中国ドラマ/夢幻の桃花
中国で動画再生回数80億回を超え2020年上半期視聴回数第1位を獲得したラブ史劇。
「運命の桃花」に継ぐ桃花シリーズ第三段。
WOWOWで全話鑑賞し、あらすじ一覧と相関図、ネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
夢幻の桃花 どんな話?
夢幻の桃花の相関図とキャスト
全56話ネタバレあらすじ一覧
1話/青丘の姫
太古の昔、神と魔の戦いにおいて東華帝君は孟昊など七十二神将を率いて魔族を迎え撃ち戦いに勝利して天地の主となり六界の生死を司った。
数十万年後、魔尊・緲落が突如として現われ決闘となるが東華帝君は己の修為(修練を積み得た仙力)を使い鎮魂玉で封じて天下に平和をもたらしました。
青丘を治める九尾狐族の姫・白鳳九は桃林に向かうつもりが魔族の禁足地に迷い込んでしまいます。
魔族の主・煦暘(赤魔君)を筆頭に燕池悟(燕魔君)と聶初寅(玄魔君)は身内同士で争っている魔族の状況に頭を悩ませていました。
燕魔君は、こんな荒れ地で暮らすぐらいなら魔尊・緲落を放ち天族と闘うべきだと訴えるが煦暘は「魔尊は残酷で戦を好む」と警戒しており軽率に放てないと反対します。
そんな場所に迷い込んだ白鳳九は洞窟に入ろうとすると跳ね返されいきなり妖獣に襲われたので逃げ出します。
異変を察知した天族の東華帝君は白鳳九を救うと目の前に魔族が現われます。
「様子を探りにきたら幼獣が激突してきたのだ。心が痛むなら太晨宮に償いを求めよ」
両族の間には互いの領土は侵さない約束があり禁足地に足を踏み入れた理由を聞かれるが目撃者が「侵入したのは女子」と証言したため「女子を渡さないのなら魔族は九天に攻め込む」と煦暘に言われます。
東華帝君は「衆生を殺さず道義に背かないならどんなことでも1つだけ応じよう」と約束しその場をおさめます。
自分のために東華帝君が争っていると思った白鳳九は出て行こうとするが捜しに来ていた精衛に発見され「魔族に見付かったら青丘が脅される」と連れ戻され桃林に落とされます。
命を救ってくれた東華帝君の凜々しい姿を見た白鳳九は「青丘の娘として救ってくれたら恩返しをするべき」と言い、九天を訪ねて侍女になりたいと親友の司命にお願いします。
「恩返し以外の事には関わらない、青丘の女帝という事は隠す」と約束し「小九」の名で潜り込みました。
2話/太晨宮の侍女
東華帝君に料理の趣味があると知った司命は連宋に誘われて味見しに行くが見た目とは裏腹に不味くて気を失ってしまいます。
味見をして気絶する者が続出し連宋は誰でも良いから捜していたのです。
少しニヤっとして部屋から出てくる東華帝君を目撃した白鳳九は心ときめくが偏殿の掃除を命じられ沐風蝶を届けるよう言われます。
沐風蝶は水を浴びると烈風を起こすと言われており新人には扱えないと告げるが命に従えと強いられます。何より偏殿は東華帝君に近づく女性を警戒する知鶴(公主)の寝殿でありさっそく烈風を起こして叱責されます。
長年行方知れずだった猛昊が魔族の地である白水山で目撃されたと報告を受け、東華帝君はすぐに会いに行きます。
先代の赤魔君の陰謀によってその妻に誘惑され擒竜鎖で仙力を封じられ竜脳樹を見張るよう閉じ込められていたのです。
誘惑に負けここで罪を償うと言い張るので東華帝君は受け入れ擒竜鎖を粉々にしてあげて去ります。
姫蘅は赤宏殿に向かうと煦暘(赤魔君)から天族の東華帝君に嫁がせたいと言われます。姫蘅に恋する燕池悟(燕魔君)は実の妹の幸せを犠牲にするのかと怒り、聶初寅(玄魔君)は冷静に見守ります。
白鳳九は東華帝君が戻ってきたので笑顔で出迎えるが知鶴の前に立ってしまった事で池に突き落とされてしまいます。風が吹くなか掃除を命じられたり沐風蝶が捕らえられたりするので身分を隠していた白鳳九は仙力を使おうとすると東華帝君の眠りを妨げると注意を受けたことでその場は治まります。
宴の席で司命と連宋が東華帝君の料理を食べさせられ地獄を味わいます。白鳳九は菓子を届けるよう言われそばに近寄れると喜ぶが知鶴に自分が運ぶから下がれと言われてしまいます。
絶好の機会を逃せないと思った白鳳九は・・・・
3話/初めての会話
知鶴は白鳳九からとりあげた菓子を東華帝君に届けます。
東華帝君の不味い料理を食わされていた連宋は菓子を口にするとあまりに美味しく愛する成玉の幻覚まで見えてしまいます。デレデレしてしまい司命にセンスで叩かれ我に返ると周囲の視線を浴びていました。
東華帝君は菓子を口にすると大絶賛して無憂糕(むゆうこう)と名付けます。侵入して覗き見していた白鳳九は喜ぶが知鶴は自分が作ったものだと名乗り出ます。
司命は白鳳九が覗いているのに気付くが嬉しくて尻尾がフリフリ出ていたので慌てて隠すよう告げ青丘を治める九尾狐族の姫だとバレたら庇えきれないと忠告します。
人間界から上神に昇格した成玉と再会し仲良くなったことで味方が一人出来て喜ぶ白鳳九だったが知鶴に菓子の作り方を教えろと呼び出されます。
仙術を使ったお菓子だったため身分を隠さねばならず本当の事が言えないので作れるものを伝授して誤魔化します。
しかし誤った作り方を教えたことはすぐにバレてしまい更にイジメを受ける事になってしまいます。厨房で火の番をするよう命じられるが働きっぱなしだったので寝てしまい気付くと魚が丸焦げになっていました。
魚を釣りに行き厨房で奮闘するとそこに東華帝君が現われ「良い出来だ」と初めて話しかけられ「今後は太晨宮で料理を作れ」と言われます。
白鳳九が落とした簪には青丘の星が付いており拾った東華帝君は「星河に迷い込む蛍、これは知命か知非か」と口にしました。白鳳九はさっぱり意味は分からなかったが何より話しかけてくれた事が嬉しく見惚れてしまいます。
決闘を申し込んでも無視され探りに行かせた鯉の精は白鳳九に釣られてしまい、東華帝君が茶摘みで忙しいと分かると手伝い結局は雑用をすべてやらされ最後は決闘を断られ怒って駆け寄ると1発で追い出される始末。まるでコントですww
桃花シリーズ第二段・運命の桃花ではありえない事ですよね。
天族の方はキャラ的にはそこまで変りはない。