「大宋宮詞」31話~34話ネタバレあらすじ&視聴感想で詳しく

作品情報/大宋宮詞

リウ・タオ&ヴィック・チョウ共演、平民から皇后にまで上り詰めた実在する女性の波乱の生涯を描いた中国ドラマ

北宋の第3代皇帝・真宗は皇太子になる前の襄王だったころに蜀の平民・劉娥に命を救われ愛し合うようになる。身分を問題視する宮廷と朝廷からの反対、正室・郭清漪や側室・藩玉姝の存在などが立ち塞がるが劉娥は愛に生きることを決意するものの趙吉が太子になっても宮中に迎えられずに過ごす。そんな中、遼が和睦の条件として両国の皇子を相手国へ人質に送ることを提案してくる。真宗は朝廷に劉娥を認めさせるため趙吉を人質に送ろうとするが・・・

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劉娥(リウ・タオ)襄王/趙元侃/真宗/趙恒(ヴィック・チョウ)郭清漪(チー・シー)寇準(リャン・グァンホア)蘇義簡(ツァオ・レイ)李婉児(リウ・ツォン)藩玉姝(チェン・ドンニー)など

 

「大宋宮詞」全61話あらすじ一覧はこちら

 

 

ネタバレ感想/大宗宮詞

 

31話・不死鳥降臨

参内を禁じられ見捨てられたと思う王欽若は入水すると「降格は遼への外交配慮なのに自害すれば陛下への非難だと誤解される」と長女・玉瑩が駆け付けます。

もう逝かせてくれと嘆くが鳳袍政策の手伝いに宮中に行くから劉娥(徳妃)に頼んでみると言われ思い留まります。

 

鳳袍作りに励む劉娥は太陽に見立てて胸元に火玉を飾りたいと悩むと太宗が遼を討った時に潘伯正が賜ったと寇夫人から知らされます。

噂を耳にした潘玉姝(貴妃)は寵愛を受けるために探していると兄・藩良から鳳袍が完成しても手柄は劉娥が独占すると言われます。手柄などどうでもよく陛下が必要としているし娘のためでもあると告げ赤玉を手にするが山猫に驚き火玉を割ってしまいます。

趙恒(第三皇帝・真宗)は立派な娘をもったなと藩伯正に告げると火玉を割ったのは不注意で故意ではないと言われます。故意か過失かは今はどうでもよく今日に至るまで無為無策だと重臣たちを叱責します。

 

絶望感を抱く趙恒だったが火玉の所在が分かったと王欽若が仰せだと知らされすぐに呼ぶよう命じます。

観測により「天から火玉が降る」と予言され信じられない話だったが鶴が降臨して火玉と天書を落としていきました。

天書には趙恒が宋を統治する正統性が記されており、期日ぎりぎりで鳳袍を仕上げた劉娥は耶律留守に渡します。不死鳥が天書を置いていくのを目のあたりにした耶律留守は宋との友好関係の維持を重視すると参拝せず帰って行きました。

(そんな馬鹿な話あるかいなw王欽若の仕業でしょう。最初に入水するシーンなんてキャラ的に絶対にないと思ってたから笑ってしまったよ。貴妃は素直に劉娥に届けるよう指示すればよかったのにね・・・)

 

32話・皇后に相応しいのは?

趙恒は天書の内容をやたら王欽若が評価するので己の文才自慢かと聞きます。天書を捏造するとは君主を欺く罪だと訴え白状させると鶴を飼いならし火玉は王家の家宝であることを知ります。

鶴や天書は捏造だが祥瑞が見られているのは事実であるため趙恒は年号を大中祥符元年に改め大赦を行います。

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劉娥は義父母となった郭賢夫妻を招くと趙恒がやってきます。郭賢は徳妃を皇后に立ててはどうかと提案するが公言すれば反対派との対立を招くので万全の策を講じるべきと告げます。

趙恒は冀王府を訪ね子供たちに会いに行くと子だくさんで羨ましいと思うが聡明なものはいなかったと劉娥に告げます。冀王は才能をひけらかせば面倒を招くと考え故意に子供への教育を疎かにしているのではと劉娥は思います。

趙恒は劉娥が預かっている冀王の子・允旵を養子にし皇太子へと育てたらどうかと思うが劉娥は実の子がいいから焦らずにと反対します。

 

皇后の座が空白では臣下も民も安心できないと曹鑑から進言された趙恒は誰が最適だと思うか聞くと徳妃だと言われます。

寇準は徳と才を兼ね功績もあるが子がいないので反対だと告げると蘇義簡は天下の母となるだけの徳が必要であり知的で高い教養も持っていると訴えます。

潘伯正はここぞとばかり公主を産んでいる貴妃を勧めるが寇準は皇子を産んでないと反対します。丁謂はこれから皇子を産めばいいと告げ美人が適任だと訴え、曹利用は貴儀は異国の女子だからいけないと告げます。

