安寧録~海棠に降る光~
レン・ミン&ジャン・ワンイー共演、冷遇される偽兄妹が過去の真相を追い求める中で本当の気持ちに気付いていく中国ロマンス時代劇!
こちらの作品は「WOWOW」さんで全話鑑賞し、
見所キャスト、全40話あらすじ一覧、最終話結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
羅宜寧は幼い頃に父・羅成章の側室・喬月嬋の陰謀により罪を着せられ嫡女でありながら別邸で育つ。大奥様の還暦祝いの日に危険な目に遭ったところを覆面の男に助けられるがその正体は父に嫌われ族譜にも載せてもらえない異母兄に当たる羅慎遠だった。
羅慎遠は師匠の汚名をすすぐ証拠を手に入れるために隠密行動をしており、羅宜寧は大奥様のために本邸にとどまることを決め、母の死、自身が別邸に追いやられた過去の真相をひそかに調べていく・・・
ネタバレ感想|安寧録

37話|突然の悲報
嫣容閣にいる羅宜寧は魏家の大奥様に呼ばれ向かうと魏凌が反乱の平定のために出征することになったと知らされます。
林海如が調合した傷薬とお守りを渡すと家族が一日でも早い帰りを待っていることを忘れないでと告げ趙明珠たちと共に見送ります。
宜秀は林茂が実家から戻ってきたと知り急いで向かうと羅成章に怒られていたので、私は独り身で大丈夫だから両親を困らせないであげてと訴えます。
しかし、婚姻は決まって段取りについて話しているんだと林海如に知らされ恥ずかしくてなって出ていきます。
追いかけてきた林茂から羅家大奥様や羅慎遠の助力があったことを知らされ改めて想いを伝えられます。
羅慎遠は汪遠と酒杯を交わすと酔いつぶれたふりをして客間に運ばれます。夜中に動き出し書斎を探ると魏凌の兵力を知らせる文を書いていたので北方の敵軍と通じているのかと知ります。
羅宜寧は2万の大軍ごと罠に落ちて全滅し魏凌が行方不明だと知らせが届き驚くが、訃報は届いていないし必ず戻ると約束したから大丈夫だと大奥様に告げます。
また使用人たちが父上は戦死したと話しているのを聞いた庭が涙をこぼし悲しんでいたので魏家で唯一の男子なんだから噂に惑わされるなと告げます。
汪遠は魏凌が伏兵に遭い生死不明だと北方からの文で知るが亡骸がないことが気にかかります。龍泉商店が事を済ませて帰航したと知り、ひとまず迎えに行き全員を拘束するよう命じます。
羅宜寧は大軍を連れ失踪した魏凌が投降したと汪遠が上奏したから捜索が入ると陸嘉学に知らされます。
内通は一族皆殺しの罪だから逃げろと訴えられるが忠告に感謝し、家族を託されているから逃げるわけにはいかないと告げます。
魏家の城門に立ちふさがる羅宜寧は勅命なら協力するが捜索の理由はなんだと皇城司の梁副指揮使に訴えます。
全軍を失い陛下が調査を命じたのだと言われるが詔がないのなら断ると訴えると、そこにやってきた陸嘉学も陛下の名を汚し責任をとる覚悟はあるのかと訴えます。
皇城司の長として部下が過ちを犯すのを見過ごせるわけないだろう、今すぐ参内し陛下の考えを伺うから帰れと命じます。
羅宜寧は陸嘉学は皇城司を黙らせてくれたと安堵するがそこに羅慎遠を連れて汪遠がやってきたので緊張が走ります。汪遠から一任された羅慎遠は大理寺は公正で濡れ衣を着せはしないから大丈夫、これ以上拒むのなら容赦はしないと剣を抜きます。
しかし羅慎遠は芝居は終わりだと汪遠に剣を突き付けると、詔が届けられるが手にしていた者は魏凌でした。
羅宜寧が笑みを浮かべる中、魏凌は「国法を顧みず密輸を行い敵と通じ徒党を組み忠臣を害した汪遠とその一派を皇城司は捕らえよ」と詔を読み上げます。
羅慎遠は羅宜寧に傷を負わせてしまったので密かに魏凌に謝罪しに行き、その時に汪遠が密輸していた証拠を差し出し敵とも内通しているから協力してほしいと頼んでいました。
羅慎遠が汪遠に意図して接近したからすべては作戦通りで魏凌も生きているだろうとは確信していたけど詔を手に参上するとは、かっこいい。
ところで宜怜は寺・・・だっけ?どこかに飛ばされてからもうお役御免なのかしら、まったく出てこないねww
38話|残された退路
計画が見事に成功し汪遠を投獄した羅慎遠は陳九衡たちの無実を証明し協力してくれた魏凌に感謝します。
夕餉に招かれお供しますと感謝すると、ところで娘に会いに来たんじゃないのかと聞かれ会釈し羅宜寧のもとを訪ねます。
魏家の家族と共に食卓を囲む羅慎遠は趙明珠を娶るつもりはないかと大奥様に聞かれ、そこにいる誰もが羅宜寧を勧めると思っていたので静まり返ります。
羅慎遠は日を改めて縁談を申し込むと羅宜寧に告げ誰もいない事を確認すると口づけします。
陸嘉学は自分が関与した密輸の合意書を汪遠が燃やしたと思っていたが連行される際にすり替えていたと知らされ必死に捜します。
羅慎遠は羅宜寧を娶るつもりだと家族に話すと林海如だけでなく羅成章も大奥様も笑みを浮かべます。
陸嘉学は投獄された汪遠に会いに行くとどうやら必死に捜索しても見つからなかったみたいだなと言われます。腹心や船員を殺して口を封じれば証拠も消せると思ったのか、私が死んだあと証拠は陛下に届けられるだろうと言われます。
魏家を訪ねると我家への気遣いには感謝するが道が異なる者とは共に謀れぬから往来を控えるよう言われてしまいます。
臨安にて宜秀と林茂の婚儀が行われ羅宜寧も羅家の家族として祝福します。羅慎遠から結納の時に交わす書状を見せられる羅宜寧は婚姻に異議はないが私に従うこと、妓楼禁止、側女を娶らず私だけを愛する事と条件を要求します。
羅慎遠は後は魏凌の許可を得るだけだと思うが汪遠がまだ罪を認めず白状しないので取り調べに向かいます。
陸嘉学が救いに来るのを待っていたが動かない、陛下の前に突き出されたくなかったら仲間の名簿を寄越せと要求します。
密輸に関与した役人が次々と連行されているのを知り不安が押し寄せる陸嘉学は決意を固め皇宮へと向かいます。
羅慎遠は汪遠を売って身を守る魂胆かと思うが魏凌も陛下に呼ばれたと知り、命乞いではなく羅宜寧との婚姻かと気付き動揺します。
陸嘉学は密輸に加担するフリをしたのは汪遠を信用させ関わった役人を暴くのが狙いだったと陛下に訴えました。利益は国庫に納め難を切り抜けると羅宜寧との良縁を願ったが拒む魏凌は娘は羅慎遠との婚約を結んでいると告げます。
駆け付ける羅慎遠は魏凌に会釈すると、いつ婚約を結んだんだと陸嘉学に聞かれ幼い頃に祖母が決めていたと告げます。
さすがの汪遠も自分が助かるためには陸嘉学が関与している事は言えないのか・・・
宜秀、おめでとう。面紗の中で幸せな表情をしているのがなんとも良かったね
最終話までのネタバレは更新中