中国時代劇|後宮の涙
チャオ・リーイン主演による宮廷ラブロマンス!!
懸命な努力と類稀な才能で中国で最初で最後の女性宰相にまで上り詰めたひとりの女官の物語!!
全話鑑賞して見所キャスト、全話ネタバレあらすじを最終回の結末まで感想を交え詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
欲望渦巻く宮廷の中で多くの涙を流しながらも苦難を乗り越え懸命な努力と類まれな才能で宰相にまでのぼりつめていった善良で聡明な女官
北斉の名商・陸家の長女・陸貞は母親を早くに亡くしながらも善良で聡明に育ったが継母の嫉妬を買い父親が殺害されてしまう。皇后に命をねらわれていた高湛(後の武成帝)を助けた事で与えられた玉飾を用いて宮中入りする。
コツコツの昇格を果たし継母を裁判にかけて父の仇を討つが・・・
ネタバレ感想|後宮の涙
18話・不条理な苦難
長公主・高湘は沈国公の娘・沈嘉敏を婁皇太后に紹介し高湛に嫁がせたいと耳打ちします。沈嘉敏は六品司珍に任命され司宝司の官吏を任されることになり一気に陸貞の上司への昇級します。
陸貞は実務は何にも出来ないが長公主とも久しく沈国公の娘だから気を付けるよう婁尚侍の伝言を受けます。
婁尚侍はこの人事にどんな意図があるのか分からなかったが、少し褒めれば図に乗る愚かな娘だから高湛の妻にふさわしいと婁皇太后から言われます。
陸貞は沈嘉敏の荷物が大量に届くだけでなく彼女の侍女が無礼極まりないので沈家の名誉のためにも行いは慎めと叱責します。陸貞に服従する宮女たちがうんざりするなか陸貞は侍女を叱責したことで沈嘉敏に目を付けられます。
司宝司の内装は郁皇后によるものなのに犬小屋と言えば沈家の名誉にかかわると思う注意しただけだと告げ黙らせます。
沈嘉敏が王尚儀に頼み侍女を一等宮女にしてもらうと言い出したので陸貞は忠告されていたのに迂闊だったと思います。
困惑しながら戻ると訪ねてきた高湛から沈嘉敏は妹のような存在だから面倒見てほしいと言われ、話はそれだけかと言い放ちその場を去ります。
高湛から部下の娘だから陸貞を頼むと言われた沈嘉敏は二人の関係を調べるよう指示します。陸貞や宮女たちは沈嘉敏が規則を勝手に変え宝物を持ち出して賄賂に使ったりするのでうんざりします。
しまいには記録も残さないので監査の時にどうすればいいのかと宮女たちは不満を口にし、陸貞は上司に逆らってもしょうがないから出宝は覚えておいて内侍局に報告するよう指示します。
そんな中、王妃に贈った漆盆が割れていた事で激怒する婁皇太后からお呼びがかかります。割れた原因は沈嘉敏が水の中に放り投げたことが原因であるが長公主が着任したばかりで分からないだろうから部下の責任だと訴えた事で陸貞はとばっちりを受ける羽目になります。
しかし婁皇太后から誰の命令で洗ったのか正直に言えと迫られた事で沈嘉敏だと告げ、彼女はこっぴどく叱られます。
司宝司の管理に復帰した陸貞はすぐに宝庫を調べるよう胡玲瓏たちに指示します。高湛からの置手紙に気付くと鳥兜は煎じると茶のようだが猛毒らしく父君の死因もこれかもしれないと書かれていました。
沈嘉敏が親戚である沈碧を一等宮女にさせ呼びつけようとしていたので師匠・杜蘅に相談します。
勝手に異動はできないから婁尚侍にお願いすれば阻止できるだろうと助言を受けるが沈嘉敏が長公主のところに住めるのは高湛の嫁がせようとしているのだと知らされ困惑します。
それにしても陸貞は高湛に何を怒っているのか、そしてお願いだけでどんどん出世できるなら試験なんていらんよね。沈家はみんな嫌がらせをする奴しかいないのか?
