作品情報とキャストの紹介
カプコンのゲームソフト「バイオハザード」を原作としたアクションホラー映画!
製薬会社アンブレラ社が誇る地下施設ではウイルス拡散防止のために研究員もろとも全滅処理が始まっていた。その近くで記憶を失う女性アリスはなだれ込んできた特殊部隊と共に行動し地下施設に足を踏み入れるが・・・・
ネタバレあらすじ/バイオハザード
アンブレラ社
表向きはコンピューター・テクノロジー、医薬関連の会社だがハイブ(地下研究所)では社員にも極秘で軍事技術開発、細菌兵器などの研究が行われていました。
動物実験用に飼育されていたドーベルマンが異変を感じ吠え始めます。何者かの手によって漏れた生物兵器T-ウイルスが空調設備を通じて広まっていたのです。
500名の研究員が感染した事を感知したレッド・クイーン(人工知能のメインコンピュータ)は外部に漏れるのを防ぐためすべてを封鎖しハロンガスを発生させ研究員を死亡させました。
記憶喪失
何も思い出せないアリスは彷徨っているとラクーン市警だと名乗るマットに「伏せろ」と抱きかかえられます。
するとアンブレラ社に雇われている特殊部隊が窓を突き破り突入してきました。アリスは「報告しろ」とワン隊長に言われるが何の事だか分かりません。
アリスとマットは拘束され特殊部隊と共に屋敷の地下へ移動するとハイブへと移動できる地下鉄道がありました。
ワン隊長は屋敷で防御システムが作動した事によるガスで一時的に記憶がないだけだと言いました。またアリスはスペンサーと同じ指輪をしているのに気付くと2人は特殊部隊員で偽装結婚しハイブへの緊急入口を守ることが任務だと教えられます。またラクーン市警のデーターベースに名前がない事でマットは手錠を掛けられます。
アンブレラ社はレッド・クイーンの故障ではないかと判断しワン隊長率いる特殊部隊にコンピュータのシャットダウンを命じたのです。
ラクーンシティの地下深くに位置するハイブに侵入すると薄着のアリスを心配したスペンサーがジャケットを脱いで渡してくれます。
受け取ろうとしたアリスは微かに記憶が戻り偽装結婚しても体の関係はあったのだと知ります。
アンデッド(ゾンビ)
システムが完備されているチェンバーはハイブの最下層に位置しており通路はレーザートラップによるセキュリティーで防御されているためIT専門のカプランがシステムを解除します。
しかしワン隊長含めた4人の特殊部隊員がシャットダウンするため通路を通ると防御システムが作動し扉が閉まってしまいます。
カプランが再び解除するが4人の特殊部隊員はレーザートラップにより命を落としてしまいます。
アリスはカプランと共に任務を遂行するため向かうとクイーンのホログラフ・イメージがプログラマーの娘の姿として現れ「私を止めると電力が落ちて大変なことになる」と言われます。
カプランは混乱させるのが目的だと無視してシャットダウンを行うとすべての封鎖が解除されました。
一方、生存者を探していた特殊部隊員のレインは出会したアンデッド(ゾンビ)に手を噛まれます。銃声を聞いてアリス達が向かうと発砲されたゾンビの姿が消えたことを知ります。
不気味に思うアリス達の前に大勢のゾンビが姿を現し銃を乱射します。その隙にマットは隊員が落とした鍵を拾い手錠を外しました。
シャットダウンさせた事で扉が開き、閉じ込められていたアンデッド(T-ウイルスにより生き返った研究員)やケルベロス(T-ウイルスに感染したドーベルマン)が解き放たれたのです。
任務
ケルベロスを見事な銃の腕前で始末したアリスは銃弾が切れたことで最後の1匹を飛び蹴りで始末します。
自分の戦闘能力に驚くアリスはマットがアンデッドにやられそうになっていたので背後から始末しました。
マットは妹のリサだと悲しみます。アンブレラ社の真実を暴こうとしていたマットは海軍や国家安全保証局にもマークされているため妹を潜入させていたのです。
リサが機密コードや監視システムに通じている者とコンタクトしウイルスを持ち出す予定だった事を聞いたアリスはその相手が自分であると思い出します。
応援を待とうとスペンサーが言うとカプランやレインが屋敷から地下に通じる秘密の扉はあと1時間で閉まると言いました。
汚染が起きた場合はすべて封じ込めるのが唯一の安全策で遅れた場合は出られないと知ったアリスは再起動させます。
レッド・クイーンはT-ウイルスは細胞発達と電気信号に急激な衝撃を与え肉体を活性化させると言いました。
記憶は少し残るが知能がなくなり本能的な欲求に従って行動するためアンデッドやケルベロスは食欲に支配されて向かってくるのです。
始末する方法を聞くと背骨の上部を撃つか脳に打撃を与えるのが効果的だと言いました。
アリスは再び電流を流してシャットダウンすると脅し逃げ道を教わります。
ハイブの下を通る水道ガス電気の配管トンネルを進むがアンデッドが現れあちこちから向かってきます。
あまりにも数が多く向かってくるアンデッドの中には感染した隊員の姿もありました。
もう逃げられないと悟ったカプランは自分が囮となり他の者を逃し、アリスは涙をこらえて先に進みます。
結末/バイオハザード
研究室まで到着するとアリスは自分が盗むはずだった中に治療薬がある事を思い出します。
マットは妹を裏切ったのかと責めるがすべて思い出していないアリスは分からないと答えました。
その時、スペンサーがすべてを思い出します。研究員のリサとアリスがアンブレラ社を潰すために証拠を持ち出そうと企てているのを知ったスペンサーは悪用しようとする者にはウイルスは高く売れるため金のために横取りしようと企てていたのです。
鉄道にウイルスを隠した事を思い出したスペンサーは銃口を向けて脅しロックをかけて1人部屋を出ます。
計画通りにうまくいき大金が入ると喜ぶスペンサーだったがリッカー(初期の実験生物。人体組織にT-ウイルスを注入して開発された生物兵器)に喰われてしまいます。
生き残っていたアリス、マット、レイン隊員の3人は生き残る術があるなら教えて欲しいとモニターを通してレッド・クイーンに訴えます。
するとアンデッドに噛まれ感染しているレインの命を差し出せばロックを解除するコードを教えると言われます。
レインは承諾するがアリスは絶対に出来ないと言い張ります。
その時、諦めず自力でアンデッドから逃げてきたカプランが電流を流してシャットダウンし救出してくれました。
リッカーにやられたマットが必死で助けを求めてきたがアリスは容赦なくハンマーを振り落としました。
鉄道に乗り抗ウイルスをレイン隊員に射つが時間があまりにも経っているため効果はありませんでした。
カプランが車内に現れたリッカーの犠牲になってしまうがアリスが床を開けて落とします。ゾンビ化してしまったレインはマットの手によって射殺されました。
ウイルスを持ってアリスとマットはハイブを抜け出す事に成功するがアンブレラ社の工作員に捕らえられてしまいます。
マットはリッカーに引っ掻かれた痕があり「ネメシス計画で使おう」と連れていかれます。必死に止めようとするアリスは「女は血液検査して感染してるか調べろ」と声を聞きながら薬物を投与され意識を失います。
アリスは気付くと病室で隔離されていました。身体中に取り付けられている管を抜き取り自力で脱出すると街は荒れ人がいませんでした。
「死者が歩く」という見出しの新聞を見たアリスはパトカーの中にあった銃を掴みました。
全シリーズ一覧/バイオハザード
全米最大企業の実態を暴露
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敵の敵は味方、アンブレラ社からの脱出劇
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