中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
60話・李治の告白
蕭淑妃は媚娘を流産させようとして失敗したが本当に流産したので肝を冷やします。下手人はいったい誰なのかと考え、王皇后とは思えずにいたが媚娘を排除しようとする長孫無忌を後ろ盾にもつのであり得ると疑います。
なにわともあれこれで目障りな媚娘がいなくなると思ったがお腹の子を害された事で皇宮に留まるかもしれないと失敗に気付きます。
脅威ではなくなったと安堵する王皇后に会いに行き、媚娘が流産したのは陛下を籠絡するための自作自演ではないかと告げます。
警戒しながら日々を送っていたのに流産してしまった媚娘は宴席で最後に飲んだお茶が原因のはずだと疑います。お茶を用意したのは王皇后だと知るが高宗・李治(皇帝)から毒は入っていなかったと言われ困惑します。
長孫無忌は重臣たちに上奏させたあとに陛下に謁見し子を失ったのなら媚娘が宮中に留まってよい理由はないと訴えます。
李治は宮中で療養させたあとに感業寺に送り出すと告げ下がらせるころ、媚娘は高陽公主を呼び、下手人に復讐するために皇宮に留まると告げ協力を願います。
高陽公主は陛下に会いに行くと媚娘を感業寺に送り出すと約束したと言われ天子なのに大臣など恐れるなと訴えます。媚娘は敵討ちのために宮中に留まりたいのだと告げ兄上の後宮に入れたらどうだと提案します。
ただ復讐を誓って皇宮に留まる高陽公主も目が離せない
61話・李世民の遺詔
媚娘は大理寺の記録から流産に関する手掛かりを探るがどれも無害だったので困惑します。最後に飲んだ茶には芍薬や甘草が入っていただけだったと肩を落とすが高陽公主から菊花の図の刺繍から清い香りがすると言われ絹糸を調べるよう瑞安に指示します。
甘草と混ぜると猛毒になる成分が使われていた事が分かり下手人を割り出します。
媚娘は下手人は皇后だと高陽公主に告げると陛下を奪い皇后の座に就けばいいと言われ冗談はやめてくれと責めます。長孫無忌たちだけでなく後宮からも早く追い出すよう上奏されていると知らされるが李治を愛せないし李世民えの愛に背くことになると訴えます。
高陽公主は李治から先帝の遺詔を見せてもらうと媚娘が身籠ったら子を排除するよう書かれていたので驚きます。なんて薄情な父なんだと涙し必ず燃やす約束をして託してもらうと媚娘を再び訪ねます。
父上はあなたを愛していないと告げ遺詔を見せるとこれは偽物だと媚娘は喚きます。現実から背けたいのなら構わないがこれでも愛されていたと思っているのかと責め立てます。
宮中に留まるために李治から封号を与えてもらうのだと高陽公主から訴えられる媚娘は遺詔の内容が信じられず涙しながら部屋を飛び出していくが目的のためにはそれしかないと思います。
長孫無忌や皇后たちは甘露殿で待っていると陛下が媚娘と共に出てきたので驚きます。李治は媚娘を賜り昭儀に冊立したと告げ異議があるなら太極殿に場所を移すからそこで述べよと訴えます。
しかも媚娘を昭儀に冊立したと陛下が述べた後に一か月たったので媚娘を皇宮からだすべきと発言するのは何なのか?
陛下の話を無視していることになるので不敬にあたりますよね?
そして高陽公主はなかなかの策士ですな
62話・武媚娘の作戦
関隴集団からどうせ反対されるだろうと想定内の李治は呉王・李恪や李義府を太極殿へと呼びます。長孫無忌から命じられた裴行倹は関隴集団を代表し笏に頭を打ちつけ命を賭けて諫言します。
呉王は唐の朝廷は臣下の諫言を奨励してきたが先帝に対しては聞き入れられない時は引き下がったのに君主によって態度を変えるのは何故なのかと訊ねます。
李治は今まですべての諫言を受け入れてきたが寛容さが臣下の傲慢を生み出したようだと言い放ち裴行倹を引きづりだすよう命じます。
裴行倹を辺境へ流すよう命じると昭儀の冊封に反対する者は何も言えなくなります。
李治は呉王に感謝するが媚娘は父上の妃だったので昭儀の冊封の件だけは賛同できないと言われます。
王皇后を訪ねる長孫無忌は養子をもらい受け皇后の地位を固めるために皇太子に立てるよう助言します。媚娘は李忠がいたので声をかけると前に嘘の証言をしたのは母親を掖幽庭にいれると脅されたからだと言われ怒ってないと告げます。
高陽公主が訪ねてきたので皇后を倒すために今のうちに寒門の官吏を支え勢力を得てから弾劾させると告げ、皇后は焦って己の地位を固めるために養子をとるはずと予想します。
媚娘は呉王に声をかけると後宮の争いに巻き込まれたくはないと言われます。呉王が長安に留まれるよう尽力したし皇后を失脚させたら長孫無忌にとってもかなり痛手となると訴えます。
そして皇后が養子にとるならどの皇子だと思うかと問うと皇后は分からないが長孫無忌なら李忠だと言われます。
そしてあれだけ出自がどうのこうの煩い重臣たちなのに皇后の養子になるだけで解決できるわけ?媚娘さえ葬れればいいだけよね?
63話・増していく不信感
王皇后は李忠を養子に迎え入れようとしたが我が子が生きがいの劉氏に命令を撤回してくれと拒絶されたので苛立ちます。
李治は媚娘と呉王の仲が噂になっていると知り名誉が損なわれてはならないので言及する者がいれば舌を切り取ってしまえと王徳に命じるが監視させます。
報復を恐れる劉氏に頼られる媚娘は保護するべきと呉王に進言を受けるが首を振ります。劉氏を世話する太監を手の者に替え助けるが劉氏には重傷を負ってもらうと告げると、それで終わらない可能性もあるので他人の命を何だと思っているのかと責められます。
頼まれた事は終えたから今日を限りに二度と会わないと言われ動揺するが復讐するために悪魔になるのだと己に言い聞かせます。
呉王は軍務が忙しく手が回らないので剣術指南の役目を辞退したいと願います。李治は許可するが久しぶりに腕比べを申し込むと愛する媚娘を剣に例えて話し釘を刺します。
また媚娘が心の内を明かさず笑顔を見せなくなったので不安を抱くようになっていきます。
媚娘は劉氏を訪ねるが毒を盛られ倒れており視察させた医官からもっても後七日だと言われ驚きます。医官の話を耳にした劉氏から我が子を敵に回したくないと相談を受け倒せる方法が一つだけあると告げます。