韓国ドラマ/悪の心を読む者たち
犯罪行動分析チームとプロファイラーが凶悪犯の心理に迫るキム・ナムギル主演の韓国サスペンス!
原作は韓国初のプロファイラーとなったクォン・イルヨン教授と作家コ・ナムによる同名小説で実際の事件をモチーフに犯人たちと危険な対話を行なったクォン教授の体験がベース!
こちらの2022年SBS演技大賞受賞作品は「U-NEXT」で全話鑑賞!
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
全12話(24話分)で紹介しています。
見所&キャスト
東部警察署の刑事・ハヨンは被害者の心に寄り添い鋭い感受性を持っているが妥協を許さないために周囲から煙たがられ、ハヨンを評価しているソウル地方警察庁の鑑識係長ヨンスは捜査にプロファイリングを導入した犯罪行動分析チームを創設しようとしていた。
そんな矢先に女性が殺害され全裸で放置される事件が発生。
事件は解決したかに見えたが同様の手口で事件が!!
ネタバレ感想/悪の心を読む者たち
1話・冤罪を疑う刑事の勘
ハヨンは幼い頃に母親と一緒にボートに乗っていると、別のボートと接触した衝撃で湖に落ちてしまいます。水中で赤い服を着た女性が沈んでいるのを目にすると大人たちに引き揚げられ助けられるが遺体が運ばれる際に野次馬の中にいた怪しい人物に目が止まります。
1998年、
赤い帽子事件が昨年から相次いでおり今まで12人の女性が襲われていました。東部警察署強力係ハヨン巡査部長は囮捜査を行い張り込むと赤い帽子をかぶった男が他人の家に入ろうとしたので捕まえるが事件の日のアリバイがあり模倣犯でした。
ある日、若い女性の全裸遺体が発見され容疑者として被害者の恋人ギフンが連行されます。ソウル地方警察庁の鑑識班長ヨンスはこのままではいずれ韓国に無慈悲な奴が現れると危機感を抱きプロファイラーが必要だと訴えるが上司である機動捜査隊長・ギルピョから煩いと流されてしまいます。
ハヨンは被害者の死亡推定時刻にいたからといっても恋人なら指紋が検出されるは当然であり鍵穴が壊されていた事でギフンが犯人とは思えないでいました。
班長が自白を強要するためにギフンに暴力を振るっていたので明確な直接証拠を探すべきだと非難し手口も違うから赤い帽子事件ではない可能性もあると訴えます。
男のいない部屋で泥棒事件が相次いでいたと知るハヨンは被害者宅のドア近くの壁に数字が書かれていた事を思い出します。数字が書かれていた周辺の家を訪ねると世帯構成だと気付き頻繁に訪れる配達員なら調べられるはずと告げます。
赤い帽子事件の犯人ヤン・ヨンチョルが緊急逮捕されたニュースが流れ、ハヨンは出勤すると恋人を殺したとギフンが自供したと班長に知らされるがどうもても犯人の目ではなく冤罪だと疑います。
ハヨンは犯人はギフンが来た時には既に侵入していて隠れていたのではと疑い、鑑識班長ヨンスに頼んで現場に来てもらいます。指紋照会の結果身元が確認できない事が分かると、ヨンスから犯罪行動分析チームを結成し、お前をプロフィラーとして迎えたいと言われます。
#1・感想
プロファイラーとしての素質が自然と磨かれてきたわけですね。
にしても狭い取調室で暴行をずっとくわえて自供させるのはもう冤罪だらけですね。ギフンは床が濡れていたと言っていたから犯人は最初から侵入していたのでしょうね。
そして泥棒はいつも少額らしいので子供の可能性が高い。
2話・冤罪確定
冤罪を疑うハヨンは赤い帽子事件で収監されたヤン・ヨンチョルの面会へ行きます。ギフンが逮捕されたのを見て奴は犯人ではないとつぶやいていたので犯人の見分けができるのかと訊ねます。
恋人がカッとなって殺すことはあっても、恋人を全裸にするわけないでしょうと言われます。署に戻り、手口を見ると今回の殺人事件と関連がありそうだと訴えるが班長からは蒸し返すなと言われる一方なので独自に捜査を続けます。
ヤン・ヨンチョルの言うように女性を全裸にして屈辱をあたえるのはトラウマがあって習性がある人物だとハヨンも思います。
ソウル市内の住宅でウォン・マルスクが遺体で発見されるとギフンが逮捕された事件と同様に全裸にされていたが性的暴行の痕跡はありませんでした。ある日、未成年者チョ・ガンムを連れて署にやってきた男が侵入者だから逮捕しろと喚きます。
