作品情報/キャスト
リー・イートン、シュー・カイ共演・唐の建国に貢献した大将軍の息子と刺繍職人の娘が陰謀や権力闘争に巻き込まれながら成長していく人間ドラマ
平穏に包まれる唐建国後、時の大将軍・盛驍靖の長男、盛楚慕は母親から溺愛されて育ち長安城界隈では有名な放蕩息子でした。遠征先で偶然に出会った商人の娘で才色兼備の傅柔と出会い自分に振り向かせるため改心し文武両道男になろうと修行に出る。傳柔も裁縫の才を認められ後宮に登用されるが権力闘争や陰謀に巻き込まれていく
全55話で紹介
ネタバレ感想/大唐流流
第16話/叱咤される太子妃
傳柔の手助けがあって太子妃になれたのに、太子妃は傳柔と周王が外出した件を歆楠公主に話してしまったため韓王府の面目を潰してしまう。
陛下から寵愛されている韓王の面目を潰したことで太子に激怒された太子妃は口が滑っただけだと謝罪するが計算ずくだと疑われてしまいます。
韓王妃の内通者がいるのではと侍女に進言された太子妃は韓王府からやってきた侍女の冬に窃盗の罪を着せ杖刑にして解任しました。標的にされたのだと分かる韓王妃はすぐに治療するよう命じ相手は太子の妻であるためこれ以上波風立てないよう言います。
また太子妃も陛下から寵愛を受ける韓王ともめても得るものはないため、うまく付き合わなければと思います。
太子妃の妹・孫霊薇は昌国公の令息と婚約していたが皇后のお気に入りである陸雲戟の娘・盈盈がいいと白紙に戻されます。
しかし、当の本人・盈盈は1回だけあった厳子方に一目惚れしているため嫁ぎたくないと言い張ります。
傳柔は盛楚慕と久しぶりに再会し抱き締めます。陸雲戟の護衛をまだ続けることを知り傳柔は心配するが盛楚慕は何も問題ないと言います。
刺繍を歆楠公主に届けに行くと誤解が解けたためにこんな刺繍は見たときないとオーバーに褒められます。陳吉が東宮にいたので二人の友人関係は互いに不利だから出た方がいいと進言するが太子がやってきたので失礼します。
太上皇が足を滑らせて怪我をし皇后の体調が優れないので太子は変りに泊まり込むため用意を命じます。太子妃に同行すると言われるが足手まといになるからおとなしく読書でもしてろと命じます。
太子妃は鬱憤を晴らすために負傷している陳吉に趙子龍をやらせ観劇を楽しむが、殺し合いばかりの「長坂坡の戦い」を好んでみたため徳のある嫡男が産めると思っているのかと皇后から叱咤されます。陳吉と太子の関係を暴露すると怒った皇后は太子の養育と宮規を任せていた卒業間近の司徒尚儀を汚職の罪で杖刑に処します。
17話/旧友の登場
盛楚慕は妹を侮辱してわざと手を出させ陸琪を捕らえます。
陛下から「褒賞を与えるから水に流せ、蔡国公府と面倒を起こすな」と言われ、それなら妻を娶りたいと願いでます。
歆楠公主との婚姻を検討してやると言われ、娶りたいのは傳柔だと告げようとしたが太子が訪ねてきたので下がるよう言われます。
出迎える太子妃は陳吉との関係を皇后に告げたことで太子に平手打ちをくらいます。太子は司徒尚儀が罰を受けたと知りお見舞いに向かうが致命傷を受けており静かに息を引き取りました。
歆楠公主を娶りたい盛楚令は父・魯国公に身を固めたいと相談すると陛下の娘を娶るのは長男の盛楚慕だと言われます。
盛楚慕は傳柔がいいと言い、盛楚令は公主がいいと駄々こねると魯国公は仕方ないと陛下に謁見します。功績もあり娘を嫁がせてやろうと許しを得るがよく聞くと陛下は盛楚慕に嫁がせようとしているのだと気付きます。
しかし、口下手であり公主は長男に釣り合わないとでも言うのかと訴えられ、従わざる得ない状況に追い込まれてしまいました。
盛楚慕は仕方なく娶りたくても体が機能しないので跡取りは望めないと訴えると陛下に話を流せて貰えそうになるが陸雲戟が太医に診せるべきと横から邪魔してきました。
厳子方は他の海賊を殲滅させ帰還します。盈盈は嬉しくて一目見ようと街に出るが「陸雲戟は敵だから前にあげた真珠は捨てろ」と言われてしまいます。
