韓国ドラマ「暗行御史」
エル/キム・ミョンスと「梨泰院クラス」のクォン・ナラ共演、民衆のために不正腐敗に立ち向かう朝鮮時代の王室の秘密捜査官・暗行御史アメンオサの活躍を描いた韓国時代劇
ストーリー&キャスト
朝鮮末期、目標も野望もなく今日だけを生きる弘文館の役人ソン・イギョムは首席合格した人材だったがトラブルを起こして義禁府に捕まる。
すると都承旨のテスンから秘密捜査官の暗行御史の任命され罪を償うように言われる。
命令に従い民衆の無念を晴らすために社会を正すために新人の暗行御史となったイギョムは美貌の持ち主で聡明な茶母ホン・ダインと共に事件を解決していく
ネタバレ感想/暗行御史
第1話・新たな暗行御史
暗行御史(秘密捜査官)のパク・チョルギュは役人の不正を暴くが刺客に襲われ行方知れずとなります。
1ヶ月後、暗行御史は古い制度だから廃止にするべきと領議政キム・ビョングンは王様に告げるが都承旨テインは同じような問題に直面しても先王は暗行御史の派遣を止めなかったと言います。
首席合格した弘文館の役人ソン・イギョムは特に目標もなく隠れて賭け事をして楽しんでいました。ある日、妓楼に出掛けると人を魅了する妓生ホンランを目にし惹かれるが高慢な態度に怒って言い争いになります。
彼女を追いかけ部屋に押し入るが客が領議政たちだったので「挨拶にきただけです」と誤魔化し出て行こうとするがホンランが勧めた事で同席する事になってしまい弄ばれてしまいます。
王様は地方官とは無縁の者でチョルギュの後釜が必要だと都承旨に命じます。人は多いのに適任が見付からず夜遅くまで悩む都承旨は明るい部屋を目にし、まだ仕事をしているのかと入るとイギョムが賭け事をしていました。
義禁府に連行されてしまうイギョムだったが父ヨンジェは司諫院の大司諫を自ら辞め書院で儒学を教えていたほどの人材であり母親は自分を出産してすぐに亡くなり異母弟は官庁の下級官吏だったため後釜にもってこいだと都承旨に思われます。
牢から出されるイギョムは「暗行御史になり罪を償え」と都承旨に言われ自分には荷が重いと断るが陛下がやってきて「余を信じろ、余が陰で力になろう」と言われます。
身辺を整理するよう命じられたイギョムはチョルギュの手記を読んで従うことにします。また罪もなく亡くなった両親の恨みを晴らすために官吏を買収したホンランも暗行御史に同行しろと都承旨に命じられていました。
新人の暗行御史になったイギョムはチュンサムと出立しようとすると「ホン・ダインを連れて行け」と都承旨に命じられます。待っていると妓生ホンランがやってきたので驚きます。
第2話・芽生える絆
暗行御史となったイギョムは小間使いチュンサムと茶母ホン・ダインを連れて出立します。ホン・ダインは妓生ホンランとなって都承旨テインの間者となり活躍していたが身分がバレたために暗行御史に同行するよう命じられていました。
先王の甥フィヨングンのイ・ハンを調べる都承旨は謀反を企てた疑いで王命により漢陽に移送される途中で自害したのに記録がたった一行で片付けられていたので不審に思います。
イギョム達はチョルギュが消えた村にたどり着き調査を開始します。妓房に潜入したダインは記録にあった妓生サウォルに会おうとするが懐妊してから正気を失い働いていないと知ります。
イギョムは人を襲う猪を仕留めてジョンギルに宴に招待されるが狩りに招待され向かうと人狩りだったので言葉を失います。またチュンサムは預かっていた暗行御史の馬牌を印籠代わりに貧しい人を救っていたので報告を受けた守令インチュン(貪官汚吏)は驚きソ・ヨン(キム・ビョングン領議政の忠臣)に報告しに行きます。
ダインはサウォルの弟が連行されたことを突き止め彼女に会いに行きチョルギュの手記を渡します。
サウォルから呼び出されたイギョムとダインは山奥へと行くがいきなりサウォルの体に矢が突き刺さりました。
第3話・事件の謎、彼の過去
