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聴雪楼(最終話)ネタバレ!53話~56話を鑑賞感想で結末まで紹介

聴雪楼/作品情報

再生回数20億回を突破した傑作ロマンスアクション時代劇。

巫術で人心を操る拝月教を一掃するため聴雪楼の主・蕭逝水の呼びかけに三大飛仙(雪谷・白帝・舒血薇)が立ち上がるが決着はつかず戦いは激しさを増しながら中原へと広がりつつあった。拝月教教主・華蓮の一撃を交わすことができず命を落とした舒血薇のまだ幼い娘・舒靖容は沈沙谷の白帝に弟子入りして青冥と名付けられる。父親の形見である血薇剣を手に復讐を誓いながら2人の兄弟子と共に成長し美しき女剣士となった。一方、雪谷の弟子で江潮の頂点に立つ聴雪楼の楼主・蕭憶情は生まれつき毒に侵され短命だと言われているなか両親を奪った拝月教とは因縁があった。そんな2人の愛と復讐の物語。

舒靖容/青冥(ユエン・ビンイエン)蕭憶情(チン・ジュンジエ)青嵐/迦若(ハン・チュンユー)明河(アンジェラ・ユン)青羽/高夢非(ジャオ・ドンザー)池小苔(リン・ユエン)華蓮(ジェシカ・へスター)など

 

 

ネタバレあらすじ/聴雪楼

 

 

第53話

玄陰心経の修練のため月神花を摘むんだ時に茎が傷付き毒が聖湖から川へ流れ出ていたことで水を飲んだ民が毒に冒されていました。記憶を取り戻した迦若に捨てられると疑う明河は大勢の民を佇游術で操れば聴雪楼と戦えると思います。

「雪紋様は無事です。必ず救出するので南江の民を救って欲しい。相談があるので拝月教に起こしを」と無名の書状を受け取った蕭憶情は迦若(青嵐)だと気付きます。

その頃、水門を仕掛を調べていた迦若は蕭憶情の持つ月魂を使えば拝月教の広間の仕掛を動かせるはずだと思うが心臓にまで毒が回り倒れてしまいます。目を覚ますと明河がいつもように発作を血蠱で鎮めてくれていたが目が赤くなっており内力を吸い取り玄陰心経を習得したのだと気付きます。

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蕭憶情は南楚、紅塵、碧落を連れて南江へ行く事を伝え舒靖容と吹花小筑の全権を委ねた黄泉、紫陌には留守居役を命じます。

迦若から文が届き会いに行った蕭憶情は「記憶が戻っているのに話さないのは何か理由があるからだろう、それを尊重する」と伝えます。

青羽(高夢非)と青冥(舒靖容)が名前を変えたのは沈沙谷での過去を断ち切るためだと思い自分も迦若として生きなければと思っているのです。

左護法(孤光)が雪紋を助け迦若が冰凌を守る計画となっていると知った蕭憶情はすぐに南楚たちに正面から攻め込むよう命じます。

紅塵と碧落が正面突破し南楚は雪紋を守る孤光と合流します。その頃、冰凌を守るはずだった迦若は蕭憶情と密会していた事がバレていたため明河の攻撃に遭い捕らわれてしまいます。

 

第54話

蕭憶情は1人で南の麓に向かうと秋護玉が率いる風雨会の襲撃に遭うがそこに留守役を命じられたはずの舒靖容が現われました。

蕭憶情を先に行かせた舒靖容は血薇剣で向かっていくが秋護玉が「もう終わりにしたい」と逃げる事をしなかったのでそのまま突き刺す事になり驚きます。

その頃、南楚は雪紋と冰凌を連れて紅塵たちと合流したがそこに拝月教を率いる明河が現われ雪紋だけ捕まってしまいます。

蕭憶情は駆け付けると雪紋が連れ去られるのを目にするが南楚が毒で操られているのを見て撤退を命じました。

この状態ではすぐに毒が回り助からないと分かる南楚は他の者の内力を使うのを阻止するため自害しようとすると蕭憶情に剣を払われるが化け物と化す自分を見せたくないと蕭憶情の腕を掴み自らの体に突き刺しました。

師兄はそのまま息を引き取ってしまい蕭憶情は声を出して涙を流します。

 

