作品情報とキャストの紹介
人気ゲームを映画化した第五弾。監督は一作目と前作を手掛けたポール・W・S・アンダーソン。
仮想現実の世界から脱出したアリスはエイダという女性と出会うが宿敵ウォーカーの部下だった。。クローンではあるが今までシリーズで登場した者達が出てくるのでパート1から見る事を薦めます。
ネタバレあらすじ/バイオハザードⅤ リトリビューション
世界最大のアンブレラ社でハイブ(地下秘密施設)の警備をしていたアリスはウイルス兵器が開発されていると知り実態を暴こうとしました。
ある日、ウイルスが漏れて500人の職員が死亡したがゾンビ化して生き返り、管理していた人工知能レッド・クイーンが危険を感知し感染していない者まで狙い始めた。
ハイブが封鎖されるまでにアリスはなんとか脱出したがアンブレラ社が実態調査のために扉を開けてしまった事でウイルスは爆発的に広がってしまいます。
アンブレラ社はラクーンシティを封鎖して爆弾を投下して隠蔽しようとしたが感染力がすさまじく全米のみならず世界中へと広がっていきました。
人類が哀退していくなかアリスは細胞レベルで順応し特殊能力を得ていました。生存者を救うため旅を続けていたアリスは「安全地」だと放送を発信するアルカディアに向かうとアンブレラ社の罠だと分かります。
アリスはウェスカー議長を始末し生存者を救出してから本物の放送「ここは安全」を発信しました。(パートIからⅣまでの簡単なあらすじ)
(Ⅴ)
アルカディア船にいた生存者を救出したアリスだったが上空にオスプレイが現れました。
アンブレラ社の特殊部隊を率いていたのはアリスと共にラクーンシティから脱出したジルでした。
圧倒的戦力で一気に制圧されたアリスは海に転落し沈んでいきました。
アリスは夫のトッド(パートⅡで共にラクーンシティから脱出しその後感染して皆のために自らを犠牲としたカルロス)から「遅刻しちゃう」と起こされます。耳の不自由な娘ベッキーを起こし急いで朝御飯を作ります。
幸せな家庭だったが夫が出勤するため玄関に向かおうとするとアンデッドに噛み付かれます。
何が起こったのかさっぱり分からないアリスはベッキーを連れて脱出するが街中にアンデッドが彷徨っていました。
レイン(パートIに登場した特殊部隊員)の車に乗せてもらいアンデッドの集団から逃走するがタンクローリーと接触して事故に遭います。
手話で会話しベッキーが動けることを確認したアリスは近くの家のクローゼットの中に隠れるが感染したトッドに捕食されました。
アリスは実験施設で目を覚ますとジルから「なぜ会社を裏切った?」と聞かれます。
ジルの胸には蜘蛛型の装置が取り付けられており操られていると分かるアリスは必死に呼び掛けるが拷問を受けます。
しかし、不正なアクセスによりコンピュータがシャットダウンするとアリスの前に武器や衣服が表れ扉が開きました。
再起動するまでに脱出したアリスは東京渋谷の交差点に出ます(パートⅣで第一感染者の場面と同じ)。
アンデッドの集団に追われたアリスは施設に戻るが第一感染者ふくめ数人のアンデッドの侵入を許してしまいます。
チェーンとショットガンで始末し扉が閉まると「アンブレラ中央制御室へようこそ」とアナウンスが流れます。
背後にアジア系の美女が現れ格闘したアリスは喉元にナイフを当てます。
女性がエイダ・ウォンと名乗ろうとするがアリスはウェスカー議長の部下だと知っていました。
しかしエイダは今はウェスカーと共にアンブレラ社に所属してないと言います。
するとモニターに始末したはずのウェスカーが映し出され「エイダがいないと脱出できない」と言われます。
中央制御室を制圧したのがエイダでコンピュータをシャットダウンしたのがウェスカーでした。
ウェスカーは人類滅亡の危機だが手を組めば避けられると話し始めます。
今いる部屋はアンブレラのテスト施設でアリスが見た東京は精巧な模型だったのです。ウイルスを売るために実地でテストが行えないので疑似国で感染を実演し売り込めば低コストで儲かるのです。
この施設はロシアのカムチャッカにあり、もとはソ連の潜水艦ドックだったが冷戦終結後にアンブレラ社が拡張して実験エリアを造ったのです。
脱出できた者はいないがウェスカーはエイダだけでなく地上から救援チームを派遣するからアリスなら可能だと言います。
アリスは地上にいる救援チームの中にルーサー(パートⅣで刑務所からアルカディアへ向かう途中捕食されたと思われた人物)がいることを聞いて生きていたのだと知ります。
