中国歴史ドラマ|安楽伝
ディリラバ&ゴン・ジュン&リウ・ユーニンなど豪華共演でおくる中国ロマンス時代劇!身分を隠し皇太子に近付く女海賊と正体を知らずに惹かれていく皇太子が宮廷を揺るがす陰謀に立ち向かっていく!
こちらの作品は「チャンネル銀河」で全39話鑑賞し、最終話の結末まで感想を交えネタバレあらすじを紹介します。
あらすじ&キャスト
帝家の令嬢・帝梓元は謀反人の娘として斬首される寸前に皇太子・韓燁に救出される。10年後、帝梓元は任安楽と名前を変えて女海賊として復讐の機会を狙っていた。一方、許嫁である帝梓元を皇太子妃に迎えるには手柄を立てる必要があると考える韓燁は海賊退治のため靖南へ向かうと3万の水軍を指揮する豪快な女海賊・任安楽から求婚され戸惑う・・・帝家を陥れた陰謀の真相を調べ始めた任安楽は自分の正体に気づかない韓燁を籠絡しようとするが・・・
過酷な運命に追いやった陰謀の真相へと迫る復讐劇とロマンスの行方は?!
ネタバレ感想|安楽伝
33話・届かぬ援軍
洛銘西は青南へ援軍に向かっていたが帝梓元(任安楽)が伏兵に襲撃されたと密書を得て勅命に逆らい独断で救出に向かいます。
皇太子・韓燁は伏兵を一掃し帝梓元の無事を確認して安堵し、温朔は苑琴との再会を喜びます。韓燁と帝梓元は互いに相手を気遣うが、帝梓元は北秦の密書を得て駆け付けたことを知り韓燁は誘導されたのではないかと不安が襲います。
すると洛銘西までやってきたので驚くが彼も密書を得てやってきたと知り北秦の策略だと気付きます。
援軍を待つ安寧は莫北から命の保証はするからと投降を促されるが北秦には屈しないと言い放ち地の利を生かして戦います。
最後の1人になっても抵抗したが最後は矢の雨にうたれ膝をつき旗を掲げながら命尽きます。
帝梓元たちは北秦の策略だと気付き激しく動揺すると、青南が落城し安寧が討ち死にしたと報告が届きます。韓燁は精鋭部隊を率いて逃げられたのに何で妹は残ったのかと嘆くと洛銘西が勅命を受け援軍に向かっていたら安寧は死なずに済んだと将軍に訴えられます。
帝梓元が不安になるなか韓燁は私情で軍に命を下すとは何事だと叱咤し軍法に基づき洛銘西に死罪を言い渡します。
帝梓元は戦略に長けた洛銘西を殺せば我が軍の痛手となる、償いの機会を与えてほしいと願います。韓燁は洛銘西は自分にとっても親友だが皇太子として殺さねばならない、心中を察してくれと元気なく告げると安寧の遺書が届きます。
10年前のことは安寧に関係ないのに8万の英霊のために死を覚悟して決戦に臨んだことを知って帝梓元は涙を流し、韓燁は妹が10年も苦しんで生きていた事を初めて知ります。韓家と帝家のわだかまりを解き力を合わせ国の再興を目指すよう願いが綴られており、帝梓元は青南城を奪還するから洛銘西の命を救ってほしいと置手紙を残して発ちます。
帝梓元は安寧が兵糧をすべて燃やしていたために一気に攻めるべきと独断でやってきた温朔に言われ夜襲をかけ、手紙を目にした韓燁たちもやってきて攻め込みます。
34話・苦渋の決断
帝梓元は青南城を奪還するが莫北に逃げられてしまい、重症を負って昏睡状態となります。付き添って看病していた韓燁は投獄している洛銘西に会いに行き酌量の余地を求めて事情を聞き出そうとするが、実は安寧から帝梓元を助けに行くよう言われていた洛銘西はその事は伏せ、安寧の仇を討てば兵も納得するから殺してくれと言います。
