中国時代劇「風起花抄」
グーリー・ナーザー&ティミー・シューが共演し視聴率、再生ランキング一位を獲得した宮廷ラブ史劇
こちらの作品は「ツタヤ ディスカス/TSUTAYA DISCAS」で全話鑑賞!
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじは?
唐の第2代皇帝・李世民の時代。
天下第一針の称号を持つ刺繍の達人・安氏は名声を隠して街で娘の庫狄琉璃と暮らしていたが弟子に謀られ娘を不禄院の孫徳成に預けると命を絶つ。
庫狄琉璃は豆子と名を変え男装して宮中で育ち母の才能を受け継ぎ成長するもそれが災いを呼び宮中を去ることになってしまう。裴行倹に助けられた琉璃は陰謀が渦巻く宮中で母の死の真相を明らかにし無実の罪を晴らそうと決心する。
完全版・全46話(テレビ放送40話)で紹介
キャスト/ グーリー・ナーザー主演
ネタバレ感想/風起花抄
1話・天賊の才
市井の一流を自負する如意衣装店の安四郎は才人に封じられる武元華から婚礼衣装を頼まれ、光栄なことだが宮中の衣装とあっては荷が重いと断ります。
しかし姪の庫狄琉璃がやってきて母(安四娘)の腕前は天下一だと勧めたことで仕立てることになります。
妃嬪の衣替えの衣が完成したのでチェックする林尚服は他は任せるが楊妃にだけは自分が届けると告げます。しかし、斉王の正妃で陛下の弟嫁でもある楊妃が新皇后に封ぜられるという噂が流れこれまで軽んじてきたために尚服局への風当たりが強くなるのではと恐れます。
すると卓錦娘から楊妃のために冊封の儀で着る褘衣の用意をすれば過去の無礼も許されるのではと進言されます。卓錦娘は天下一の腕を持つ安大家の唯一の弟子であるため歓心を買えたら尚服局大家の座を与えてやると託します。
安氏が長孫皇后に作った褘衣は今でも話題に上るほどだが卓錦娘が作った褘衣は師匠の10分の1の実力さえないものでした。
安氏を探せと叱咤された卓錦娘は庫狄家を訪ね宮中を去ってから10年もたつ師匠・安四娘に挨拶します。刺繍を直してほしいと頼むと断られるが自分の褘衣が不満なら新皇后は師匠の技を思い出し召されるはずと脅します。
娘がいる事を口外しないと約束し引き受けてもらうが序に天下第一針の称号の証でもある金針が欲しいと願います。
武術を学んできた裴行倹は国を守りたい夢を持ち上京すると蘇定方を見かけ弟子にしてほしいと願います。美しい椿を射ってみろと言われ遠くから的中させるがそれは椿の刺繡がされた手巾でした。
安四娘は庫狄延忠に衣を直すことを告げると万が一のため家族や瑠璃を守るために離縁した方がいいのではと曹氏に言われます。邪険な女と身勝手で臆病な夫にうんざりしさっさと離縁状をかけと告げるが天賊の才をもつ琉璃の今後を考えねばと思います。
2話・引き離された母娘
琉璃は安四郎と共に武府に衣装を届けに行きます。
「七日間滞在すること、刺繍の秘訣や絶技をまとめた奥義書は覚えたら焼き捨てること」と母・安四娘から言われていたので武元華の体に合わせて仕上げるから滞在したいと夫人に願います。
天下第一針の称号を持つ証・金針も託されており母親が迎えに来るのを信じて待ちます。
蘇定方の弟子になりたい裴行倹は寺に忍び込むと母親の無事を占う琉璃を目にし大吉が出るよう密かに細工します。
椿の刺繡がされた手巾を落としてしまったので身を隠すが瑠璃のものだと知り、まだ幼いのに見事な刺繍だと驚きます。蘇定方に忍び込んだのがバレてしまうが何で細工したのかと聞かれ大吉と出れば勇気(成せない事を成す)は与えられると告げると弟子として認められます。
安四娘から褘衣を受け取る卓錦娘は感動すると「境地は技ではなく心にある。心が境地に至れば腕も上がるだろう」と言われます。
