中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
24話・皇太子の失態
皇太子・李承乾は魏王・李泰は自分の事をどう思っているかと称心に問うと同腹の弟ゆえ敬っていると言われます。しかし魏徴から指摘されていた皇太子は落馬の件もすべて魏王の仕業だと気付き苛立って魏王府の宴に乗り込みます。
酔った皇太子が儀王府へ行ったようだと報告を受けた皇帝・李世民は駆け付けると醜態をさらしているのを目にしそれでも皇太子かと叱責します。
皇太子は驪山での狩りに向けて練習していていると長安に残り修身に励めと命じられ酒に溺れるが内心窮地に陥っている事に焦っており魏徴に相談するため訪ねます。
今日から真心をもって応対するから支えてほしいと願うと参加を禁止された狩りに行き媚娘を助けるよう指示されます。
魏王は狩りの場で媚娘を亡き者にする好機だと韋貴妃の伝言を受けるが陛下は媚娘への態度を保留にしていて誰も異を唱えていないと首を横に振ります。
楊淑妃は宮中は落ち着いているが狩りの場で必ず何事かが起きると予感し媚娘を守るよう呉王・李恪に告げます。
皇帝は李魈を呼びだすと狩りの場で媚娘を置き去りにするから彼女を連れて密かに下山し長安には戻らないよう伝えろと命じます。
媚娘は狩りの場で久しぶりに李治(雉奴)を見かけるが成長して見違えるほど背が伸びていたので驚きます。
25話・皇太子 弾劾される
媚娘は狩りの途中で皇帝とはぐれると陛下の命で迎えに来たと現われた李魈に突然短剣で襲われます。
皇帝は乗り捨てられた二頭の馬を目にして異変に気付き媚娘を捜せと命じます。李治は媚娘を目撃すると暗器を放たれていたが皇太子が盾となって守り駆け付けた皇帝が矢で李魈を射抜きました。
皇帝は命令に刃向かい誰の指図で媚娘を殺そうとしたんだと追及するが李魈は自分の意志だと告げ自害しました。
媚娘は予言を信じているなら陛下に仕えられないと身を投じようとしたが刺客は送っていないと陛下に抱き留められます。
皇帝は侯君集が高昌軍を撃破したことと蕭薔が懐妊した知らせを受けます。
魏王は皇太子が媚娘を救う功績を立てたので恩恵を受けるのではないかと恐れ先手を打つために皇太子を弾劾させるよう指示します。
「女帝武氏の予言による騒動を収束させるためにも、国の行く末は君主により決まるので武氏は関係なく唐の世は三代で亡びるということは皇太子が無能だということではないか」
皇帝は皇太子を廃せよとは謀反も同然だとして投獄させます。面目を潰された皇太子は激怒し媚娘をさっさと殺すべきだったと後悔するが魏徴から東宮という大船に乗せてやるべきだと言われます。
占い如きで皇太子を廃せよなんてよく言えたもんだね、命令だとしてもちょっとあり得ない。女帝武氏はどこへいったのかww
26話・武媚娘の画策
長孫無忌は皇太子を弾劾させたところで得がないので韋源承が黒幕とは思えないと皇帝と告げます。
媚娘はこれからは頻繁に彭婆のお世話をしなければと思い看病していると皇太子妃が訪ねてきます。朝議の件を耳にしていたので皇太子は女帝武氏を殺したいでしょうねと告げると魏徴が守ってこそ予言を覆せると論したことを知らされます。
意向を理解した媚娘は李淳風は女帝武氏が誰なのか突き止められず亡くなったので、私たちが占いましょうと伝言を託します。
皇太子は理解できずにいたが、それらしき人物を見つければ収束できると言いたいのだと魏徴は言います。
魏徴は陛下に謁見願うと出生地が武安で玄武門宿衛を総括し武連郡王に封じられた李君羨が女帝武氏ではないかと報告します。皇帝は韋源承の手の者でうってつけだと思い、媚娘に危害を加えないなら子は身籠らせないと約束すると長孫無忌に告げ納得させます。
媚娘は世話を始めた彭婆がブランコに乗りながら亡くなっているのを目にし涙を流しひれ伏します。
彭婆の話をここまで引っ張るとは・・・存在を忘れていたし終わらせるために急に再び登場させたように感じられたけど気のせいかなww
27話・友情の行く末
媚娘が女帝武氏の身代わりを仕立て上げたようだと報告を受ける韋貴妃は蕭薔が皇子を産めば切り札となるため今は静観すると言います。
左武衛将軍の李君羨が華州の刺史に配置換えされたようだと知る楊淑妃も媚娘が生きる道を自ら切り開いたようだと察するが、呉王・李恪が媚娘の命の恩人になる機会を皇太子・李承乾に奪われてしまったので油断はできません。
女帝武氏の予言を利用して皇太子を排除できたはずの魏王・李泰は媚娘を排除したい韋貴妃の勝手な行動によって台無しとなってしまい苛立ちます。
徐慧は御書坊に来なくていいと太監に言われたが皇帝・李世民に召されたので戸惑いながら向かいます。楊淑妃は媚娘と徐慧を招待するが二人の間に溝が生じていることに気付きます。
媚娘は気付いており何かあなたを怒らせることをしたかと直接たずねるが徐慧は義姉妹だし何かあればちゃんと話す、考えすぎだと告げます。
しかし、魏王に唆されていた徐慧は媚娘がいるかぎり自分はただの影でしかないのだと悟り媚娘から贈られていた腕輪を叩き割り魏王と結託することを決意します。
皇帝から信頼を取り戻す皇太子だったが魏王の企てで男色だという噂が広まってしまい称心をそばに置いてはならぬと言われます。都から出すと告げるが天下の者に知らせるためにも処分せねばならないと命じられます。