19話・事件の謎
迎春の宴で将軍の娘・呉繍が突然倒れた事で婁皇太后は蕭貴妃の仕業だと疑い、この国を滅ぼす気かと激怒します。
高演は宴の料理は仁寿殿の厨房が用意したもので奏でていた琴は盧尚侍のものなので蕭貴妃が犯人だと断定するのはおかしいと訴えます。
婁尚侍は琴に毒が塗られていたので狙いは自分だったのかと気付き報告すると呉繍の侍女への尋問と修理に出した司宝司を調べるよう命じられます。
調査を受ける沈嘉敏は何もなかっただろうと言い放つが陸貞は不安が的中し自分が住む青鏡殿から鳥兜の毒を発見されてしまいます。
高湛から知らされ父を殺めたものか調べるために取り寄せていたものだが事実を言えないために余計に疑わしい発言となってしまい投獄されてしまいます。
蕭貴妃は陸貞のはずがないだろうと嘲笑うが、婁尚侍も陸貞に仕業とは思えず皇太后に報告するのは伏せます。
丹娘から報告を受けた高湛は鳥兜を教えた自分の責任だと思い、陸貞は食事を届けに来てくれた楊宮女に理由を話すが事実を訴えれば官籍を作った高湛や鳥兜を取り寄せてくれた杜蘅に迷惑が掛かってしまうと言います。
高湛は真犯人を捜せば何とかなると考え司宝司にある金泥と油を調べます。毒が検出されなかったので司宝司から運び出されたあとだと察し調べようとすると長公主が立ち塞がりこの件に関与するなと言われます。
正室となりいずれ皇后となるのは沈嘉敏なんだと訴えられるが、そんな話は関係なく彼女は無実だと言い放ちます。
将軍の娘を殺そうとした陸貞を助けようとするのが問題なんだと言われ困惑していると、目撃する沈碧は長広王に一目惚れします。
呉繍は海に弱い体質で弦に塗った水母の汁で麻痺し昏睡したことが分かり高演は陸貞の釈放を命じます。
長公主は母親が婁氏に殺されたのを知らないとはいえ権力があるのは警戒しているようね。
それにしても、ただでさえ敵対しているのに沈碧が高湛を好きになるとは・・・やれやれ。
20話・新たな挑戦
無実が明白となり釈放される陸貞は鳥兜がどうなったのか訊ねようとすると陛下の命なら言ってくれれば良かったのにと司正に言われ咄嗟に話を合わせます。
犯人は婁尚侍に恥をかかせようとしただけのようだと知り、陸貞は犯人を突き止めるために司宝司で呉繍が亡くなった噂を流します。
そして幽霊を出現させると沈嘉敏が婁尚侍が琴を弾くと思っていたんだと必死に許しを訴え失神します。
沈嘉敏の乳母の娘が婁家の者に乱暴され命を絶ったようだと司正から知らされた陸貞は陛下から意見を求められ彼女も大切な人のためにしたことだと庇います。
陸貞は拷問で受けた傷により足をひきづって歩いていると高湛に抱きかかえられます。自分の女が痛めていたら抱き上げるのは当然だ、君の帯は受け取ったから守るのは当然と言われ頑なだった心を解いて仲直りします。
高湛は婁氏の息子とはいえ高演は昔から変わらず親切にしてくれているし皇太后の罪は陛下にないので皇位にこだわる必要はないと叔父に告げます。
陸貞は鳥兜は陛下が渡したなんて信じないと婁尚侍に訴えられ弦の薬は王尚儀の仕業だと告げます。鳥兜は私に罪を着せるためだったが鳥兜を包んだ紙に貴妃の花押があったので判明したのだと告げます。
楊宮女から蕭貴妃のせいにするなんて大胆過ぎると言われるが説得力のある理由が必要だったと説明します。
婁尚侍は陸貞に同情し沈嘉敏と離すために彼女を衣装を管理する司衣司に配属させます。
陸貞は心機一転、再出発を図るが宮女を紹介されると総務責任者が沈碧だったので困惑します。司宝司で服従してくれていた玲瓏が司衣司に移りたいと訪ねてきたので高湛に相談し側に置くが敵意を抱いていた沈碧がやたら友好的なので
沈碧は投獄された陸貞を葬ろうとして薬を渡したのに「賄賂を渡して逃がそうとしていた」って・・・
高湛ではなく叔父が勘違いしたんだけどさ、人が良すぎる陸貞はすぐ騙されるからなぁ・・・