョンギの弟子ではないかと疑います。
チェオクは帰路の途中、川で足を冷やしていると子供時代を思い出します。チェオクの本名はチェヒといい7歳の時に弘文館の副提学だった父チャン・イルスンが逆賊の濡れ衣を着せられ自害させられると兄ジェムは連行され一家はバラバラになりました。
使用人としてユン家に引き取られると、ユンは地方長官を務めるチョルの妾の子だったために両班の子供達から差別される辛い日々を送っていました。
ユンは元僧軍の長スウォルの元へ修行に出されると妹のようにかわいがられるチェヒも見よう見まねで側に寄り添っていました。互いに成長するとユンはスウォルの推薦で捕盗庁のセウク長官の部下として働く事になり、ユンが父親に頼んだことでチェヒは逆賊の娘だということを隠すためにチェオクと改名し捕盗庁の茶母として働けることになりました。
3話・密偵の死
密偵のチャンガクが死体で発見されたと報告を受けたユンたちはすぐに向かいます。チェオクは弔いに行くと草鞋が生臭く塩辛かったので死体発見現場であるエオゲ山から近いサムゲ港で毒殺され山に捨てられたはずだと疑います。
高級品を買いあさっている組織に接近するためチェオクはチュワン武官と共に高麗人参売りに扮して囮捜査を始めると売上金はやはり偽金でした。
夜、何者かが盗みに入ってきたので捕らえるがマ・チュクチだったので、またお前かと責め立てます。しかし高麗人参を買った男たちに偽物だとバレてしまい押し入ってきて捕らわれてしまいます。
チェオクはこれから高麗人参10本の取引があるのだと訴え自分が人質になるからとチュワンを逃がすことに成功します。
捕盗庁に戻るチュワンは弓隊を集めさせると、そのことを知ったユンはウォネたちを率いてチュワンを追います。拘束を自力で解いたチェオクは倉庫に隠されていた高麗人参と偽金を発見するが背後から後頭部を殴られ吊るされてしまいます。
反撃に出て男たちを倒すとユンたちがやってきたので偽金の在処へ案内します。しかし勝手な行動をとったことでユンに叱責されると謹慎を命じられたので、そんなに邪魔になるなら捕盗庁から出て行くと言い身分証を返します。
ウォネは組織の頭ガッチュルを捕らえ偽金をばらまいたなと責め立てるが調べるとすべて本物だったので困惑します。
ガッチュルが捕らわれたと知るソンベクは支援してくれているダルピョンに上に立つ者は手柄も過ちも共に分かつべきだと訴えます。
大事を成すため口を割らずに犠牲になればいいのだと言われるが10年苦楽を共にした同志を見殺しにはできません
1話~3話・感想
ちょっと、ユンってめんどくさくない?
怒ったり宥めたりさ・・・そもそも茶母なんだから捜査に使わなければいいではないか。
そして相談もせず勝手に行動したと責めていたけど、
自分も最初、偽金事件を追う時に長官に黙ってましたよね、それと同じではないか。
最初、チェオクの兄がユンかと思ったけど生い立ちを見て絶対に違うと確信、ってことはもしかしてソンベクでは?
全14話あらすじ一覧を最終話まで
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7話~13話
14話/最終回