(潘伯正、あなたの娘・潘玉姝だけは絶対に皇后になることはないぞwそもそも貴妃であることが不思議でしょうがないw美人ぐらいで十分じゃないかしらねw楚王はいつも乱心だが演技だと思うとぞっとする)

 

33話・徳妃と宸妃の懐妊

趙恒は乱心する兄・楚王に皇帝としての不自由さを嘆くと玩具は王欽若の長女・玉瑩からの贈物だと知ります。

朝議で皇后の冊封から新たな妃の選定まで論争になり傍観していた王欽若と丁謂は機会が巡ってきたと喜びます。

しかし王欽若は玉瑩を皇后にと企てていたが楚王の正室とする聖詔が届き、さらに娘も喜んで嫁ぐと言い出したので困惑します。

 

貴妃の侍女と瓔珞のもめごとに巻き込まれ階段から転げ落ちてしまった李婉児だが目を覚ますと劉娥から懐妊していると知らされ驚きます。

貴妃は冬衣を取りに行った侍女の様子がおかしかったので呼び止めるが張景宗が口勅を伝えにやってきたのでひれ伏します。

「侍女が無礼を働き李婉児の子に危害を加えたとして杖刑20回とし洗濯場に異動とする。監督不行き届きで貴妃は半年の俸禄没収」

貴妃は侍女が罰せられることよりも李婉児が懐妊したことに驚き愕然とします。

趙恒は李婉児が懐妊したのなら皇后にすべきではと寇準から進言されるが蘇義簡の進言を受け入れ婕妤から宸妃に昇格とします。

 

劉娥は陛下のために夕餉の支度をしていたが李婉児のもとに向かったと報告を受け片付けさせます。

李婉児の安産をお祈りしていると趙恒が寂しい想いをさせたなとやってきます。李婉児を皇后に立ててくださいとお願いすると世継ぎとなるものを養育してほしいと言われます。

後宮の宴で貴妃が懐妊した李婉児に女を男に変える力があるとされる弓の弦を贈ろうとしたので劉娥はしまうよう促します。陛下は金の相で李婉児は木の相、五行において相克であるため互いに衝突しあい男児なら死罪となり望んでも得られぬ運命だと言われ趙恒は激怒します。

貴妃は弓の弦を拾うときに李婉児を転倒させ彼女を救おうとした劉娥も怪我を負ってしまいます。

手当てを受ける劉娥は李婉児は幼いころに親と死別し自らの誕生日を知らないため両親の最期の時を生誕の日時としているのだと趙恒に教えます。

すると侍医から懐妊していると知らされ子を授かると思ってなかった趙恒と劉娥は喜びます。

(曹鑑って何でこんな頭カチカチなんでしょうねw息子の利用は賢そうなのに・・・貴妃は充媛まで降格され禁足ですかw藩良がなにかしでかしそうだが賢い人が潘家にいないので間違いなく明るみにはなるでしょうねw)
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34話・新皇后

懐妊した劉娥は皇后に冊封され皇后の印璽と金冊を受け取ります。

充媛にまで降格した禁足中の潘玉姝は何の音かと聞くと新皇后の冊封礼だと知らされ惨めに敗北したと嘆きます。

皇后は妃嬪たちから挨拶を受け後宮を差配するが規則は以前のままとし自分に対して改まる必要もないと告げます。

王欽若は皇后の冊封礼の日に赤い蝶が現れたのはまさに天啓だと告げ皇子の誕生を願い玉清昭応宮の造営を提案すると一任されたので丁謂を監督役に推挙します。

 

遼の蕭皇太后は謀反を企てた長姉・蕭胡輦の討伐を果たします。父・蕭思温はかつて一族の繁栄のために長姉を太平王に、次姉を趙王に嫁がせたが否が応でも姉妹が敵対することになってしまったのだと涙を流します。

蕭皇太后は閲兵式で皇帝・耶律隆緒にこれからはすべて任せると告げると肩の荷が下りそのまま意識を失ってしまいます。

趙恒と劉娥は蕭皇太后の崩御の知らせを受けると潘伯正から燕雲十六州を奪回する好機だと言われます。

開戦すべきとの意見が多いなか蘇義簡は澶淵の盟がある以上一方的に破棄して開戦すれば宋の信頼は失望すると訴えます。

再会を約束していた劉娥は心を痛め蕭皇太后を弔います。

 

(蕭皇太后を主役とした「燕雲台」のドラマも見たから何か悲しい。仲良い3姉妹だったけど政に巻き込まれ敵対する羽目になってしまったのよね。蕭皇太后が崩御したとたんに侵攻するのは現代で考えると人してどうかと思ってしまうのよねw)

35話からのネタバレ

 

 

華流ドラマ
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