華の出陣~麗将・阿麦の仇討~
チャン・ティエンアイ主演、男装の女将軍が家族を皆殺しにされた真相を追う愛と復讐の中国時代劇!
全36話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
美しい娘に成長した阿麦は男装して周囲を欺いて暮し父を亡き者にした義兄・陳起を捜すうちに定南侯・商維の子・易之と出会い刺客に襲われていたところを救う。
死を悟る商維は亡き前皇太子が実父であること、また皇帝・斉景に命を狙われているから急いで盛都を離れるよう易之に命じる。
皇位継承者・ 商易之との出会い、 敵将・常鈺青との攻防、仇である義兄・陳起との決着、死闘の果てに見たものとは?
ネタバレ感想|華の出陣
35話|
北漠の皇太后が崩御し幼帝は泣き崩れます。駆け付ける成年藩王は留まって心を慰めると告げると滞在が禁止されていると大臣たちに指摘され国葬中は特例にするよう訴えます。
南夏では鎮北軍の元帥に復帰する阿麦が元の生活を取り戻すが処刑される前に林宰相が言った言葉がどうしても引っ掛かります。
「陛下は陳起と結託している」と林宰相に言われたことを告げると陛下がお前の敵と手を組むのはありえないと唐紹義に言われます。
阿麦自身もそう思っていたが林宰相に何のメリットもないので困惑し、真偽を確かめるすべもないので何もすることができません。
阿麦は商易之に召されると皇后の象徴である鳳凰の簪を贈られます。林宰相に強いられて娶ったことを怒っているのなら則柔を廃后、それでも済まないのなら口実をつけ殺してもいいと言われます。
後宮の妃たちが目障りなら全員首を刎ねてもいいと言われ聞いてられんと帰ろうとします。すると相手は唐紹義か、それとも常鈺青か、お前の心を奪う奴は全員殺すと訴えられたので「情はとっくに消えた、俺の友に手を出したら許さん」と言い放ちます。
商易之はだったらまた一から愛を育むしかないと阿麦を後宮に軟禁するが北漠軍が迫ると阿麦がいないと鎮北軍の真価を示せないと重臣たちから訴えられます。
大切な国土を守るために出陣を命じるよう進言を受け脅すのかと激怒するが戦は先延ばしには出来ないから決断するべきと徐静に言われ仕方なく決断します。
阿麦は鎮北軍を率いて出兵すると「お前を殺したくない、勝てないから今すぐ兵を率いてこの場を去れ」と陳起に訴えられます。
爆薬を仕掛けているから民を傷付けたくなければ戻れと訴えられる頃、客桟で会おうと文で呼び出される常鈺青は阿麦かと思って覆面をして向かうが明かりをつけようとすると爆発しました。
その爆破の音を耳にした阿麦は民を傷付けるとは卑怯者かと陳起に訴えると、ここは任せて退けと唐紹義に訴えられ仕方なく引きます。
唐紹義と陳起が衝突し剣を交えるころ、阿麦は爆破した客桟に行くと犠牲者はいなかったが麦の粉が原因だと突き止めます。
手分けして向かい麦の粉を納める倉から民たちを非難させるよう命じます。
阿麦は倉の様子を見に行くが誰かいると思い剣を抜くと爆発は陳起の仕業かと常鈺青が現れます。お前に渡した指輪と文で呼び出されたと知らされると出兵する前に常鈺青から授かった指輪を商易之に渡していたので援軍である淮南軍は来ないのだと察します。
罠かと気付き急いで向かおうとするが唐紹義が戦死した知らせが届き戦地へ向かいます。そして悲惨な光景を目にしながら歩みを進め義兄弟の契りを交わした唐紹義を発見すると抱きしめ涙します。
唐紹義を弔うと徐静が会いに来たと報告を受けるが盛都へ送れと指示します。そして兵を率いて煜を連れて来るよう王七に指示すると鎮北軍を盛都近郊に集結させます。
