安寧録~海棠に降る光~
レン・ミン&ジャン・ワンイー共演、冷遇される偽兄妹が過去の真相を追い求める中で本当の気持ちに気付いていく中国ロマンス時代劇!
こちらの作品は「WOWOW」さんで全話鑑賞し、
見所キャスト、全40話あらすじ一覧、最終話結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
羅宜寧は幼い頃に父・羅成章の側室・喬月嬋の陰謀により罪を着せられ嫡女でありながら別邸で育つ。大奥様の還暦祝いの日に危険な目に遭ったところを覆面の男に助けられるがその正体は父に嫌われ族譜にも載せてもらえない異母兄に当たる羅慎遠だった。
羅慎遠は師匠の汚名をすすぐ証拠を手に入れるために隠密行動をしており、羅宜寧は大奥様のために本邸にとどまることを決め、母の死、自身が別邸に追いやられた過去の真相をひそかに調べていく・・・
ネタバレ感想|安寧録

35話|反間苦肉の策
魏家の大奥様と魏凌は羅宜寧と羅慎遠が惹かれ合っている事に気付き微笑みます。
羅慎遠は楊凌を救出し匿っていたが商人に扮していたところを陸嘉学に発見され捕らわれたと知り駆け付けます。
取り調べは大理寺の務めだと訴えると審理はできても捕らえる権限はないと指摘されるが私は無実だと楊凌に訴えられます。
冤罪を訴えられたので審理権を持つ役人が陛下に報告するもの、皇城司は既に捕らえたのだから私が引き継ぐと言い放ちます。
そこに楊凌を捕らえた場合は大理寺と皇城司が共同して審理を行えと陛下の命を伝えに汪遠がやってきます。
楊凌を拷問する陸嘉学から変わってくれと鞭を渡される羅慎遠は仕方なく鞭を受け取ります。
羅成章は茶葉の密輸は重罪であるため無関係を示すために拷問する羅慎遠は正しいと思うが恩を仇で返すような人ではないために何か理由があるはずと羅宜寧と林海如は言います。
実家から母の侍女・呉婆がやってくると林茂の教育がなっていないと林海如は叱られ、羅家の娘との婚姻は絶対に認めないと言われます。
林茂は宜秀のことを知らないのに何で反対するのだと反発すると、羅成章蒋は愛し合う二人を年長者は応援してあげるべきだと援護します。
羅宜寧は大理寺の前で羅慎遠の帰りを待っていると陸嘉学に声を掛けられ中に案内されます。羅慎遠が楊凌に激しい拷問をする姿を見せられると、師兄である楊凌に対し惨い仕打ちをするとは手段を選ばない男だと言われます。
羅慎遠の人柄は分かっている、屈辱は許さないと言い放ち大理寺を後にします。
林茂は両親を説得するから心配するなと宜秀に告げ臨安へと旅立つと、自分の事で仲違いしてほしくない宜秀は連れ戻してくれと林海如に告げます。
しかし弟は欲しいものを手に入れたいだけ、万一の場合私も行くから安心しろと言われます。
羅慎遠は汪遠を騙し信用させるため拷問の手を緩めるなと楊凌に言われます。羅宜寧に会いに行くと拷問のことは何か理由があるのは分かっているけど何も得られなければ自分を危険に追い込む気かと心配されます。
孫玠、そんなに羅慎遠を責めなくてもいいじゃないか。もしかしたら芝居なのかもしれないが羅慎遠は関与させないよう冷たくあしらい遠ざけたよね。
36話|信用の証し
汪遠は楊凌と孫玠を陥れたが荷船を失うとは思いもしなかったと告げると腹心2人が死に足がつく心配はないと陸嘉学に言われます。
出荷前に船団を壊滅させられ沿海は捜査の目があるためにしばらく動けそうもありません。羅慎遠が楊凌の件で孫玠と揉めたことを知り時勢を読める男なら大理寺少卿に取り立てて利用できると思います。
陸嘉学は茶葉を劣等馬と交換し残った茶葉を密輸した件を隠した気でいる汪遠が陥れる気でいるなら容赦ないしないと思う一方、手ごわい羅慎遠をますます警戒します。
羅宜寧は楊凌の一件を通して権勢に迎合すると分かったから羅慎遠の授業は受けるなと魏凌に言われます。何か理由があるはずだと訴えると、どんな事情があろうと仁義を守るのが男だと言われます。
楊凌が死罪になり孫先生が罷免されて故郷に帰るのもすべて羅慎遠のせいだと言われ困惑します。
龍泉商店と六合酒楼に捜査が入り窮地に陥った羅慎遠は宰相の屋敷を訪ね汪遠に助けを求めます。龍泉商店は自分が創業したのだと打ち明けると密輸とはけしからんと叱責されます。
陳九衡の弟子であることを認めるが当時は羅家では虐げられ孤独であり、家出した時に師匠の私塾に迷い込んだだけなんだと告げます。
羅慎遠はちょうど運びたい荷があると汪遠に言われ、危機を救ってくれるなら龍泉商店をお使いくださいと告げます。その前に何かと敵対してくる魏凌が目障りだと言われ動揺すると、娘を連れて寺院に参拝するからうまくいけば大理寺少卿はお前のものだと言われます。
羅家に戻る羅慎遠は盛紘なら思惑通りで失敗したら無関係、しかも愛する羅宜寧の前で殺害を命じてくるとは狡猾な奴だと少安に告げます。
羅宜寧は馬車で待っていると魏凌が急な軍務で行かれなくなったと知り一人で参拝に向かいます。陸嘉学は北方で異民族に首領が反乱を起こしたと知り魏凌が平定を命じられるだろうと予想するが英国公府の馬車が暴走していたと民たちの会話を耳にします。
馬車に羅宜寧が乗っていたのではないかと思い駆け付けると黒衣の集団に襲われていたので助けに入ります。
羅慎遠はうまく陸嘉学を誘導し汪遠の配下と衝突させることができたが自分が放った暗器で羅宜寧を傷付けてしまったので激しく動揺します。
陸嘉学から犯人は羅慎遠だと知らされる魏凌は羅家に押し掛け、本当の狙いは私を殺すことだろうと羅慎遠に言い放ちます。陸嘉学に刺された傷痕があるはずだと詰めよると羅慎遠は動揺するがそこに羅宜寧が駆け付け、汪遠と手を組みこのまま突き進むなら兄妹の縁を切ると言い放ちます。
魏凌は今後二度と羅宜寧に近付くなと告げると羅家を去り宰相の屋敷へ向かいます。
羅家の大奥様から本当に宰相と手を組むのかと訴えられる羅慎遠はすべては羅家を守り誓いを果たすためだと告げ棒叩き20回の罰を甘んじて受けます。
魏凌は宰相の屋敷に押し掛けると私が生きていて驚いたかと汪遠に言い放ちます。羅慎遠に暗殺を頼んだだろうと詰め寄り、今後何者かが魏家の者を襲ったりすれば容赦はしないと忠告し目の前の椅子を粉々にします。
急な軍務がなければ魏凌を殺すことはできていたと報告を受ける汪遠は羅慎遠と魏家が決裂したようだと満足します。
魏家と決裂するだけでなく羅家から罰を受けるところまで計画通りなのだろうか・・・もしかしたら前もって魏凌も知っていたかもしれないね。
37話~のネタバレは更新中