作品情報キャストの紹介
女性写真家は人気ロックバンドのツアーに同行しないかと誘われるが不倫関係を解消した矢先妊娠が発覚する。
また仕事も恋愛も順調だったジョージナは生後間もなく養子にだした娘から連絡が来て動揺する。
ネタバレあらすじ/ニューヨーク、愛を探して
写真家として活躍する独身リグビーはロック歌手の写真撮影を担当すると気に入られコンサートツアーに同行しないかと依頼されます。
喜ぶリグビーだが付き合っていた人には息子がいる事が分かり更に妻とやり直したいと別れを告げられます。
気持ちを入れ替え仕事に専念しようとするが風邪をひいてしまい病院に行くと妊娠している事が分かります。
下着デザイナーのジョージナはモデルのセバスチャンと恋愛関係にあり、値段も手ごろで美しいブラジャーの新商品の宣伝のためテレビ出演することもありました。
ファッション雑誌編集長のニナから特集で春の新作ブラを取り上げたいと連絡があります。
テーマは花嫁で、スケッチを送ってそれを元にレイアウトを作ってもらう事にします。
母親を失ったレベッカは葬儀のあと、姉ベスから「私が本当の母親なの」と真実を明かされます。
今まで母親だと思っていた人が実は祖母であり姉だと思っていたベスが母親だと知り33年間騙されていた事で頭が混乱してしまいます。
何回もベスから連絡があるが何を話していいか分からずレベッカは電話に出ませんでした。しかし仕打ちはそれだけでなくベスは結婚して息子がいるがレベッカはこの家族の長女だったのです。
ベスは15歳の時に妊娠したが母親が怒って別れさせたのです。父親ピーターはなるべく遠くに行こうと軍隊に加わったが忘れられず軍を辞めレベッカが10歳の時に戻ってきてベスと結婚したのです。
両親は苦しんで生きてきたが何より辛いのはレベッカであり息子トニーも真実を知らされ最低な親だと言い放ちます。
トニーがレベッカの家に家出してきます。
レベッカは心配していると思い一応ピーターに写メを送るとベスがやってきました。
真実を打ち明けたくても許されなかった、まだ15歳でピーターとは無理やり引き離され母親に従うしかなかったと言われるが頭が混乱しておりレベッカは仕事が忙しいから今は話せないと帰らせました。
セバスチャンから妊娠したら中絶したいと思うかと聞かれたジョージナは一瞬戸惑い遠回しに何か言いたい事でもあるのかと聞き返します。
セバスチャンはリグビーが病院にいるのを見掛け産むか悩んでいるように思えたから聞いただけでした。
実はジョージナは若い時にナンパされた男と出会ってから自分を見失いドラッグに囲まれ生活していました。淫らなパーティーに参加して妊娠してしまい産んだ赤ん坊を手離すが、子供が養子協会に連絡すると転送してくれると知り「あなたは私の母親です」とメールが来たのです。
毎日後悔して生きてきたがジョージナは何て返信していいか分からず悩んでいました。
レベッカとトニー宛に祖母から手紙が残されていました。
母になるには幼すぎる少女に娘を手放せない母が考えた結果、完璧な形じゃなかったが愛を理解できる年になるまで必要だった。姉弟で支え合い、そして苦しんで生きてきたベスとピーターを許して欲しいと書かれていました。
家族の病歴を知りたいとメールがありジョージナはできる限り調べると返信します。
父親は分からない事を正直に伝え人生に悩んでいるなら私と分かち合ってほしいとをお願いしました。
ジョージナと仕事をする事になったニナは反抗的な娘レイラに思い悩んでいました。同級生でドラッグをしているトリシアと出会ってから道を踏み外しているとニナは調べ上げ問い詰めるとレイラは彼女は白血病で支えてくれる友達が必要なんだと言いました。
結末
リグビーは仕事との両立はできないと判断し中絶すると決めます。
しかし手術当日になっていろんな悩みが押し寄せ、親にも子供にも自分は面倒を見るのに向いてないと涙を流します。
1人で生きてもし倒れたら誰にも気付かれないのか…
子供がいれば安心かも知れないが今自分は母親のそばにいない…
母親の変わり果てた姿は見たくない…
だけど人間はそうやって子孫を残してきた…
リグビーは担当医に励まされ「子供を産みたい」と言いました。
誰かを強く愛するのが怖くて手放そうとしたが、他人の人生を創り上げるのに必死になり自分を忘れていた事に気付いたのです。
レイラは反抗してるわけではなく母親の力を借りずに自分の力だけでデザインしてドレスをトリシアにプレゼントしたかったのです。
ジョージナは連絡をもらい子供に会いに行くと約束場所にニナの娘レイラがいました。テレビ電話で話した事があったが互いに待っている相手だと分かり抱き合います。
トリシアが亡くなりレイラは自分だったらと考えた時に自分を生み出した人に一生会えないのは嫌だと思いジョージナに連絡したのです。
またレベッカは母の日に本当の家族4人で食事を楽しみました。
リグビーは生後6ヶ月の赤ちゃんを抱き母親に会いに行きました。
今まで人に看病を任せて顔を見せなかったことを謝罪しました。