琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~
2015年中国版エミー賞10冠獲得の大ヒット作、諸葛孔明を超える策士が巻き起こす信念の物語
こちらの作品は「U-NEXT」で全話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末まで感想を交え詳しくネタバレします。
あらすじ&キャスト
2015年中国版エミー賞10冠獲得、ネット放送視聴数60億回突破した大ヒット作。
南北朝時代を模した架空の国・梁で皇帝の座を巡る皇子たちの争いと梅長蘇の復讐が複雑に絡んだストーリー!
「麒麟の才子を得た者が天下を得る」という才子とは江左盟の宗主・梅長蘇だったが12年前に謀反の罪で壊滅させられた赤焔軍の生き残り・林殊で蘇哲と名を変え潜伏していました。
やがて誉王の謀士となると皇太子派と誉王派の勢力を削いでいき・・・
ネタバレ感想|琅琊榜
34話・正しき選択
梅長蘇は夏冬なら夫を死に追いやった夏江の言いなりには絶対にならないし夫の仲間である衛崢を救おうとするはずと靖王に告げます。
梁皇帝は不吉な天象の報告を受けると天意だと受け止め皇太子を廃し献王に降格させ靖王を七珠親王に昇格させます。肩を並べることになった誉王は靖王を追い詰められなかった事に苛立ちます。
静妃は宮女・小新を皇宮の外へ逃がした小金が急死したと報告を受けます。おおみそかの宴に参加すると小新は侵入していた四姐から夏江の指示通りにやれたかと聞かれ靖王に一語一句そのまま伝えたと告げます。
都に窃盗団が出たために全権を託された靖王は巡防営の兵を動員させるが夏江は兵力の大部分を懸鏡司の周囲に配置しているので靖王の巧妙な手だと見抜きます。
小新は静妃が出かけた際に部屋を物色し宸妃の令牌を隠し持っている事を知ると誉王府に向かいます。
梅長蘇から衛崢奪還のために協力を求められた言闕は正直腹の読めない梅長蘇は好きではないが黄泉にいる旧友のためにも承諾します。
静妃は間者だと既に見抜いていそうだから心配はしないが
35話・奪還
宮女・小新は密かに誉王府を訪ね祁王の母である宸妃の位牌を祀っていたと報告すると、揺るがぬ証拠があるので母子揃っておろかな奴だと誉王は喜びます。
梅長蘇は衛崢奪還に向けて入念に策を練るなか、飛流を通して文を受け取る言豫津は梁帝の弟・紀王のもとを訪ね誉王妃の弟・朱樾が宮羽に邪な思いがあることをそれとなく伝え彼女に会わせることを約束します。
また豫津の父・言闕は懸鏡司の首尊・夏江に「心残りな者の消息を伝えるから都の郊外の寒鏡観で会いたい」と文が届けさせます。
靖王が都中に巡防営の兵を配置するなか夏冬は聶鋒の墓参りに行くときに証人の監視を夏秋に頼みます。
夏江から心残りの者とは息子の事かと聞かれた言闕は璇璣公主のために夫人を顧みず友の忠告にも耳を貸さなかったから妻子が姿を消すことになったが心残りは己の息子だけなんだなと指摘します。
5年前に夫人から連絡が来てと告げると「何でお前に?」と聞かれるが、都の旧友はお前が手を下したのに忘れたのかと訴えます。
息子は幼い時に亡くなり夫人は重病で長くないらしいと告げ夫人から届いた文を渡します。
すると夏江が手紙を破り、靖王にために私を懸鏡司から引き離したかったのだろうと言われます。
ただ夏江が璇璣公主に好意を抱き妻子は逃げ出したようだ。皇帝直属の調査機関の主とは到底思えない悪人だな、ただ勝ち誇ってベラベラしゃべっているけど言闕がやたら余裕の表情だから江夏は裏を書かれているのでしょうね
36話・もう1つの戦場
