「華政ファジョン」12話~18話ネタバレあらすじを簡潔に纏めて紹介

韓国時代劇/華政ファジョン

イ・ヨニ主演、宣祖王と仁穆王后の間に生まれた貞明公主の波乱万丈な生涯を描いた韓国時代劇。
光海君を演じたチャ・スンウォンは2015MBC演技大賞10大スター賞授賞!
全話鑑賞し、重要人物、見所、時代背景、最終話結末まで簡潔に纏めてネタバレあらすじを紹介します。

 

見所&重要人物

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光海君が王座に付くと弟の永昌大君は殺され仁穆王后は幽閉される。死んだとされた貞明は流れ着いた倭国でファイの名で硫黄職人として育ち朝鮮に戻る機会を待っていました。
復讐心を抱く貞明だがやがて重臣たちの陰謀に気付き始める。
時代は宣祖~光海君~仁祖~高宗。

貞明公主(イ・ヨニ)
宣祖の嫡女。死んだとされるが倭国で硫黄職人として育つ。復讐のため朝鮮に戻るが弟を殺し母親を幽閉したのは光海君ではないと気付き始める。権力は民のために使うものと考える
光海君(チャ・スンウォン)
第15代王。貞明公主の異母兄。側近たちの過ちに気付くが人ではなく王になると決意を固める。他国の顔色を窺うことなく国を守るために密かに火器都監を建設する。
仁祖 綾陽君(キム・ジェウォン)
光海君の甥。莫大な資金力があるカン・ジュソン、そして策士であるキム・ジャジョムの後ろ盾を得て謀反を起こし代16代王となる。判断力や力はなく朝鮮を暗黒の時代にさせてしまう。
ホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)
火器都監の校理。幼い頃に貞明公主と出会っている。倭国に取引に行った際に貞明とは知らず朝鮮へ帰れるように手助けする。後に貞明と婚姻し三人の子を授かる
カン・イヌ(ハン・ジュワン)
ジュウォンとは幼い頃から親友。幼い頃に出会った貞明に恋心を抱く。カン一族の後継者だが父親の悪事に気付く。
カン・ジュソン(チョ・ソンハ)
莫大な資金を持つ。朝鮮を影で操る支配者。力を手に入れる為なら何でもする独裁力。
昭顕世子(ペク・ソンヒョン)
仁祖の長男。間違った政治を正すため密かに貞明と内通している。清の人質になっても捕虜となった朝鮮人を助けるために皇帝と交渉し続けた。朝鮮のために正しい政務を行なっていたが貞明と結託し謀反を起こすと疑われる。
鳳林大君(イ・ミノ)
仁祖の次男。兄と同じように貞明と志を共にする。兄が毒殺され仁祖が病死したあと代17代王(孝宗王)となる。
 
12話~18話

 

ネタバレあらすじ/12話~18話

 

火器都監の危機

黒幕はジュソンだと疑う王様は確かめるために目が行き届く火器都監の提調(上官なき官庁で兼任の正・従二品の上級文官職)に任命しました。

長崎での闇取引の際にドハはファイを目撃しており、ジュソンは倭国から連れてきたファイを間者に仕立てジュウォンと王様を破滅するよう企てます。

またジュウォンが倭国から間者を連れてきたという書状を重臣たちに送り、火器都監の提調にジュウォンの父親ホン・ヨンを王様に推挙しました。

塩分を含む土が煙硝作りには必要なため土取り係は立ち入り禁止の慶運宮(現在の徳寿宮) でも入れる事を知ります。

土取り係を追うが間に合わず火器都監に戻ると釜からの蒸気が止まらず有毒な煙が発生し大惨事となっていました。

ヨン提調(ホン・ヨン)はジュウォンとファイを投獄するが、ジュウォンは王様は何も知らないと庇い無実を証明するよう伝えファイを逃がしました。

 

尋問

ファイは都で唯一頼れるジュウォンの友人イヌに助けを求めます。

ファイは事故ではなく何者かが石炭に硫黄を投げ付けた事が分かるが痕跡が残らないので証明できませんでした。

ジュウォンの尋問がはじまり斬首刑となってしまうためファイは出頭して「王様は私の事を知っているはず」と述べ時間を稼ぎます。

一方イヌは火器都監の職人の中で無傷だった者を調べました。イヌの書状をホ・ギュンを通して受け取った王様は火器都監の名簿の中にドハが推薦した職人がいるはずだと気付きます。

捕らえた職人が自供したためジュウォンとファイは釈放され王様の無実が証明されます。

ドハを捕らえ黒幕を聞き出せと王命を受けたホ・ギュンだが王より力があるのは明の皇帝と繋がるカン・ジュソンだと知っておりドハが自害したように見せかけ殺しました。

 

