中国時代劇「長歌行」作品情報
人気漫画を原作にしたディリラバ主演のアクションロマンス時代劇
あらすじ&キャスト
唐代初期、「玄武門の変」の暴乱から逃げ出す皇太子の娘・李長歌は朝廷から追われ、復讐を果たすために男装して救援を求め幽州へと向かう。秦準(阿詩勒隼)と名乗る男と出会い互いに相手の素性を疑いつつも助け合いを重ね次第に信頼し合う関係になる。
長歌の逮捕を命じられた禁軍頭領・皓都は苛烈な追跡を繰り広げていたが長歌の従妹・李楽嫣による必死の牽制によって計画が狂っていく
全49話で紹介
ネタバレ感想/長歌行
第19話/2つの刺繍
錆びた釘を踏んで菌が体内に広がり倒れてしまった穆金は発見した弥弥古麗に一晩中看病してもらい復活します。
物資の調達のため雲州に行くのでお礼に弥弥古麗を連れて行きたいと阿詩勒隼に告げ許可を得ます。李長歌は好きな物を買えばいいと刺繡の入った銭袋を弥弥古麗に渡します。
雲州にいる李楽嫣は中原へ向かう隊伍に加わって洛陽に行くことを決めお世話になった柴女将へのお礼に市場で布を売ることにします。
雲州に到着した弥弥古麗は賑わう場所が初めてだったので楽しむが中秋節は家族と過ごすと知らされ落ち込みます。穆金に元気づけられ李長歌が進めていた月餅を食べようとしたが銭袋がないことに気付きます。
商売をしていた李楽嫣が同じ刺繍の銭袋を持っていたので盗んだのだと勘違いし強引に奪って去ります。
弥弥古麗は何とか李長歌から預かった銭袋を取り返し戻るが穆金から落ちてたと渡され驚きます。どちらも李長歌の手作りだと気付くが急いで戻ると李楽嫣はすでに洛陽へ出立していました。
阿詩勒隼は中原では中秋節に家族で月餅を食べると知り光る石を李長歌に贈り、大切なものは手元に留めておける、心が休まる場所も家だと伝えます。
李長歌は二つの銭袋を目にし、何で李長歌が雲州で布を売っているのだと困惑しすぐに向かいます。
第20話/渭水の賭け
皓都は急いで雲州に戻り布を売っていた工房を訪ねるが李楽嫣は洛陽に出立したと柴女将に言われ急いで後を追います。
本当に公主だったのかと驚く紫女将は手をたたいたこともあるので困り果てます。
雲州に到着した李長歌は皓都を目にして急いで隠れます。入れ替わるように工房を訪れると洛陽に発ったと聞かされるが皓都も捜していたのだと気付きます。
李長歌は草原に戻るが誰もいなかったので驚きます。阿詩勒隼の幕営に入ると穆金がいて牙帳へ行ったと聞かされるが兵馬を大勢連れて行くわけないと思います。
地図上の涇州に印がついていたので天偈軍が負けたのだと気付き突破して長安へ向かったのだと予想して後を追います。
李世民は阿詩勒部が涇州の武功を下し高陵へ進軍していると報告を受け地の利を生かすために尉遅将軍に5万の兵を率いて涇陽へ向かうよう命じます。
隊伍とともに南下していた李楽嫣は月餅を食べようとすると雲州に到着したばかりの時に金を奪った子供にまたも盗まれます。
李長歌は阿詩勒部に追いつき隠れて尾行するが見つかってしまい「鷹師の行軍を探って唐に知らせるためか」と阿詩勒隼に聞かれます。認めると捕獲され幕営に戻されるが隙をついて拘束を解き再び後を追います。
涇陽を突破し渭水までやってきた可汗は炻辛思力が捕らわれたと知り長安を落とさねばと思うが阿詩勒隼は戦では使者を殺さないのが原則なので何で捕らわれたか考えるべきと訴えます。
阿詩勒捗爾は突き進むべきと反対するが可汗は罠だと察知し宿営を命じました。
方義を目にした李長歌は幕営に侵入するが発見れ包囲されてしまいます。李世民は草原で殺されたと皓都から知らされていたので生きていることに驚きます。
李長歌は唐軍は圧倒的に数で上回っていると思っていたが大軍は見せかけで威圧していただけだと知ります。兵の士気を高めるために李世民がいるのだと分かるが阿詩勒部の夜襲の知らせが入ります。李長歌を連れて離れよと命じられた魏叔玉は生きていたのかと驚きます。