舒靖容は雪紋を救うために月宮に侵入すると明河と対峙し迦若の記憶が戻っていることを聞かされます。

迦若は舒靖容が捕らわれていると知り「敵であっても青冥は妹弟子だから殺す前に会わせてくれ」と明河にお願いします。

(涙、一番蕭憶情に忠誠心があり聡明なお方であった南楚が命を落とすとは・・・)
 

第55話

青嵐(迦若)と涙の再会を果たす青冥(舒靖容)は明河の目を盗んでこっそりとメモを見せられます。

「明河が持つ月魄を使って広間の仕掛を動かし水門を閉じれば月宮は崩壊するがその前に儀式で舒靖容が生贄となってしまう」と孤光から聞かされた蕭憶情は雪紋と舒靖容を救うため襲撃します。

蕭憶情は監禁されている迦若を救い雪紋を捜しに行きます。迦若は広間にいる明河と剣を交え紅塵と碧落は生贄とされる舒靖容を救います。

迦若は攻撃を交わさないで捨て身で月魄をつかみ取り投げ付けると受け取った蕭憶情が仕掛に月魄をはめ込みます。

しかし自分の月魂を使おうとすると玄鉄の鎖に繋がれる雪紋を発見します。鎖を引きちぎる事が出来ず悔しがっていると「やっと再会できた」と雪紋は喜び「義を行なう者は情に惑わされてはいけない、世の民の幸福と平安だけを追い求めなさい」と言いました。

蕭憶情は月魂をセットし「親不孝者だ」と涙を流します。月宮は崩壊し始めると迦若は約束通りお前のそばにいると明河と共に瓦礫の下敷きとなります。

水門の仕掛が動くと青嵐のメモに書いてあったように舒靖容は聖湖に潜り3つめの銅像の留め具に水門の鎖を繋いで水門を閉じ毒の流出を止めようとするが流れ出た血液に魚が集まってきて邪魔されうまくいきません。

出てこない舒靖容を心配し蕭憶情は毒を消す月神花の花心が一輪しかない事を知りながらも聖湖に飛び込みました。

(水門を止めるのは理解出来るが何で月宮は崩壊するのだろうか・・・)

 

第56話(最終回)

舒靖容は目を開けると蕭憶情によって助けられていたが「共に歩んでいけそうにない、今度ばかりは助かりそうにない、すまない」と吐血して倒れてしまいます。

「夕影刀を預かって欲しい、血薇剣と共にすれば心は離れずにいられる」

舒靖容は月神花の花心があれば大丈夫だと思うが自分が飲んだと知り何で勝手なことをしたんだと泣き叫びます。

蕭憶情は後を引き継いで欲しいと告げ目を閉じました。

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拝月教を継ぐ孤光は玄陰心経の奥義書を処分して習得を禁じ南江と武林のために尽くすよう教徒に命じます。

舒靖容は「私と蕭憶情を仲違いさせお望み通り聴雪楼と拝月教が共倒れとなったから満足でしょう」と石明煙に告げます。

知っていたのに守ったのは楼主を非難から守るためであり孤児の石明煙を守るのが楼主の望みだったからだと教えてやります。

本当に反省しているなら私怨を消し去り聴雪楼のために残れと国色剣を授けると彼女は涙を流します。

 

蕭憶情を助けるために内力を失った舒靖容は四大護法に聴雪楼を託し去ります。

眠り続ける蕭憶情の看病をしながら「例え目覚めなくてもそばにいる」と誓います。南江の民を救った蕭憶情と舒靖容は伝説として語り継がれており聴雪楼の名は轟いていました。

走馬灯を作れるようになった舒靖容は思い出の影絵を描くと風で吹き飛んでしまい内力だけでなく思い出まで奪うのかと嘆くがそれを拾ったのは目覚めた蕭憶情でした。

二人は笑顔で抱き合い物語は終えます。

(もったいないな。あのね、まず蕭憶情が子供の頃から短命と言われている設定はいらないですよ。腕が立つほど修練できないはずだし万が一亡くなるにしても最終話まで生きているはずだし吐血して心配されるシーンがあまりにも多すぎるのです。そして蕭憶情と舒靖容が言葉足らずで回りくどすぎる。このふたつの設定をなくせば面白かったはずなんだよね。明河は普通に二人で暮らそうと迦若に誘われたら拝月教を出て行くような純粋な心を持っていた気がする。そして主役である舒靖容は女剣士とされているがそこまで見せ場はないし血薇剣を大袈裟なものにしすぎたよね。)

 

 

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