韓国ドラマ「朝鮮弁護士」
ウ・ドファン&キム・ジヨン共演の法廷ロマンス時代劇。
WOWOWで全話鑑賞!!
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ
巨大な権力に立ち向かおうとする外知部/弁護士カン・ハンスは幼馴染のドンチと共に訟事を起こしては巧みな弁舌で勝訴をもたらしていた。
身分を隠して暮らし民が住みやすい国造りを理想とする王女イ・ヨンジュに振り回されながらも漢陽で名をとどろかす外知部となる。
そんなハンスは幼い頃に両親を殺され復讐を心に秘めており徐々に親の敵を追い詰めていく・・
キャスト/除隊後復帰のウ・ドファン主演
カン・ハンス(ウ・ドファン)
幼い頃に両親を殺され復讐を誓う。
お調子者で勝つためには手段を選ばない百戦錬磨の弁護士
イ・ヨンジュ/ソウォン(キム・ジヨン)
ソウォンの名で暮す亡き先王の娘で王女、
ハンスに想いを寄せ手助けする
ユ・ジソン(チャ・ハギョン)
名家出身、裁判を司る役所の長官でヨンジュに想いを寄せる
ドンチ(イ・ギュソン)
ハンスの親友、年上ながらハンスを兄貴と呼ぶ
ホン氏(シン・ドンミ)
ソウォン閣の主。乳母としてヨンジュを献身的に支える
ユ・ジェセ(チョン・ホジン)
朝鮮王も逆らえない権力者
全16話ネタバレ鑑賞感想
1話/外知部 カン・ハンス
親友ドンチを連れて漢陽にやってきたカン・ハンスは法は平等でなければならないと考える外知部(弁護士)であり相談所を開くと意気込みます。
王女イ・ヨンジュは身分を隠して旅閣を開き、乳母ホン氏と共にソウォンという偽名を使って貧しい民たちを助けていました。
ある日、梅酒店を経営するパク氏は張家商団に営業妨害を受け騒動が起きます。ホン氏はうちの裏庭で何の真似だと言い放ち追っ払うと王女は何者なのか調べるよう護衛に命じます。
梅酒が売れなくなり商売にならないと嘆くパク氏だが頼れる人も訴えるところもないとソウォンに相談します。王女は王様(イ・ヒョル)を訪ねると張家商団が独占しているので個人商店は商売おろか追い出される始末だと話します。
王様は自分に任せろとジェセを呼ぶが圧倒的な富と権力を握っており忙しいから会議の場に来るよう伝えられます。
パク氏から依頼を受けたハンスは訴えを起こし王様から助けられる方法はないと伝えられた王女はハンスに頼るしかないのかと困惑します。
ジェセの息子で裁判を司る長官ジソンが見守るなかハンスは国法と正論を取り入れながらまくし立て傍聴していた民たちも味方に付けます。ハンスの勝利を確信するジソンは笑みを見せると王女も父親である先王が作った法典を利用したので思わず笑みがこぼれます。
勝訴金を頂戴しようとしたハンスとドンチは放火の罪で捕まり投獄されてしまいます。ハンスはパク氏から依頼を受けるために家に火を放っておりドンチから責められます。王女はその放火で自死しようとしていたパク氏の母親が助けられていたと知ります。
2話/復讐の幕開け
ハンスは幼い頃に貧しいながらも両親と幸せに暮らしていました。ある日、訪ねてきた人が置いていった荷物が王室の物だったために濡れ衣を着せられてしまい、ハンスは荷物を置いて行った女性の顔を見たとチュ・ヨンウに訴えるが父親はチャン大房に殴り殺されました。
葬儀で母親は首を吊ってしまいハンスを復讐を誓い必死に生きてきました。
襲撃を受け気を失っていたハンスは気付くと張家商団のチャン大房によって宙づりにされていました。隙をついて短剣を抜き取りロープを切るハンスは提調様が探している絵を渡してやると取引を持ち掛けると共に捕らわれていたソウォン(王女イ・ヨンジュ)は信じられないなら担保を取ってはどうだと告げます。
ハンスはソウォンが担保として人質に取られてしまったので5日間で済ませると約束し、人身売買で捕らえられているピヨ氏に釈放させるから絵を寄越せと話を持ち掛けます。
釈放させるために偽証を要求すると王宮納品権を手に入れたいチャン大房は受け入れるが弁護士を信用できないチャン大房の部下・チョ客主に釈放されたソウォンがやってきます。
「誘拐犯を釈放するとは何事?酒で勝負し私が勝ったら訴えるのを止めろ」と要求されるがソウォンは何か考えがあるのだと信用しハンスには水を飲ませてわざと負けます。
チャン大房はピヨ氏と一緒にいたと偽証するが、あの日は一人で飲んでいたとピヨ氏に言われ困惑します。ハンスは誘導尋問していくとピヨ氏は「この人が真犯人だ、俺が犯人じゃないと知っているのは真犯人だけだ」と訴えます。
チャン大房は絵をもらうために偽証を頼まれたんだと慌て部下のチョ客主と一緒にいたと訴えます。しかしチョ客主が真犯人はチャン大房だと証言したので耳を疑います。
ピヨ氏を逃走させるための船を用意するよう告げていたハンスはその船にピヨ氏が拉致した子供たちを隠し野望を抱くチョ客主を唆していたのです。
密会していたチャン大房はその日なにをしていたか説明できず投獄されると提調に徹底して棒で殴られます。ハンスは7年前にお前が殺したカン律官の息子だと教え誰の命だったのか問い詰めるがはっきりした黒幕は口にせず絶命してしまいます。
ってゆうかジェセを演じるチェ・ムソン、「雲が描いた月明り」でもまったく同じキャラを演じてませんでした?
