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映画「武士道シックスティーン」ネタバレあらすじ/正反対な二人の剣道少女の青春物語

 

作品情報・キャスト

エリート剣道少女・香織と剣道をただ楽しむ剣道少女・早苗。

性格も剣道もすべてが正反対の二人が、

時にはぶつかり合いながらも剣道を通して互いに成長していく青春映画。

原作 誉田哲也「武士道シックスティーン」

(セブンティーン⇒エイティーン⇒ジェネレーションと続編があります)

監督=古厩智之◆磯山香織(成海璃子)◆西荻早苗(北乃きい)◆岡巧(賀来賢人)◆西荻緑子(波瑠)◆西荻景子(古村比呂)◆小柴隆造(堀部圭亮)◆磯山憲介(小木茂光)◆甲本肇(板尾創路)
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ネタバレあらすじ/武士道シックティーン

 

磯山香織は幼い頃から父親に剣道を叩き込まれ剣道エリートの道を歩んできた。

負け知らずできたが中学生の時に一度だけ無名の甲本早苗に負けた事があり、

何故負けたのか原因を探るために早苗が通っていた中学と同じ系列の東松学園高校に入学しました。

 

甲本早苗は親が離婚したため名前が西荻早苗に変わっています。

早苗は無邪気な性格で楽しければ良いという軽い気持ちで剣道をしていたため中学時代に香織に勝利したことなど覚えてもいませんでした。

新入生同士の剣道対決で香織は早苗と対決することになるが「なんでこんな弱い奴に負けたんだ」と苛立ちます。

早苗には秘めた能力があるはずだと香織は気合を見せるが早苗は怖がり後ろに下がる一方でした。

 

香織は斬るか斬られるかという考えであり攻めの剣道。

早苗は長く構えていると不思議と相手の動きが見えてくるので長い時間、構える事を心がけています。父親が仕事で負け終いには離婚してしまったので勝敗以外の大事なものを探しており、いつも苛立ち闘争心を剥き出し弱い先輩にも厳しくあたる香織を寂しい人だと思うのです。

 

県予選当日に香織は早苗の秘めた能力を引き出そうと自分の父親から指導を受けるよう告げます。

楽しくやりたい早苗は断るが、しつこく迫ってくるので振り払うと香織は階段から落ちで怪我をしてしまいます。

心配して駆け寄る早苗に香織は敵にばれるから大声出すなと睨みつけました。

 

香織は片手一本で構え早苗の言うとおり相手が来るまで我慢して待ちなんとか勝利を収めます。

しかし、相手に失礼だから補欠を出すと顧問に言われ日本舞踊を習い独特なリズムがある理由から補欠に選ばれていた早苗を自分の代わりに出場させるようお願いしました。

早苗はいつものように相手の気合に慌てて下がるが香織から「平常心」と言われいつものように長く構え相手をじっくり観察し勝利します。

早苗は初めて「勝敗に拘る」喜びを感じるが、

斬られたら次はないと思って剣道に励んできた香織は早苗のスタイルを見てから悩むようになり学校に来なくなります。

 

結末

何のために勝ちに拘り苦しまなければならないのか分からず苛立っていた香織は早苗の剣道なんでただのチャンバラだと罵ってしまいます。

父親からは答えが出るまで道場に顔を出すなと言われるが同じ道場に通う者からは早苗と剣道している時、楽しそうだったと言われます。

一方、早苗は勝負に拘りだすと剣道を楽しいと感じられなくなっていました。

父親からは勝敗よりも好きか嫌いかだと言われ、

答えをだすべく、がむしゃらに剣道に励み香織に果たし状を渡します。

 

剣道を押しつけていた事を父親から謝罪された香織は「続けるかは自分で決めろ」と言われ早苗の元へ竹刀を持って駆け付けます。

決闘する香織と早苗は笑顔でした。

早苗は自分の能力を引き出してくれた事を感謝します。

両親が復縁し名前が甲本に戻って九州に引っ越すことになったが香織は剣道をしていればまた会えるから気にするなと伝えました。

 

香織は剣道する楽しさを覚え早苗は勝負に拘る楽しさを覚えた。

翌年、全国高等学校剣道大会で再会した二人は決勝で会う事を約束するのでした。

 

邦画
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