陛下に鎮海将軍の称号を授った厳子方は四海幇主に救われ海賊になり家名に泥を塗らぬよう本名を名乗っていなかったことを伝えると偽名は不名誉な経歴と共に捨てよと命じられます。
傳柔は周王から異国の船の絵を渡されるが持っていた者の名前が厳子方だと知って驚きます。
第18話/心友の自害
歆楠公主に呼ばれた傳柔は何事かと急いで会いに行くと婚姻の件は破談になったと知らされ二人で喜びます。
何で破談になったのか不思議でいると盛楚慕が体が機能しないから後継ぎは望めないと訴えた事を知り驚きます。
太子妃の父・孫潭(秘書丞)は太子に謁見を求めるが断られてしまい帰るとすると曹内侍から負傷中の芸人を舞台に立たせたり良娣らを遠ざけたりして怒りを買ったのだと教えられます。
孫家の面目が丸つぶれだと激怒するが太子妃の妹・孫令薇から「酷い目に遭っているのは姉上の方だから家族から説教されたらかわいそうだ」と訴えられます。
昌国公の収賄と官位売買を告発する奏書と道士の許昌が皇室を呪っていると奏書が届きます。太子は汚職などあり得ないと訴え、盛楚慕は道士に悪意はないが許昌は規則の改正により出入り禁止になったから皇后様を恨み妖言を放ったのでしょうと進言します。
昌国公は許昌と懇意であることが分かり、庇うとは言語道断だと太子が叱咤されると、孫潭は昌国公と芸人の陳吉に惑わされる太子を諫めるべきだと訴えました。
「芸人の首を持って参れ、手討ちにできないのなら太子の資格はない」
刺繍を届けに行く傳柔は陛下の怒鳴り声を耳にし引き返すと出くわした盈盈に事情を話します。盈盈は陳吉を訪ね伝言を伝えるが逃げれば太子に迷惑がかかると言われます。
太子妃は自分が妹に話したから広まってしまったのだと悔やみます。太子は兵士を振り切って逃げろと叫びながら陳吉を訪ねるが迷惑を掛けないために自害しており膝から崩れ落ちます。
また楽坊の関係者も同罪とみなされ斬首、昌国公は故郷への帰還を命じられます。
韓王府の学坊であり太子らの出会いも韓王府なため、韓王は早急に詫びなければ後がないと思います。
韓王妃と太子妃は跪いて許しを請うと、太子妃は身重のため東宮に戻れと命じられます。韓王妃は盛楚令の姉であるため歆楠公主は学坊の不祥事の責任を負わせるのはいかがなもんかと訴えると韓王の面目を守るために皇后は許すことにしました。
昌国公が故郷への帰還を命じられたので縁談話が白紙となった盈盈だが、己の気持ちに正直でありたいと厳子方に会いに行きます。
第19話/上の空
皇帝は改心する機会を太子に与えるため科挙が終わったら優秀な大臣に補佐を任せると床に伏せる皇后に告げます。
文才があって度胸もある杜寧を気に入り翰林院に呼ぶよう命じ皇子たちと一緒に論じます。しかし陳吉を亡くしたばかりの太子は上の空であり欠伸ばっかりするので帰るよう命じます。
1日の外出許可が得られた傳柔は盛楚慕に会いに行くといきなり厳子方が俺の許嫁だと現われます。二人が口論となったので傳柔は間に入り生きてて嬉しいけど自分にとっては優しい兄同然な存在だと厳子方に告げます。
すると周王まで現われ衣を盗んだくせに自分のために作ってくれたと言い出します。
呆れる傳柔は実家に帰ると妹の傳音が官位についた杜寧から求婚されたと知り喜びます。花嫁衣装を見せたかったと涙を流すのでお空から母上も必ず見ていると抱き締めます。
傅音は求婚されたことを傅涛に伝えようとすると今は陸雲戟に仕えているから実家に帰ったことは口外するなと言われます。理由を聞くと家を放火したのは陸家だと知らされ敵を討ったら戻るから心配はないと言われます。
白雀が煩いからと棒でつっつく李宝林が皇帝皇后に叱責を受けいていたので傳柔は吉兆があれど民が苦しめば君主の名は傷付くし吉兆がなくとも民が豊かに暮らすなら君主となると訴えます。
傳柔は弁が立つと能力を買われ司言に任命されます。