苑琴と苑書は帝梓元が目覚めたので喜び皇太子が寝ずにずっと看病していたと告げるが太鼓の音が耳に届きます。
韓燁は洛銘西の独断が安寧の討ち死にと青南城の陥落を招いたので皇太子として守ることはできないと告げます。洛銘西は背を向ける韓燁に何も語らず毒酒の杯を飲み干し、泣きながら駆け付ける帝梓元に帝家軍を率いて突き進めと言い残し息を引き取ります。
帝梓元は私心のない皇太子は国の誉れだが私には関係ないと洛銘西を連れて帰るとすると軍紀を乱すなと韓燁に叱責され、骸が運ばれていき泣き崩れます。
帝梓元は北秦国に反撃して莫北を殺し安寧の仇を討つためにも帝家軍を集結させます。靖南の兵を率いて城を奪還していき莫北の幕営まで一気に攻め進みます。破竹の勢いの軍勢は向かうところ敵なしで奪われた土地をすべて取り戻し北秦は壊滅状態となります。
報告を受ける皇帝・韓仲遠は「靖国に帝家軍あり」と巷で噂になっているので国も皇太子も窮地に追い込まれると危機感を抱き梅華衛を送るよう命じます。
韓燁によって借りの死で皆を欺き生かされていた洛銘西は莫霜を捕らえるよう琳琅に命じ、安寧の亡骸と交換します。安寧の墓を建てる韓燁に陛下が梅花衛に帝梓元を暗殺させる気だと教えます。
韓燁は青南城に残るから帝梓元を軍献城へ行かせ、陛下と北秦国を欺くために皇太子が軍献城へ行ったと思わせるよう命じます。梅花衛が青南城に来たら配下として北秦国と一戦交えると告げると洛銘西は確かに皇太子を無視して暗殺にいけないと思います。
帝梓元は洛銘西から密書が届き生きていると知って喜ぶと、北秦が軍献城へ攻め込むようだと知り向かいます。
韓仲遠みたいな人がいるから国が安泰しないのよね。誰も謀反な考えていないのに勝手に恐れ排除しようとする。結果国が乱れるのよね、洛銘西は生きてたんかい、琳琅が怒って敵対するんじゃないかと心配したよ。
35話・帰ってきた弟
苑琴から想いを告げられ嬉しかった温朔だが再会したばかりなのに別れることになります。香袋を贈られ喜ぶが寂しさを隠せず見送ると韓燁から軍献城へ行ってもいいんだと言われるが戦中に離れることはしないと告げます。
すると自分が帝梓元の実弟で帝家の嫡男・帝燼言だと知らされ驚きます。10年も重圧がかかる中で守ってくれた韓燁は自分にとっては育ての親であるため共に青南山へ行くと告げます。
一方、軍献城に到着する帝梓元は本当に洛銘西が生きていたので再会を喜ぶと韓燁が助けてくれたと知らされます。
北秦の皇子・莫北は帝梓元が南青山の山頂に司令部を設けたと報告を受け死に場所に最適だと出陣します。
韓燁は落石攻撃で北秦の半数の敵を倒すが地の利を生かした攻撃がうまくいっただけで次は容赦なく山頂まで攻め込んでくるから用心するするよう告げます。
すると韓仲遠の命を受け帝梓元を暗殺しようと梅花衛が現れたのでよく来てくれたと告げます。
帝梓元を殺す前にまずは皇太子を守れと告げると兵を率いて莫北がやってきたので安寧の仇を討つ時が来たと剣を抜きます。
韓燁が自分を守るために策を講じたと知る帝梓元は帝家軍を率いて南青山へ急ぎます。韓燁は毒を撒かれたことで目つぶしをくらって複数の矢を受け、それを目にした怨策は急いで皇太子のそばに駆け寄ります。
韓燁は北秦なんかに命を取られるわけにはいかないと思い死すれど負けはしないと言い放ち崖から身を投じます。