これは本当に陳起と手を組んでいるのだろうか?だとしたらいつどこで接触したんだ?裏があると思いたいが援軍も来なかったしねぇ・・・
36話・最終回|
鎮北軍を盛都近郊に集結させる阿麦は単身で宮中に乗り込みます。生死を共にすると誓ったから同行すると王七と張二蛋が追ってきたので外で待機してろと命じ禁軍に囲まれながら押し入っていきます。
中に入ることは許さんと穆白が立ち塞がったので阻むのなら鎮北軍と対峙することになり国は荒れることになると言い放ちます。
徐静や大臣たちも立ち塞がるが商易之が全員を下がらせたことで歩みを進め、援軍を送ったか答えろと言い放つと送らなかったと言われます。
商易之は生前の斉景から何をしても北漠には勝てないから彼らが恐れる韓懐成を殺す代わりに10年の安寧を得たいと取引したと聞かされていました。
その事を商易之に明かされた阿麦は真相を前から知っていたのに蚊帳の外に追いだされたのかと把握し、陳起と示し合わせ10年の安寧を得るために靖陽を差し出していたのかと責めます。
出征の前から負け戦だと分かってたんだなと怒りをぶつけると陳起は阿麦の命を補償してくれたと言われます。
鎮北軍の兵士は家族ではなかったのかと言い放つが犠牲は付き物だと言われ完全に人が変わってしまったと呆れ涙します。
「お前などに兵権を渡さない、鎮北軍を率いて靖陽関を死守する、袂を分かつから宛江より北に踏み入るな。鎮北軍はお前の命には従わない」
陳起は「靖陽関を落としたあと三日以内に盛国を落とせ、命を違えば斬首とする」と詔が届きます。
阿麦が率いる鎮北軍は靖陽関で陳起と対峙すると何か聞きたいことがあるのだろうと陳起に訴えられます。陳起が一歩も動くなと北漠軍に命じていたので阿麦も許可なく攻撃するなと命じ陳起に付いていきます。
お前の両親を殺したのは私だから仇を討てばいいと向かってきたので阿麦は剣を抜いて戦います。
阿麦は剣を突き刺すがその直前に陳起が剣を手放したので驚くと、両親が殺された真相を明かされます。陳起は殺せば北漠に帰らせてやると林宰相に言われ拒否したがやらなければ他の者がやるだけだし、その時はお前も含め皆殺しとなると脅されていました。
陳起が命尽きると阿麦は膝から崩れおち、自分を守るためにしたことも理由の1つか気付き泣き叫びます。
3年後、阿麦は聖旨を読み上げにきた使者に対し聞いてやると告げ跪きはしません。
「辺境を守ろ我が国に安寧をもたらした忠心に感服し鎮北大将軍に任ずる」と読み上げられ贈物を下賜されると阿麦は聖旨を奪い取るように受け取ります。
文房具は煜に、緞子は秀児に、そして金銀は皆で分けろと命じると陛下への伝言はないと使者に告げます。
元帥府に徐静がやってきたので阿麦は招いて茶を淹れるが商易之を連れてきている事は見抜いており今度連れてきたら宛江を渡らせないと忠告します。
阿麦は常鈺青が率いる北漠軍が攻めてきたと知り単身で出て行きます。天下に名高い戦神・阿麦をぞんざいに扱うなと商易之に忠告しに来た、いつでも妻として迎えるから再考しろと告げると常鈺青は退却しました。
徐静は鎮北軍が辺境を守ってくれるのなら国は安泰なのでこれが一番丸くおさまるのではと商易之に告げるのでした。終
なんじゃこれ。阿麦の敵と本当に手を組んでいたのか・・・
確かに商易之は最初から賢くないし徐静がいなければ政を務めることも不可能だったよね。
斉景の言葉が遠回り過ぎて結局何も言わなかったと思ってたけど理由を商易之に明かしていたのね。
家族を見殺しにした商易之に復讐したら謀反と同じだからね、国の安寧のために辺境を守り続け商易之に二度と会わないと決意する阿麦は正しいと思うしかっこいいよ。