ピヨ氏が絵を持っていたので仕方なく釈放させ子供を助けたあとにしっかり罰を与えていたので結果オーライですね。
チャン大房は死に提調は罷免されたので、後はチュ・ヨンウとジェセに復讐するのかなと思ったけどまだ怪しいのがいるね・・・
3話/離婚訟事(上編)
ソウォン(イ・ヨンジュ王女)はジェセの権力の前に何もできないと国王ヒョルに言われ、法は法が国と民を助ける刀になると大典を渡します。
刀の扱いに秀でたのがハンスだと告げ彼を味方に付けるために旅閣で食事と寝床を提供するとしつこく接近すると根気は合格だと言われます。
助手の資質があるか一次試験を行うから巾着を作るよう言われ、どうやったら心を射止められるのだろうかとホン氏に相談します。
パク・ジェス提調の妻が思い詰めた暗い表情で旅閣を訪ねてきます。ソウォンは体中に痣があるのに気付き心配して声をかけると父の喪に服す3年が経とうとしたときに夫が毎日妓生と遊んでいたことに見ないふりをしていたが父の病状が悪化したのは夫のせいだと分かりました。
訴えを起こそうとして暴力を振るわれたのだと知るソウォンはハンスに食事を提供すると両班の妻が夫を訴えたいのだと相談します。金でも動かずぜんぜん依頼を受けてくれないのでドンチからハンスのことを聞き出すためにゲームを持ち掛けるが彼はしょうもない質問にも答えず酒を飲むだけでした。
ハンスは訴えたい相手がパク提調だと知りソウォンのもとに向かうがパク提調夫人がいなくなったと知ります。ソウォンは提調夫人の破れた裾で巾着を完成させ「涙の代わりに笑顔を取り戻してあげたい、法とは涙を流す民の手巾のようなもの」と言います。
夫人が濡れ衣を着せられ連行されたと知り面会に行くハンスは受け継いだ財産を守るために離婚訟事を起こして助けると告げます。
4話/離婚訟事(下編)
ソウォンはハンスがパク提調夫人に脚を一本諦めたら願いはかなうと言い出したため怒って解任します。証人や証拠を見つけて夫人を助けてみせると言い放ったものの離婚訟事を引き受けてくれる外知部が見つからないでいました。
その頃、ハンスは依頼を受けた時のために月下楼の妓女ミョンウォルの元を訪ね提調なんかのどこがいいのだと話します。男装するソウォンもやってきたのでミョンウォルがカギを握っていると見抜いたかと声をかけるが新しい外知部を見つけたと言われます。
ハンスは離婚訟事を引き受ける変わり者がいるんだなと様子を伺っていると商団のチョ大房に声を掛けられ提調のもとに連れて行かれます。宴に変装して侵入していたなと問い詰められ弱点を探るためにした事だがもう依頼は断ったので関係ないと告げます。
ソウォンはハンスが提調たちと飲んでいたので見損ない外知部を連れてミョンウォルに会いに行くが、ミョンウォルが賄賂を受け取り夫人の外知部に会っているようだとハンスが告げていたので提調の暴れる声が耳に届きます。
ソウォンはミョンウォルはおそらく助からないと言われ困惑すると外知部が証拠を持って姿を消したと知り騙されたと気付きます。
ソウォンは歪んでいるのはハンスではなく世間なんだと把握するが彼が見つからないので天灯を揚げます。訟事が終わるまで大人しくしてろと拘束されていたハンスは自力で拘束を解くと天灯に気付きます。
離婚訟事、ハンスはぎりぎりで間に合い公平に裁判を行うジソンに孝道に反する行為があった場合離婚できるはずと訴えます。提調は朝廷で今の地位を築くまで義両親から援助を受けたのに恩を仇で返そうとしていると言います。
そこに後妻を約束されたと死んだと思われたミョンウォルが現れ自身が殺されそうになったこと、糖尿病を患う義父に甘い薬草を食べさせ致命傷を負わせたと証言します。
ジソンは証言や状況からして被告が離婚の動機を与えた事は明白、妻を七去の罪で訴えたのも妻の財産を奪うための悪だくみに見える、また義父を殺したのは明らかだと牢獄を命じます。
夫人は両親が作った貴重な衣を返せと訴えるとジソンは牢獄に不釣り合いだから脱ぐよう命じます。
そんな人の息子に生まれたにも関わらず世の中を公平に見るジソンは素晴らしいですね。
ところでジェセはヨンジュ王女がソウォンの名で旅閣にいるのを既にご存じなのね。
そしてハンスも一番上の命とはいえ王様とは限らないのだと宴に侵入して既に察していましたね。みんな賢い!!
5話~12話
13話~16話/最終回