妓生サウォルに呼び出され話を聞こうとしたイギョムとダインだが彼女が口を開こうとした瞬間に射抜かれてしまいます。
急いで介抱して医院に連れて行くと彼女は身籠もっていた赤ちゃんを出産するがそのまま息を引き取ってしまいます。その頃、暗行御史と偽り民を守ったチュンサムは守令インチュンの家に招待され「なぜ私を呼んだのだ」と粋がるがご馳走を用意されて喜び金まで受け取ってしまいます。
都承旨テインは先王の甥フィヨングンを護送した人の名簿を手に入れるが領議政ビョングンがしっかり都承旨をマークしていました。
イギョムは守令に報告し矢を差し出すが矢師が殺された事で、この村で作られた矢を使い暗闇でも1度で仕留められるやつはジョンギル(守令の子)しかいないと思います、
またダインは妓房の仲間からサウォルが生んだ赤子の父親がジョンギルであると教えられ何て奴だと怒りをあらわにします。ジョンギルは酒に酔うと何でもベラベラ話すと知ったダインは妓楼にやってきたので相手します。
様子を探ると何か見たのかと襲われるが隣の部屋で聞く耳を立てていたイギョムが押し入って助け逃がします。
イギョムはチュンサムが暗行御史を偽って賄賂を受け取ったと知り殴ります。ダインはチュンサムを慰めに行くとイギョムは科挙を首席で合格したが恋人スネが村の男たちを誘惑したと濡れ衣を着せられ弟と共に行方不明になってから人が変ったと知らされます。
インチュンが暗行御史だと知ったのに殺さず賄賂を贈ったのは何隠していると思ったイギョムがサウォルが射抜かれた場所を捜索し先代の暗行御史チョルギュの遺体を発見します。
そこにジョンギルが兵を率いてやってきた事で牢に入れられてしまいます。チュンサムは駆け付けて友が牢獄されたようだと訴えるとインチュンは慌てて釈放させようとするがジョンギルが連れて行ったと知らされます。
第4話・盗掘の山
山中に連れて行かれたイギョムとダインはジョンギルに人狩りの獲物とされてしまうが「暗行御史のお通りだ」とチョンサムが勝ち誇ってやってきました。
しかしインチュンはこうなったら仕方ないと馬牌を奪い取りイギョムとダインを捕えだしたので使道の血縁が生きているぞと訴えます。
イギョムとチョンサムはファオム山に連れて行かれ、イギョムは「生きて漢陽に行け」とダインに告げます。
インチュンにサウォルが産んだ子を渡せと強いられるダインは連れて行くフリをしてチェ武監(王の護衛官)のもとに誘導し助けてもらいます。
イギョムは鉱山で発見された金を朝廷へ報告せずに奪取しているのだと分かりチョルギュはそれに気付いて殺害されたと把握します。インチュンからイギョム達の居場所を吐かせたダインだったが武監から王への報告が先だと言われてしまいます。
しかし助けに行くとわがままを通すと「暗行御史も苦労しただろうな」とつぶやき武監は仕方なく付いていきます。
強制労働させられるイギョムは労働者の中に「姉がもうすぐ出産する。男ならユンス、女ならユンヒと名付けると言っていた。必ず会いたい」と言っていたので姉の名はサウォルなのかと聞きます。
ビンゴだったので赤子が保護しているがサウォルはジョンギルに殺害されたと伝えます。
ダインと武監は酒売りのフリして向かうと捕らわれてしまうが麻酔酸を混入していたことで警備の者は酒を飲んで眠ってしまいます。イギョムとチュンサンは喧嘩するフリをして牢を開けさせ奇襲をかけて警備の者と入れ代わります。
ダインは牢に入れられている労働者を発見しイギョムは暗行御史だと教えて解放し前面衝突となります。
ジョンギルを追いかけるイギョムとダイン、しかしダインが足を滑らせ崖から転落しかかったのでイギョムは助けようとすると剣を突き付けられます。
全16話あらすじ一覧/暗行御史
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最終話/13話~16話