帝梓元は南青山の頂上に到達したころには北秦は撤退しており、座り込む温朔に皇太子はどこだと声をかけると身を投じたと知らされ耳を疑います。
取り乱す帝梓元は止めに入る温朔から自分は帝燼言だと明かされ、靖の民が楽しく暮らすこと、自分の代わりに太平の世を見届けてほしいと韓燁の遺言を伝えられ涙します。
帝梓元は猛然と進軍して立て続けに勝利し戦を集結させます。帝家と韓家は肩を並べ国土を守ったが皇太子の亡骸が見つからず快勝とは言えない状況でした。
韓燁が本当に死んだのなら悲しいが、主役級は崖から落ちても死なないのが華流ドラマのあるあるだからね・・・
韓仲遠、あなたが帝梓元を殺す策なんて講じるから皇太子が犠牲になったのですからね。それにしても莫北しぶといですね
36話・天灯に託す願い
洛銘西は心の病に陥った帝梓元に寄り添い、帝梓元を妻とする証だと靖安侯から渡された玉佩を握りしめます。太祖が帝梓元を皇太子妃にと遺詔を残し崩御すると父親が帝家に玉佩を返そうとして必死に止め手にしたものでした。
十分に休んだら靖南に帰ろうと眠る帝梓元に優しく語りかけ苑琴や苑書たちと共に看病し続けます。
帝梓元は昏睡から目覚めると白髪になっていたことで洛銘西たちは驚きます。韓仲遠に謁見し靖南へ帰る許可を得ると洛銘西と弟・帝燼言が生きていることを告げます。
皇太子が帝燼言を守り温朔と名付けて守っていた事を告げると、韓仲遠は帝家の嫡男が生きていたのかと立ち上がって驚きます。
帝燼言に名前を戻すことは許されるが都を出ることを許さぬと条件を出されます。また帝梓元は都に入ることを禁じられたので、どちらかを人質にとらないと気が済まないようねと呆れます。
帝家は民を守る事しか頭にないのに皇位を狙っていると疑う韓仲遠、
帝梓元は父は陛下は徳があつく英明だと信じていたし王座を望んだことなどないと訴えるが、そのうち帝位を奪えと言い出すものが出てくるはずだと言われます。
まだ見ぬ混乱を恐れ帝家を断罪したのだと把握するが10年前のような悲劇を二度と起こさぬために民の幸せのために皇位は狙わないと誓います。
しかし自分と弟のことは自分たちで決めると告げその場を去ります。
帝梓元は弟を連れて帝盛天に会いに行き大伯母上に挨拶するよう告げます。帝梓元は韓燁が生きてたら手を携えて歩め、諦めては駄目だと大叔母に言われ頷きます。
崖から身を投げた韓燁は昏睡状態から目を覚ますと北秦国の公主・莫霜に助けられていました。
人里離れた庵だと知らされるが真昼なのに何も見えず激しく動揺します。
莫霜に看病されるが失った光が戻ることはなく、自分の生存は誰にも漏らさないでくれと頼みます。
韓仲遠は帝盛天に会いに行き、帝永寧に天下を託していればもっとよい世だったと思っているのではないかと訴えます。皇帝を廃する取り決めがなかったなら恐れることはなかったと訴えるとそんな勅書なんてなかったと言われ動揺します。
「臣下を疑ったあげくに帝家を取り潰しにするとは呆れる。私が都へ行かなかったのは韓子安と今後一切都に足を踏み入れないと約束したからだ」
帝家の剣を調べてみろと言われ急いで皇宮に戻り折ると、中から都への立ち入りを禁じると先帝の勅書を発見し自分の思い違いに気付きます。
人の言葉より絶対的な証拠がないと気付かない。
そしてやはり韓燁は生きてましたね、まさか北秦の公主に助けられるとは思いもしなかったけど。
最終話までのネタバレは更新中