韓国ドラマ「朝鮮弁護士」
ウ・ドファン＆キム・ジヨン共演の法廷ロマンス時代劇。
あらすじ
巨大な権力に立ち向かおうとする外知部/弁護士カン・ハンスは幼馴染のドンチと共に訟事を起こしては巧みな弁舌で勝訴をもたらしていた。
身分を隠して暮らし民が住みやすい国造りを理想とする王女イ・ヨンジュに振り回されながらも漢陽で名をとどろかす外知部となる。
そんなハンスは幼い頃に両親を殺され復讐を心に秘めており徐々に親の敵を追い詰めていく・・
キャスト/除隊後復帰のウ・ドファン主演
幼い頃に両親を殺され復讐を誓う。
お調子者で勝つためには手段を選ばない百戦錬磨の弁護士
イ・ヨンジュ/ソウォン（キム・ジヨン）
ソウォンの名で暮す亡き先王の娘で王女、
ハンスに想いを寄せ手助けする
ユ・ジソン（チャ・ハギョン）
名家出身、裁判を司る役所の長官でヨンジュに想いを寄せる
ドンチ（イ・ギュソン）
ハンスの親友、年上ながらハンスを兄貴と呼ぶ
ホン氏（シン・ドンミ）
ソウォン閣の主。乳母としてヨンジュを献身的に支える
ユ・ジェセ（チョン・ホジン）
朝鮮王も逆らえない権力者
ネタバレ感想
5話/清山殺人事件（上編）
ジソンから我々は婚約した身だと言われるヨンジュ王女だが先王である父の死因は院相にあると疑っていると告げ去ります。
ジソンは牢獄されたパク提調が自死したと報告を受け向かうがすれ違うハンスから自死ではない理由を独り言のように聞かされます。ジソンは死罪になったのに殺す必要があるかと父・ジェセを問い詰めると余計なことをしゃべられたら困ると言われます。
ハンスはドンチがパク提調の夫人から鍵を手に入れてきたので部屋に入り物色します。パク提調が賄賂まで記していた勲旧派の帳簿と見覚えのある玉製の龍を見つけ、玉龍の出どころである清山へ行きます。
道中、体制が悪い時に現れたソウォン（ヨンジュ王女）を助手として採用します。
チョ・チョルジュは官僚チュ・ヨンウからパク提調の家に香典をたっぷり届け遺品を誰にも渡すなと指示されます。
タボク村に到着したハンスは県監に暗行御史だと勘違いさせてから「あのお方がお返しにするように」と玉龍を差し出すと高い官職をくれると言われお気に召したとばかり思っていたと言われます。
賄賂だなと察し贈った者の住所を聞き出きタボク村に向かうがいきなり殺人事件を目のあたりにします。
村人が押し寄せてきたので俺たちは犯人ではないと告げるが、犯人はヨンシルだが目撃しただろうと言われ共に捕らわれてしまいます。
ヨンシルは夫を亡くし、今まで自分の悪い噂を村人に広めていた老人を殺したと知り、ソウォンは殺さなくても違う方法があったはずと告げるがハンスが無罪放免にすると言ったので驚きます。
ヨンシルは兄が村人から示談金を受け取り、更に母親が自分の命は助からないと諦めている事に気付きショックを受けます。
6話/清山殺人事件（下編）
県監のもとに自主したヨンシルからお腹の子のためにも堂々と生きたいと助けを求められたハンスは村長からの視線を無視し助けますと告げます。
ハンスとドンチはヨンシルの夫の墓を掘り起こし死因を特定すると復讐が認められている漢陽に知らせを送ります。
老人の噂がなければ喧嘩もなかったがそれを証明するのが難しいために閉鎖的な村人たちに証言させるために策を練ります。
そんな中、早馬が襲撃されたと知るハンスは再び送っても同じことになると思い監察使に直接会って事情を伝えた方がよさそうだと思います。
ハンス達は腹ごしらえをするがヨンシルが危険だと察し駆け付けます。村に災いをもたらした者は木に吊るすのが掟だと言われるが老人を殺した理由を知らぬ人はいないはず、噂の出どころが老人だと知っていただろと訴えます。
「人ごとだから楽しかったんだろう、こんな時に助ける者は本来は村長のはず、味方になっていれば人を殺すこともなく他の方法を探せたはずだ！！」
他人の生殺与奪の権を握るとは能力の割には権力が大きすぎると指摘すると村長は怒りに震えながら「カン・ハンス」と叫びます。村人は生きていたのかとざわめく中、ヨンシルの夫を殴った3人の男も罰するべきだとハンスは訴えます。
3人が罪をなすりつけ争いを始めたので気に吊るすべきではと訴えると「パク提調を殺した犯人が捕らえられた」と報告を受けたジソンがやってきたので漢城府の判尹がお越しだと挨拶します。
ジソンは国法では人を殺めた者は死罪になるので酷い噂であっても殺す理由にはならないと言います。ソウォンは噂のせいで死んだ夫の復讐をしたんだと訴えるとジソンは村人が全員関わっていると知り、捜査をしなかった県監を含む村人全員の捕縛を命じます。
