作品情報とキャストの紹介
「gifted/ギフテッド」などのクリス・エヴァンスを主演にジャスティン・リアドン監督が映画化。
アクション映画の脚本を次に書かせてくれる条件でロマンチックコメディ映画の脚本を引き受けるが、恋愛に関心を持たずに育ったためいろいろと調査してもストーリーが広がってきませんでした。
そんな時パーティーで出会った女性に好意を抱き運命だと思うが彼女には婚約者がいた。。
正直退屈で会話も面白くないしどこがコメディなのかも分からなかったですが笑いのツボがなかっただけかもしれません。周囲の仲間のキャラも私的にはつまらなかったが笑える人には面白いかも。
ネタバレあらすじ/君がくれた恋のシナリオ
恋愛に無関心で育ってきた脚本家の私は次にアクション映画を書かせてくれる事を条件に恋愛コメディ映画を引き受けます。
しかし、いつもはいろいろ調査し自分を主人公にして想像するとどんどんストーリーが広がっていくが恋愛についてはダメダメでした。
エージェントのブライアンはスターである「アシュリー・ティスデール」と「マシュー・モリソン」の共演が決まっているので話題性があると力説します。
親友の作家コールにいろいろと相談します。っと言うのも最初はラブラブでも「時間が経てば興味がなくなる」としか思えないからです。
幼い頃、祖父と私を置いて母親は男とチリに遊びに行って戻ってくる事はありませんでした。
母親の手紙には「愛している」と書かれていたので女性から「愛している」と告げられてもまったく嬉しい感情を持てずに育ったのです。
魅力的な人を見ると瞳孔が20%拡大し恋に落ちるとドーパミンが放たれる。
恋愛に無関心に育ってきた私はコールの誘われたパーティーでブラウンの髪の彼女に好意を抱くが婚約者がいると知り急に耳が聞こえなくなります。
彼女の記憶を消すため片っ端から知り合いの女性に連絡して遊ぶがやはり彼女が気になり会場に戻って参加者名簿を手に入れます。(盗むとも言う)しかし名前を見ても分かりません。
物書きをする時は1人になりたくないのでスコットだけでなく、小説家だけど全然書いていないライル、漫画家サムソン、1人芝居を作るマロリーの3人も呼び寄せます。
(仲間の話はぶっ飛びすぎたり下品だったりします)
「運命の出会いはある」と元気付けられるがそれは私以外の人間だけではないのか。
名前も分からずどこに住んでいるかも分からない、どうやって捜せばいいのか。
スコットと共にネクタイを締めてパーティーに片っ端から参加したりマラソン大会に出場したりするが見付けられません。あまりにもチャリティーに顔を出すので慈善活動について話しかけられ適当に嘘付いてベラベラしゃべってしまいます。
それにより紹介され皆の前でスピーチを頼まれてしまうが彼女を発見することになるのです。
彼女は都市開発の仕事をしていました。私は話しかけ散歩に誘うと彼女は海を眺め2つの波が1つになるのを見てこう言います。
「沖で別々に生まれた波が永遠と思える旅をし、ここで互いを見付ける。そして砕けて別の波を探す旅に出る」
私は聞き入ってしまいます。
恥をかくのも嫌なので会う約束はせず撤退するがすぐに出くわし彼女の買物に付き合うと脳を無視して口が勝手に動きだしてしまいます。
友達デートの約束をした私は美術館に行くがどうもしっくり行きません。
彼女が翌日早いというのですぐに別れ車の中で「なにやってるんだ」と自分にイラつくが車が故障してしまった彼女が覗いていました。
彼女を家まで送っていくとチャリティに誘われます。心の中では「予定が詰まっていると断れ」と思うが口から出るのは「いいよ」でした。
「真実の愛なんて存在しない」と思う私だが仲間たちは「自分の心に嘘を付いていたら真実には到着できない。愛を憎んでいると目の前の愛も失うぞ」と言います。
スーツを着てチャリティへ行くとヨガだったので下着姿になって彼女とパートナーを組みます。話がはずみ気付くとものすごく笑っていました。男らしくビシッと伝えようと告白するが「彼とずっと一緒に生きてきたし別れるつもりはない」と言われてしまいます。
笑顔で「分かった」と伝えるが「やっぱり恥かいた」と後悔します。
家に帰った私は久しぶりに箱を取り出し母親の置き手紙を読みます。幼い頃と同じ感情になったので思い出したのです。
やっと恋したんだから行動に出ろ
彼女が別れないなら意味がないと思う私に対し育ての祖父は「母親のせいで人生を台無しにするな」と言います。
腰抜けと馬鹿にされた私は彼女の家を訪ね0時の時間帯だったが衝動的に誘ってしまいます。
買物に行くと今日は彼女の誕生日らしく自分でカードを選んでいました。彼女の父親は誕生日の前日に「ごめん、愛している」とカードを投稿し自ら命を絶っていたのです。
愛って複雑と言われた私は同感し、心の傷が分かるため気付くと抱き締めキスしていました。
やらしい意味のキスではないと仲間に報告していると彼女に呼び出されます。
「友達にはなれない。キスのせいで胃が痛いし食欲もないし眠れなくなった」
互いの気持ちはどうなのか、2人は身体を重ねてみたら分かると愛し合います。
いつもは終わると罪の意識を感じるが相手が好きならそんなものは感じないのだと私ははじめて知ります。
しかし彼女は「最初は誰でもそう、今の彼とも最初はこうだった」と言い帰ってしまいます。
結末/君がくれた恋のシナリオ
「特別な絆」を感じたのは自分だけだったのか。
「絆だという証拠は」と聞かれ一生懸命伝えようと努力するが慈善活動していない事がバレてしまい彼女は怒って帰ってしまいます。
彼女も愛を信じていないのでどうすればいいのか迷っていると「信じなくても感じればいい」と助言を受けます。
しかし、電話もメールも無視されます。そんな時、彼女から連絡が来て呼び出されると「正式に婚約した。今まで不安をぶつけていたの」と言われてしまいます。
「これが自然の流れだし、あなたを愛してはいない」
はっきり言われてしまった私は「電車に飛び込みたい」と落ち込みます。
酔った勢いで彼女の家に押しかけ思いを叫ぶが婚約者がいてぶん殴られます。
翌朝、祖父が急に亡くなってしまいます。これがきっかけで自分の人生で大切にすべきことが変わります。
親友のスコットから初めて会った日に貰った本をすべて読みます。
「大切な人さえいれば他に何もいらない、生きる意味をくれる人、一緒にいて楽しい人」
それは誰なのか考え見付かれば想いを伝えればいい、
私は多重人格者が主役の恋愛コメディの脚本を完成すると彼女の結婚式を止めに向かいます。何カ所か行ったため間に合わなかったが彼女は土壇場で互いのためにならないと決断してました。
「強い何かを、新しい何かを感じる。一緒に見付けよう。愛は苦しくて複雑だけど君と一緒に挑戦したい」
彼女は私の想いを受けてくれました。愛は考える者じゃなく感じるものだ。