観音の目

光海君(王様)は王室の作法まで知っている倭国から来たファイ(貞明公主)の存在が気になり、キム尚宮(王様付きの尚宮)も初対面なのに要件を訪ねるだけで誰なのか聞かれなかった事で目を付けていました。

また慶運宮に幽閉されている仁穆大妃は公主を逃す時に手首につけてあげた「観音の目」を女官が身に付けていたので驚きます。慶運宮の門番が拾い女官にあげたものであり死んだはずの公主は実は生きていて訪ねてきたのではないかと冷静ではいられなくなります。

そのためファイは多方面から調べられるようになります。

ホン・ジュウォン(火器都監の校理)と訓錬都監(都の守備を担当する官庁)になったカン・イヌはファイに想いを寄せており母親から貰った大事なものだという「観音の目」を探します。

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王様に呼ばれたジュウォンは隠れ屋に連れて行かれると王様が会ってはいけない弁髪(後金の密使)がやってきます。ジュウォンは弁髪との連絡係となり明と後金の戦の件を任されます。

明と繋がり、王様の弱点は火器都監だと思っている漢城府の判尹を退いたカン・ジュソン(イヌの父)にホ・ギュンは王座を得るために犯した罪の象徴である仁穆大妃を利用し王を失脚させるべきだと言います。

朱常浩(明の皇子)は王様より先に慶運宮にいる仁穆大妃に挨拶し出兵要請に従えと無言の圧力をかけます。

 

謀反の陰謀

背後に王様がいて仁穆大妃を狙っていると勘違いされたファイはホ・ギョンに拉致されます。

「観音の目」が母親の手に渡っている事を知り自分は公主様に付いていた女官の妹だと説明し目の前で殺された恨みから王の座を引きずり下ろしたいのだと説明しました。

ファイは何でもするから仁穆大妃に会わせてもらえるようホ・ギョンに頼むが、観音の目は公主の物だと知ったホ・ギュンはそれを利用し書状を送って仁穆大妃を誘き出し側近(西人派)と会わせ謀反の罪を着せました。

それは仁穆大妃を殺めるために謀反の罪を王様が着せた事にする狙いでした。イチョム(兵曹判書)が銀商人を襲った者に永昌大君を擁立するための謀反の罪を着させた事があったが兄貴分はホ・ギュンであり仲間を全員殺された復讐心を抱いていたのです。

王様は仁穆大妃が関わっているため収議(公開討論)を行い皆の意見に従う事を決めるがイチョムは王様と大妃様を共に陥れる罠ではないかと疑います。

 

母との再会

父親のジュソンとホ・ギュンが密会しているのを目撃したイヌは「観音の目」が公主様の物だと知り衝撃を受けます。

ずっと探していた貞明公主がファイだと知ったイヌだが王の手先であるジュウォンには話せずにいました。

イチョムが謀反を疑い誰かを監視していると知った王様は自分を出し抜いたホ・ギュンに違いないと思い呼び付けるとファイと密会していたのを知ります。

ジュウォンはファイが謀反を起こしたと知り王の敵ではあるが守るため先に見つけ出します。ジュウォンの守りたいという気持ちを受け止めたファイは女人の服を用意してもらいます。

「必ず探しますので名前を覚えていてください、私の名前はホン・ジュウォンです」

ずっと昔そう言ってくれた事を話すとジュウォンは貞明公主だと気付きました。

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仁穆大妃を守るため、ホ・ギュンが公主の証しを使って慶運宮から連れ出し謀反の罪を着せ、その後に王の座を狙うつもりだと王様に告げました。

貞明公主は王に復讐するため必死で生き残って戻ってきた事を知る王様だが側近の者達が企てた事とは当時は知らず悔やんで生きてきました。

王様は貞明公主の存在を誰にも知られないように匿い守るようジュウォンに命じました。

 

王様は収議の場でホ・ギュンの発言に支持するようイチョム等に命じ重臣達から君主を思いやる忠心の言葉を引き出させます。

忠義に満ちた巨下がいるのに母親を殺してまで国を守る必要はないとして死罪にしない代わりに身分は剥奪し後宮に降格させ称号は西宮としました。

王様は黒幕を捕らえるため味方のふりしてホ・ギュンに近付くようイチョムに命じました。

王様は貞明と母親を面会させるようジュウォンに命じ感動の再会を果たします。

母親と感動の再会を果たした貞明に対し、光海(王様)を信用できない西宮(仁穆大妃)は生きている事が知られたら予言書を知るイチョムやキム尚宮にまた命を狙われるはずだと思い逃げるよう言います。

王様に会いに行った時に匿ってもらった貞明は何かおかしいと気付き始めます。

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