第21話/勇士の矢
渭水に兵を集結させた李世民は自ら出向き草原の男が異郷で命を落とすのは望まないと延利可汗に言い放ちます。
改めて友好を築く気があるのなら機会を設けると告げ一旦下がります。
その頃、魏叔玉から逃げ出した李長歌は阿詩勒隼と接触すると河汗が表向きは盟約を結び弓に長ける精鋭を配置させる気だと知ります。
河汗の命には逆らえず阿詩勒隼が止めても捗爾たちが決行するため盟約が結ばれる日に李長歌は天幕から逃げ出します。
密命を命じられた狼師になりすました李長歌は故意に李世民が手にする杯に矢を放ちます。
恩も感じず唐の領地で陛下の命を狙うとは何事だと包囲されてしまった可汗は何者かが陥れようとしたのだと弁明します。自分が企てたのなら百発百中の射手を選ぶと訴えるが全軍撤退を命じなければ解放しないと言われ従います。
撤退していた阿詩勒隼は河汗が唐の手中にあるのに細芯咄が戻って襲撃しようとしたので矢で射抜きました。
李世民はわざと手元を狙って矢を射ったのではないかと思い唐を思う勇士ならば救い出したいから調べるよう命じます。
河汗を迎える阿詩勒隼だが李長歌が捕らわれていたので内心焦ります。李長歌は李世民は家族の仇なんで焦ってしまったと弁明するが何で狼師の衣を着ているんだと渉爾に殴られます。
「無名の兵士の顔を知っているのか、作戦が成功していたも狼師ではないと言えるのか」
渉爾は鷹師の回し者にちがいないと言い放つが河汗のもとに細芯咄の一件の報告が入ったことで「お前は細芯咄が背いたときに何をやっていたんだ」と叱責されます。
功績が認められたことで阿詩勒隼は何とか李長歌の命を救うが李長歌が渉爾のもとにいるので心配します。
第22話/牙帳の掟
李世民は阿詩勒部の陣営に李長歌がいたと報告を受け矢を放って知らせてくれたのは李長歌ではないかと思います。
しかし魏叔玉に調べさせると渉爾が率いる狼師の精鋭が矢を放ったと知りただでさえ申し訳なく思っていたので李長歌じゃなくてよかったと思います。
その頃、皓都は雲州を発った隊五に追いつくが李楽嫣はその中にいなかったので困惑します。
河汗の妃・可敦は帰還した河汗を出迎え酒を注ぐが10万の大軍で何の収穫もなかったことで八つ当たりされます。
阿詩勒隼は牙帳を訪ねようとすると弥弥古麗から同行を頼まれます。李長歌が射的場に連れて行かれたと知り駆け付けると的にされていたので矢を掴みます。
勝負を挑まれたので李長歌を救うために応じるが渉爾が最後の矢を彼女に向けて放ったので矢を撃ち落とします。そして渉爾を殴り付けるが勝負は引き分けだったので解放させることは出来ませんでした。
阿詩勒隼は渉爾を庫倒すために里台大会に出場することを決意し河汗の許可を得ます。
李建成の腹心だった唐の大将・羅義を捕らえ護送中だと知らせが入ります。李世民に破れ行き場を失って草原に逃げていたところを捕らえさせた河汗は軍の配置を知り尽くしている羅義を投降させ一気に南下できると喜びます。
渉爾は李長歌と一緒にいる弥弥古麗を見て驚きます。今までどこへ行っていたのだと訴えると李長歌は友達だから大事にしてと頼まれ約束します。阿詩勒隼の配下にいると言われ動揺し調べると可汗が腑抜けになるからと鷹師に与えた事を知ります。
李長歌は羅義が連行されるのを目にし侵入すると永寧郡主だと気付かれ生きていたのかと驚かれます。羅義が永寧郡主が生きているならば投降して阿詩勒部と共に侵攻し李世民を討てると言いだしたので阿詩勒部を南下させれば唐が反撃に出て犠牲者が多く出ると止めます。
羅義は李世民に背くが唐の民であるため河汗に屈することはしないと約束し燕雲十八騎の生き残りが助けにやってきたので逃げろと命じます。