地上にいるレオン率いる5人の部隊は施設の通気孔から侵入し地上へのエレベーターを確保していました。
会社を支配しているレッド・クイーン(パートI・ハイブの人工知能)に命じられたジル率いる特殊部隊が追ってきているため、脱出ルートをウェスカーから聞いたアリスはエイダと共に脱出を開始します。
「疑似NYを抜けて郊外エリアへ行きチームと合流してから疑似モスクワを通って潜水艦ドックのエレベーターで地上へ」
アリス達は疑似NYから、救援チームは疑似モスクワから合流地点を目指します。
疑似NYに到着したアリスとエイダは2体の巨大な処刑マジニをタンクローリーから漏れたガソリンを利用し始末します。
合流地点に到着したアリスはエイダの背後の家の2階に気配を感じ侵入を試みるとアリスクローンの死体を発見します。
エイダは50ある基本モデルの1つでシミュレーション用に造られた住民だと言いました。アリスはアンデッドを始末すると隠れていたベッキーが「ママ」と抱き着いてきました。
その子もクローンだとエイダから言われるが見捨てるわけにもいかないのでアリスは連れて行く事を決めます。
しかしジル率いる特殊部隊に包囲されていました。レインやワン(パートI)を見てアリスはクローンだとすぐに理解するがベッキーはカルロス(パートⅡ)を見て「パパ」と口にしました。
結末/バイオハザードⅤ リトリビューション
アリスは降参するフリをして襲撃するがエイダは脱出ルートが分かるメガネと武器をアリスに渡しベッキーを連れて逃げるよう言いました。
一方疑似モスクワにいた救援チームは多くの特殊部隊やチェーンソー男、巨大リッカーなどと出くわし2名が犠牲となっていました。
そこへ途中出くわしたクローンのレイン(一般市民で銃規制派)にベッキーを預けたアリスが駆け付け、レオン、ルーサー、バリーと合流しました。
アリスは救援チームと共にクローンレインとベッキーを迎えに行くとベッキーが抱き着いてきます。
ルーサーから「その子は?」と聞かれアリスは「成り行きで」と答えました。
アリスはエイダから託されたメガネをかけて地下鉄のトンネルに入りドックの真下に到着するが巨大リッカーが現れクローンレインを弾き飛ばして始末したあとベッキーを連れ去ってしまいました。
アリスはベッキーの救出に向かうと告げると一緒に行くと言ってくれたルーサーが特殊部隊に撃たれ負傷します。
救援チームが特殊部隊と戦っている間にアリスは巨大リッカーを追い掛け始末し、捕食用に閉じ込められていたベッキーを救出しました。
バリーは命と引き換えに特殊部隊を食い止め、レオンとルーサーがエレベーターに乗るとベッキーを連れたアリスも間に合います。
時限爆弾を仕掛けていたためアンブレラのテスト施設は消滅しました。
ヘリが迎えに来るため待っていたが爆発音と共に潜水艦が氷を突き破り出てきました。
中からエイダを拘束したジルとクローンレインが出てきました。
クローンレインはプラーガ寄生体を自らの体に射ち驚異的な肉体を得ます。レオンとルーサーがクローンレインと闘うが銃弾を撃ち込んでもすぐに再生し凄まじい戦闘能力にまったく歯が立ずルーサーは手波動で心臓が止まってしまいます。
またアリスはジルと戦いながら氷の下にマジニ・アンデッドがいる事に気付きます。最後は力で押され絶体絶命の窮地に落とされたアリスは咄嗟に蜘蛛型の装置をもぎ取ります。
ジルは倒れこみ、蜘蛛型の装置は動き出し元の位置に戻ろうとするがショットガンで破壊しました。
振り返るとレオンが倒れていました。アリスもクローンレインと戦い劣勢を強いられるが自我に戻ったジルに銃を投げ渡されます。
アリスは足下に連射して氷を割ると落下したクローンレインはマジニの集団に引きずり込まれました。
アリスは力尽き気を失うが、目覚めると救助にきたヘリに乗っていて傍にはベッキーとジルがいました。またレオンとエイダも無事だったと分かります。
ホワイトハウスに到着するとアリスは「大統領になった気分はどう?」とウェスカーに言います。
するとアリスはいきなりウイルスを討たれます。(パートⅣで超能力を失い驚異的な身体能力を失ったが再び能力を与えるため)
普通の人間に戻れ感謝していたアリスは「いずれ始末してやる」と言います。
全生命を滅ぼそうとするレッド・クイーンを止めるにはアリスのかつての能力が必要なんだとウェスカーは言いました。
アリス達は一時的に手を組む事にするがホワイトハウスはマジニ・アンデッドに包囲され上空にはキペペオ=ポポカリム(コウモリの生物兵器)が飛び交っていました。