言闕は「欺き利用して価値がなくなれば殺す、夏冬は師の正体に気付くのが遅すぎたようだ」とゆっくり茶を飲みます。
そして「これで帰れる。お前と一緒にいるのは絶えられん」と帰ります。裏を読んで勝ち誇っていた江夏だが「これで帰れる」の言葉が気になり急いで懸鏡司に戻ると静まり返っていたので困惑します。
予測と違い逆賊の一味は牢の入り口まで攻めてきたが突入せずにあっさり引き裂かったと説明を受けます。
突入してきたところを爆破させようと計画していたが巡防営の兵が盗賊討伐のために動いてごった返しており逃げる逆賊を追えなかったと言われ、衛崢がいる場所を嗅ぎつけられたのかと察します。
夏江は急いで衛崢を隠す大理寺に向かうが、到着するや否や失敗したことに気付きます。梅長蘇の配下たちは案内に感謝すると告げ襲撃し見事に衛崢の身柄強奪に成功します。
梅長蘇は夏江が証拠を示さない限り陛下も結論はださないはずなので挑発されても知らぬ存ぜぬを通すよう靖王に告げます。
梁皇帝と共にいる誉王は夏江が謁見願いやってきたのでやっときたかと喜ぶが懸鏡司と大理寺が襲撃され衛崢を奪われたと言い出したので驚きます。
しかし靖王の仕業だと訴えだしたので、そんな大罪をさすがに侵さないだろうと便乗して訴えると激怒する梁皇帝は靖王の参内を命じます。
ある屋敷で言豫津は紀王を宮羽に会わせ音楽を楽しませていたが紀王は夏冬がある罪人を連行する場面を目撃します。
参内する靖王はいきなり誉王からはやく謝罪しろと言われ明確に罪を示してくださいと皇帝に訴えます。
衛崢が奪われた件だと言われ驚くフリをすると父上の直属である懸鏡司のことを何で私が申し開くのでしょうかと打ってます。
靖王は何を訴えられてもとぼけるなか囚人を何で勝手に大理寺へ移したんだと訴えます。
それに何の証拠もないのに靖王を疑う梁皇帝もどうかと思うが、夏江なんかを信用している時点で見る目がなさすぎ
さすが何の調べもせずに祁王や林家をさっさと死に追いやっただけはある
37話・謀士の覚悟
静妃が宸妃の位牌を祀っていたと皇后から報告が入り梁皇帝は激怒しながら向かうが密かに祀っていたのなら何で皇后が知り得たのかと訴えます。
戸惑う皇后から宮女から道に外れる行いだと訴えがあったのだと言われ、主を訴えるのは大逆だと言い放ちます。
静妃は小新が杖刑を命じられたので僭越ながらうちの宮女ですので処分はお任せくださいと願います。梁皇帝は旧情に惑わされたと謝罪する静妃を禁足処分とするとあまりに軽い処分に皇后は困惑します。実は宸妃の令牌をつくり祀るようお願いしていたので皇帝自身だったのです。
梁皇帝は武英殿で靖王が疑われ後宮では皇后が静妃を訴えたのでタイミングが良すぎるなと疑います。
武英殿に戻ると誉王から皇后からの急用とは何だったのかと聞かれ些細な事だと告げます。話の続きを始める靖王は私が懸鏡司を襲うのは不可能と見て急に主張を変えたのかと夏江に訴えます。
今度は大理寺の外でも巡防営の兵が妨害したとでも言い出すのかと追及すると反論に対抗できなくなった夏江は梅長蘇が衛崢奪還に関わった疑いがあるとして懸鏡司で審問することを梁帝に求め許可を得ます。
梅長蘇は動きを想定していたために夏江が来るのを出迎え抵抗せずに連行に応じ、あっさりとすべて白状します。静妃は皇宮を抜け出して靖王府に行った時から密偵だと見抜いていたと小新に告げます。殺傷は嫌いだと告げ生かす変わりに靖王にすべて話すよう告げます。
ところでどんな理由があるにせよ懸鏡司の首尊の責任じゃないのか、皇帝は責めるところを間違ってるよ。梅長蘇はあっさりと白状したけどどうゆうつもりだろうね。