作品情報キャストの紹介
第二次世界戦初期の1940年、連合軍の兵士たちがフランス北端のダンケルクから撤退作戦を余儀なくされる中、英国兵キャロウェイに極秘指令が入ります。
機密情報を握るドイツ人科学者をナチスの手から無事に救出するためフランス人のレジスタンスと共に敵地に潜入する。
ネタバレ あらすじ
オペレーション・ダンケルク
第二次世界大戦初期、フランス北端ダンケルク。
ポーランドに勝利したドイツ軍はオランダ、ベルギー、ルクセンブルクに侵攻後、四方からフランスを攻撃し北端ダンケルクへ追い詰めました。
英国海軍は無数の商船隊員の協力を得て英軍と同盟軍、約35万人を救出に当たった小型軍艦220艦と船舶650隻で撤退させました。
その裏で英国兵キャロウェイ中尉率いる5人の小部隊は反ヒトラー派のドイツ人科学者=荷物を回収せよとプラマー大佐から命じられます。
ドイツ人科学者は反ヒトラー派であり最新レーダーの開発に成功した機密情報を連合軍に伝えるためフランスのレジスタンスに匿われていたのです。
キャロウェイ中尉は任務を遂行しはやく撤退するため指示された場所に向かうと「ドイツ人科学者はナチスに捕まったがアルゴリズムは女性アンジェリークに託された」と聞きます。
その時、科学者を拷問して吐かせたドイツ軍が迫ってきました。プラマー大佐に無線で連絡を入れるとアンジェリークは信用出来ないから任務を終了し今すぐ撤退しろと命じられます。
レジスタンスが銃弾を浴びせられるのを見たキャロウェイ中尉はアルゴリズムを託されたと話すアンジェリークを信用し彼女は渡さないとドイツ軍に言い放ちます。
銃撃戦となり別のレジスタンスの隠れ家に移動するため森の中に逃げ込みます。
お腹を撃たれ負傷してしまった英国兵士トマスは妻子への手紙を託し、追っ手を食い止めるため自らの命を犠牲にし1人で勇敢に戦いました。
キャロウェイ中尉たちは休憩をとるが英国兵士キングが地雷が仕掛けられている罠にかかり身動き取れなくなってしまいます。
仕掛けが土の中にあるため解除不能と判断したキャロウェイ中尉はドイツ軍が追ってくるため爆破半径を計算しキングにタックルして爆破からそらしました。
キングは無傷だったがキャロウェイの太腿に枝が突き刺さってしまいます。爆破の音に気付いてドイツ軍が迫ってくるので枝ごと固定して先に進みます。
レジスタンスの隠れ家に到着します。元看護師のアンジェリークはキャロウェイ中尉の太腿を見て動脈はそれてるからと枝を抜き応急処置しました。
プラマー大佐となんとか無線が繋がり、橋から3キロ先にある飛行場から荷物を本国へ運ぶがドイツ軍の占領地を通過するため空からの援護が必要だと伝えます。
プラマー大佐はレジスタンス活動の妨げになる橋を爆破するよう言い空から援護すると手配してくれたが、ドイツ軍は無線を傍受して聞いており橋と飛行場に人員を回しました。
偵察にきたナチス2人を始末したキャロウェイ中尉たちは追ってがすぐ近くまで来ていると気付き先を急ぎます。
隠れ家にいたレジスタンスの男は武器を調達してから後を追うつもりだったがドイツ軍に捕まり処刑されてしまいます。
キャロウェイ中尉たちは通りかかったドイツ軍の車を奪い橋に到着します。キングとウォーカー軍曹が爆弾の設置を準備しているとドイツ軍の戦車がやってきます。
橋にいたキャロウェイ中尉、アンジェリーク、ハリスの三人は逃げようとするが捕まってしまいます。
家族を皆殺しにされたアンジェリークは唾を吐きかけ情報は絶対に渡さないと言い張るとハリスが射殺されてしまいます。
キャロウェイ中尉に銃口が向けられた時、橋が爆発し爆風で皆が吹っ飛びます。
キングとウォーカーが銃を連射しながら助けに来てキャロウェイ中尉とアンジェリークは逃げ出します。
結末
撃ちながら移動しウォーカーが仕掛け爆弾を設置します。
なんとか飛行場まで逃げ切るが飛行機はなくドイツ軍は次々と増えていきました。
絶体絶命に陥り包囲されたキャロウェイ中尉は投降するしかないと諦めるが無数の英国軍戦闘機が上空にあらわれ一気にドイツ軍を一掃しました。
キャロウェイ中尉は迎えに来た飛行機にアンジェリークを乗せ、キングはトマスから託された手紙を渡してほしいとお願いしました。
まだ戦争は続くが必ずまた会う事を約束して英国兵士は飛行機を見送りました。