奥義を伝授するつもりはないのだと察し持ち帰ると林尚服と共に楊妃を訪ねます。しかしそこに皇帝・李世民が「皇后の位を望んでいたとは」と現れると楊妃は自分が作らせたのではないと跪いて弁明します。
命もなく褘衣が作られたのかと激怒されたために楊妃は信じてもらえないのならと自害を試みます。お前のせいだから早く名乗れと林尚服に言われた卓錦娘は自分が罪に問われたら尚服局も無事では済まないと言います。
陛下と楊妃から追及された卓錦娘は林尚服に名指しされたので苦し紛れに安四娘の命だと嘘をつきます。
大理寺の役人が押し寄せてきたので安四娘は卓錦娘が保身のために罪を着せたんだと察知します。庫狄延忠が慌ててやってきて褘衣だと知っていたなら止めていたが今は他人なんだと離縁状を握りしめていたので夫の裏切りに涙をこぼします。
安四娘が連行されると卓錦娘は部屋を捜索するが奥義書を発見することはできませんでした。娘が持っているはずと思い武府にいることを突き止めると役人に告げ捕らえに行くが琉璃は武元華にお願いされた裴行倹によって連れ出されていました。
しかし、役人に追われるのを目にした琉璃は裴行倹と武元華を巻き込みたくないと思い母から託されていた金針などを置いて自らロープを切りました。
3話・娘を守るため
卓錦娘は武家は才人を出し権勢を誇る家柄だから敵に回せないと思い陛下に告げる必要はないと役人に告げます。そして気を失う琉璃を安四娘がいる牢に入れ金針と奥義書を渡せば娘の命を助けてやると脅します。
安四娘は看守に簪を渡し不禄院の孫徳成を呼び寄せてほしいとお願いします。
奥義書と金針を発見する裴行倹はあの状況で冷静によく隠せたもんだと感心するが今は無事を祈り返せることを願って預かることしか出来ません。
「仇を討とうなんて思わず母親の名前は伏せ幸せに平凡に暮して」と言われる琉璃は何でそんな話をするんだと泣きます。
安四娘は孫徳成の弟子・順子から届けられた薬を琉璃に飲ませて首を絞めると自ら首を吊ります。順子は子を殺めてから自害したようだと役人に告げ運び出します。
孫徳成はすぐに解毒剤を飲ませ蘇生を試みようとするが安四娘が薬を握りしめていたので娘だけでなく我々の命まで守ろうとしたのだと気付きます。
琉璃の蘇生を急ごうとしたが林尚服と卓錦娘が完全に闇に葬るために火葬しにきたので焦ります。棺に入れて土に埋めるのが決まりだと訴えるが大理寺の佩を見せられ陛下の命で動いているのだと言われ言葉を失います。
母親の方は火葬されてしまったが武才人が入内される日に火葬は止めろと指示があります。孫徳成は火を消せと命じると卓錦娘は止めようとするが「針を飲ませる苦痛を娘に味合わせる母親がどこにいるのか、母親の骸さえ焼けばいいでしょう」と林尚服に言われます。
安四娘が仕立てた礼服で武元華は入内すると陛下から「媚娘」の名前を賜ります。孫徳成は琉璃を急いで連れて帰り蘇生を試みると成功したので安堵し母親はもういない事を伝え慰めます。
「これからは女子であることも母が安氏だということも琉璃だということもすべて忘れ豆子と名を変えて生きろ、私たちは家族だ」と告げ母親の形見を渡します。
~11年後、
武媚娘は狄才人を弔うために不禄院を訪ねるが見事な刺繍の衣を目にします。衣の事を聞かれた孫徳成は言葉に詰まると弟子の桂子が豆医官が縫った衣だと口にしたため黙れと告げます。
防疫のため骸の消毒をする医官として働く豆子(琉璃)は刺繍と裁縫の腕前を見せてはダメだと孫徳成に叱られます。
全46話あらすじ一覧
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23話~30話
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39話~46話(最終話)