ポケットにハサミが入っており、帰りが遅かったら妻が殺されていた、殺人未遂だと男は訴えます。ハヨンはガンムの髪形を目にし帽子でも被っていたのかと訊ねると落としたと言われます。
目撃情報と身長などが一致するので、どのように侵入したか詳しく書くよう紙とペンを渡します。落ちていた帽子はブランド品の青色だったが筆跡を目にし世帯構成を示していた数字を書いた者と同一犯だと確信します。
面白半分の窃盗にしては綿密すぎたなと訴え、数字が書かれた現場写真や被害者の写真を一枚一枚デスクの上に出していきます。
ぶるぶる震え出すガンムに何で服を脱がしたんだとハヨンは問い詰めると父親がいつも全裸の母親を殴っていたからだと言われます。供述書にサインを押させ指紋も一致したことで逮捕するとマスコミは一斉に取り上げ世間を騒然とさせます。
誤認逮捕してしまったことで謝罪と真相究明を求めるデモが起こり、担当刑事だけでなく受刑者に助言を求めに何度も面会に行っていた刑事も非難されます。
ハヨンは釈放されたギフンの屋台を訪ねラーメンを食べると、犯人を見つけてくれてありがとうと感謝されます。友達から金はとれないと言われたので、友達なら金は受け取れと書いたメモと金を置いて帰ります。
#2・感想
まぁ~ハヨンの捜査にはワーワー言っても指紋認証を緊急でやってくれてるし捜査妨害とかしてないだけいいか。ギフンは無実なのに刑期を務めることになるのかと思ったけどあっという間に釈放されたのね。
当然と言えば当然だけどさ・・・。だけどガンムは逮捕されたけど赤い帽子事件の模倣犯ですよね。
3話・犯罪行動分析チーム結成
ヨンスの熱望でソウル地方警察庁に犯罪行動分析チームが設置されるとハヨンはプロファイラーとして迎えられ統計分析官として新任のチョン・ウジュが加わります。
ハヨンはヨンスとFBIのプロファイリングを参考に犯罪者の心理や行動などを分析して資料化するため服役囚の面談を続けます。
住宅街で廃品回収業の女性が子供の遺体の一部を発見し通報します。ソウル地方警察庁の機動捜査隊が事件を担当することになりチーム長ユン・テグは捜索願が出ていた5歳の少女スヒョンだと会議で話します。
ヨンスは機動捜査隊長ギルピョに捜査に入れてくれとお願いするが、まだ犯罪行動分析チームが知られていないから時期早々だと言われます。ユン・テグに話は通してもらうが予防より解決を急いでおり犯罪心理の研究に協力などしている場合ではないと言われます。
ユン・テグが最初から反感な態度なのでハヨンはバラバラ殺人を犯した受刑者チャン・ドゥクホに話を聞きに行きます。ヨンスは人脈を使ってある程度の情報を仕入れるとハヨンは残忍さから恨みを持つ知人だと疑われるがその線は薄いと思います。
また、遺体の処理が整いすぎているので刃物を使う職業で解体を知っている人物が犯人だと思います。精肉業者で昼間は自由に動くことができ近くに住んでいるはずと疑いなんで解体したのかと現場周辺を歩きながら考えます。
ユン・テグは被害者の背中にある跡が冷蔵庫の棚によるものだと犯罪行動分析チームが突き止めたと知らされます。彼らにチャンスをあたえろと隊長に言われ仕方なく古物商を回ると告げると、ハンス&ヨンスは家電代理店を回ります。
型番が分かったと電話で報告すると機動捜査隊は遺体発見の通報があり移動中でした。ハンス&ヨンスも現場に向かうとホテルの部屋のトイレから発見されたと知るが泊まりに来たわけではなさそうだと思います。
布団の下には被害者が着ていた衣類が奇麗に畳んだ状態で置かれており、分析チームは犯罪分析報告書を作成します。
#3・感想
転入したら前科は載らないって本当だとしたら犯罪者は引っ越しだらけになりますね。(住所変更届をださなかったからみたいだがそれでも何で?と思ってしまうのだが・・・)
少女が失踪した現場から近くに住んでいる単身者で犯罪歴があり精肉業者に近い職種にかつて勤めていたという事ね。
結局、犯罪歴が漏れていただけでプロファイリングは的中していたのかな?
全12話あらすじ一覧を最終話まで
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1話~3話
4話~9話
10話~12話/最終回