ジソンは都に案件を持ち帰ると大妃が横やりを入れてくるがジェセは王様が下す決まりだと指摘します。王女から既に進言されていた王様は子供を出産し子の成人を待ってから罪を償わせよと命じます。
ヨンシルは立派に子を育ててからそっちへ逝くと夫のお墓の前で涙します。ハンスは村人の命は助けてやるから知っていることを話せと村長に要求すると、ハンスの父親カン律官の冊客だった次男が王様への書状を奪い取られるとカン律官が収賄の疑いで連行されたので恐ろしくなり家に火を放ったと言われます。
ハンスだけでも逃がそうと死んだ噂を立てたと知り誰か命を狙っている者がいるのかと訴えると、そう推測しているだけだと言われます。
なんで？これだけの説明だとちょっと意味不明なんだけど・・・
ハンスの妹はどこかで生きているけど嫁いだ後に死んだことになっているから会えないのかな？台詞だけだといまいち完全には把握できないな。
ハンスとソウォンは急速に惹かれていっているようだけど相手は王女だからねぇ・・・
7話/秘密の門
ソウォンは酔いつぶれたハンスを解放するが彼の父・カン律官の死因が幼い頃の自分のせいだと知りカン律官の家で謝罪します。
カン律官の上奏文を自分が渡すとなかば強引に受け取り、ジェセに奪われた後に父親である先王も命を落としていました。ジソンから父ジェセへの復讐心を捨てるよう訴えられるがハンスは優秀な弁護士だと思い雇っているだけだと告げます。
ハンスは夜中に1人で川へと向かい自分の気持ちと葛藤して飛び込みトラウマに打ち勝ちます。
ハンスたちはソウォンの誕生日であるために帰路の途中の村でお祝いをします。漢陽ではハンス達と仲良い妓女たちが商団に連行されチョ・チョルジュからハンスが妓楼に預けた帳簿を出せと脅迫されます。
ハンスの故郷が清山だと報告を受けるヨンウ官僚は提調とチャン大房がやられたことからカン律官の息子ではないかと疑い次のターゲットは自分だと気付きます。
帰京するハンスたちはヨンウ官僚にすべて知られたと妓女たちに謝罪されます。ジソンを訪ね王女に会わせてほしいと願うと勝手には教えられないし時間がかかると言われます。
父ちゃんは犯人じゃないと少年ヨンが駆け込んできます。ハンスはヨンウの息子デソンが殴って殺したんだと知り、ヨンウが尊長告発禁止法（民は地方官を訴えらえない）を振りかざしてヨンの父ボンサムに罪を着せたんだと把握します。
8話/自白
刺客に襲われたハンスは右参賛チュ･ヨンウの元に押し掛けるとお前の警告状に返答しに来たと告げます。
お前が殺したカン律官の息子カン・ハンスだと告げ出師の表をたたきつけ戦は始まったと宣戦布告します。
大事な人は二度と失いたくないと口づけされ求婚されるソウォンは事件が解決したからすべて話すから待っててほしいと告げます。ジソンからハンスのやってきている事は復讐ではないのかと聞かれるが、そんなことはどうでもよくこれからは王女ではなくソウォンとして彼を守るのだと告げます。
血縁より正義の味方だと信じているから話したのだと告げ帰ります。
ヨンウはバカ息子デソンが殺人を犯したとジェセに知られたくないので裏から手を回しボンサムに自白させます。しかし土地を与えて地主にしてやろうとしたがボンサムの妻も子もしっかり断っていたのでハンスは妻子を連れてボンサムに会わせます。
両班の子ではなく父の子でいたいというヨンの訴えに涙を流すボンサムは自分が間違っていたと謝罪します。
ハンスは拷問による強制的な自白は無効だと訴え拷問も規則に反していると告げます。自分の首をかけてまで訴えた事で再審が認められるがボンサムに毒入りの食事が届けられます。
ジソンはデソンに会いに行き味方のふりしてお前が殺した証拠となる検案書を弁護士に奪われたようだと告げます。ハンスは散々父親にダメ出しを受け育ってきたデソンのトラウマを利用し高官たちが大勢いる前で挑発します。
父親に叱られたくないデソンは虚偽告訴罪に捕らわれてしまうので父親を巻きこまないために自白しに行きます。
王女から軽い刑を下すよう言われていた国王はそのとおりにすると儒生たちが法はいかなる者にも公平でなければいけないと訴えを起こします。朝廷が全国の士林派と儒生と敵対することになってしまうためジェセは守ることを止め国王は法に従って死罪を命じます。
ボンサムが無事に釈放され家族と再会し、息子を埋葬して泣き崩れるヨンウはジェセに刺殺されます。
デソンの気持ちはちょっとだけ理解できるが恨むのではなく父親を巻き込みたくなくて自白してしまったのね。
ところでハンスの妹は兄が生きているとジェセに話していたけど、どのような立場なんでしょうね。
それとハンスの行動が読みづらいのよね、ソウォンが王女ヨンジュって知っているのかな？